本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

案外思い込みに気がつかない

2011-03-30 05:08:46 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
相談業務を担当しているんですが、メール相談なるものがありまして、最近それでハッとしたことがあります。

メールは性別がわからないんです。
会えばすぐにわかる(最近女性も羨む美しきオノコもいますが・・)。
電話だと声でわかる。

でもメールはわからないです。手紙は男女で使う言葉が違いました(過去形?)が・・

それでやり取りをしていて、数回目で初めて自分が性別を誤っていたことがわかったりして・・

匿名のブログも性別がわかりませんね・・

写真や短い文で綺麗に飾っているのは女性、文字色黒で絵文字を使わず、長い文章は男性
なんて思っていたりして・・

思い込み・・

本当ははっきり見えているのに、思い込みでまったく気付かない。

もったいない。

コワい。

自分の過去の経験があるからこそということが多いけれど、逆に自分の経験が邪魔をして、貴重なヒントを見逃しているかも。

自分に自信を持つことは大事だけれど、自分が感じている事を疑ってみたら、意外な真実が見えてくるかもしれませんね。

ちょっと意識してみよ!

当たり前すぎる話ですね。。。

でも案外忘れてるんですよね。。。。

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リーダーを目指す方は日本のために欲望を解き放って!!

2011-03-28 23:25:37 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
「リーダーを目指す方は日本のために欲望を解き放って!!」 なんて言ってみたい気分です。

「ビジョナリー・ピープル」を読んでます。数日前から読んでますが、なかなか進みません。
感動で放心状態になって、本を持ったままぼ~と窓の外を見る時間が長いから・・・

それを電車の中でやっていますので、気味の悪いおばさん状態になっていないかも心配です。
とにかくページが進まない。

それで、翻訳本(英治出版)のp69で

9.11の際、当時のニューヨーク市長、ジュリアーニ氏の言葉を見つけました。・・まさにいま、日本のリーダーに求めるもの・・

(9.11発生時のことを発言したもの)
「もし私に自分の足で市内を歩きまわるだけの積極性がなければ、市民に向かって『勇気を持て』とは言えなかった。
リーダーは楽観的でなければならない。その理由は簡単、もしそうでなければ、他に楽観的になる者は誰ひとりいないからだ」
ビジョナリーな人たちは楽観主義者であるというくだりにある引用です(原文が気になるところではありますが・・)。

いま日本人に必要なのは楽観的になること。最悪の状況にあって、悲観的に考えれば状況がマイナスの方向に振れるだけ。

たしかに、手の打ちようがない状況かもしれません。

でもいま自分たちが聞きたいのは、
いろいろやっているんですが、いまだ解決していません・・や、とにかく大変な状況です・・ではなく、

最善を尽くしている! 前に進んでいるんだ、この調子でがんばろう!!がんばっていきます!!っていう言葉じゃないかな。

日本国全体のリーダーじゃなくてもいい、復活のためにリーダーシップをとる人になりましょう・・よ。

いままでリーダーになりたいと考えていた人、あなたは何のためにリーダーになりたかったんですか?

まさかよく言われるように、娘の結婚式で「○○社長」とか、「××部長」って呼んでもらうためじゃないでしょ!

あなたはなぜリーダーになりたかったのか?
心の奥底にある気持ちを呼びさまし、解き放ち、真のリーダーになってください。

いま、私の住む日本は、一人でも多くの本物のリーダーが必要なんです!

う・・・ここんとこ、何を暑苦しくなっているんだろうなあ~~ 閉そく感かなあ~

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自分の頭の観察記録

2011-03-27 22:25:46 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
直前の記事が自分では、ちょっとヤバいかもしれないなあと思うので、あわてて別の記事を書いてます。
もともと気にするほどのアクセス数じゃないけれど、これで3月27日をクリックしてもこの記事しかでてこない・・

本当は気にしている・・んなら記事を削除したらいいんですが、せっかく書いたから・・・

さて、最近頭脳の衰えを感じます。
元々あんまり上質なものではありませんので、それが衰えると危機的です。

素質と衰えで動きが悪い脳だと、それが調子がいい時があると、それがひょっとしてあの事が脳にいい影響を及ぼしたんではないかと思い当たります。

それでいままでこれは間違いないと思っている事!!

