またまた身近でがっくしする話を聞きました。
タイトル「逃げ出した責任者」
某所である事業が始まりました。
この事業が成功するためには、通常以上の工夫、努力が必要。しかし、予算はタイト!!
幾多の困難が伴うことは、事業実施主体者もうすうすわかっていました!
しかし、彼はあえて手を挙げ、受託者として事業を開始しました。
そして走りだして・・やはり予想通り、困難が多いことが明らかになってきました。
事業実施主体で企画を考えた職員は焦り、横やりを入れ始めました。
その職員はその事業についての経験が浅かったので、彼の組織はあまり話を聞きませんでした。
また、彼もその事業実施主体者と真剣に話そうとはしませんでした。
そして・・まだ事業が始まって1,2か月の時期、彼は部下を残し、自分だけこの事業からさよならをしました。
いきなり・・
成功の見込みがないと判断し放りだしたのかもしれません。
あるいは組織内、さらに地域ではエリートらしい彼を組織が守り、傷をつけないよう外したのかもしれません。
・・・下手をすれば契約違反に問われるこの行為に対し、事業実施主体の責任者もあえてその組織を責めようとはしませんでした。
責任者は地元で力を持っているこの企業を怒らして自分の将来が傷つくのを恐れているように職員には映りました。
どうにでも処理はできます。そもそもそれが発覚する頃には、責任者は交替しています。
最悪でも職員のせいにすればいいのです。
事業を投げ出した彼・・・
彼は事業主体者に対して経験者らしく、「いかにも」の話をしていました。
頭が良い方のようでしたし、場数を踏んでいるようでした。
しかし、単なる「ビッグマウス」。メッキがすっかり剥げました。
成功に導くための方法を見つけられなかったのか?
自分の考える方法も無知な職員が邪魔をするなら、その職員に止めてくれと言えなかったのか?
彼は本質的な解決策を何も取らず・・「取れず」なのかもしれません。
組織を去りました・・
残された部下たちはどうなるのか?
この事業は逆転勝利を収めるのか?
もし失敗に終わることになれば、ここにつぎ込まれたお金は・・
こんな話はこの地域ではゴロゴロしています。日本中にゴロゴロしているのかもしれません。
口ばっかりで何もできないエリートとそれを大切にする組織が幅を利かせている限り、地域は、日本は救われません。。
なかなかうまくできた話でしょ?
でも作り話ではありません。本当の話です。