1 外国語の音読をすると日本語を話す時に理論的にスラスラ話ができる。

すごく感じますね。
音読を真面目にやっていると例えば次の日。議論をしていて、すっと道が延びているように議論の方向が見えて、どんどん話ができる。
言葉が出てくる。・・議論がうまい人にはわからないかもしれませんが、いつもまずいなあと思っている自分は、ちょっとした違いを敏感に感じます。

ちなみに音読は、顔の筋肉が動くので、豊麗線を目立たなくする効果もあるように思います。(脳とは関係ありませんが・・)

2 文章を書くとアイディアがどんどん出てくる

話題がないと思いつつも無理やりブログを書くと・・その後、いろんなテーマを思いつく。

きちんと文章化をしようとして、文章をあっちこっちいじる作業が脳を活性化させるのかなあ~。

よくわかりませんが、自分の場合、その効果は顕著です。

このところ兎角年齢を気にしていますが、脳の使い方によっては年をとっても年齢以上に若いお仕事ができる可能性は大だなと我が身で実証実験中です。


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選挙の延期:簡単につぶやけないこと

2011-03-27 21:27:26 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
昨日だったか、ツイッターでなぜ選挙を延期しないのかというつぶやきを見て、複雑な思いになりました。

今回の地震で大きな被害を受けたり、福島原発近くで物理的に選挙が難しいところでは、延期せざるを得ないだろうと思います。
でも、その他の地域について、いまは選挙をするより、日本の復興を考えるべきだと言ってみても・・

心情的に理解はできますが、

首長、自治体議員には任期がありますので、任期を越えてその職には留まれない。

そうすると選挙を延期するとしたら、何らかの手続きをとって(特例法とか通達になるのかな・・詳しくないし、ここは言いたいことではないので省略)ということになって・・任期を伸ばす・・??

う~んそうすると延期の根拠は何?
今回の災害が特別とするとその基準って何? 

地震の規模、被害の大きさ・・?? じゃ、M9は該当で、M8.5は非該当??

被害は?20兆円だったら該当で、1兆円だったら非該当??そもそも誰が被害を正確に出せるの?

やはり今回の場合でも、選挙会場となるべき場所がなくなり、物理的に選挙が行えない場所に限定すべきでは?

地方選挙は自治体のリーダーを選ぶものであり、厳格に運用すべきもの。日程の変更は明確な根拠に基づき行うべきじゃないのかなあ。

感情に任せた判断をしたら、今後時の権力者の恣意的な判断により選挙制度が歪められる日が来ないとも限らない。

な~んて思ってしまいました。

ここまではたぶんどこかで精緻な議論がされていて、結論が出ているかもしれないので、選挙制度に詳しくない者の妄想として・・

自分がやり切れないと思ったのは、選挙延期をツイッターでつぶやいた方がどうやら国の議員さんじゃなかったかなあと・・
(もはや記憶が定かではありませんが・・)

もし議員さんであったとしたら、選挙制度の意味、選挙が地方に及ぼす影響、などなどなど・・ お考えの上の発言だったか?

議員さんが選挙について個人の見解を出される際は、熟慮の上で行うべきではないかと思っています。

ベテランの方だとしたら十分な経験がおありで、その上の発言でしょうが、もしそうでなかったら、自分の意見を先輩議員、地元の方々など、多方面に聞いた上で初めて公式な場で発言すべきではなかったのかなあと・・

たった140文字で、しかも表層を取ってリツィートされる恐れのあるツイッターで専門家である議員さんが?(何度も書きますが、議員さんというのは自分の思い違いかもしれませんが・・)

このつぶやきだけで自分はこの方に失望してしまいました。

それで、これからが言いたかったのですが、

自分の本業にしていることについて、どんなに熱い想いを持っていても、決してツイッターでつぶやいてはいけないことってあるんだなあと・・

強い想いを持った時は、しばらく寝かせないといけない・・
しかし、たった140文字で簡単にアップできます。すぐにつぶやきたくなる。

とても恐ろしいツールを使っているんですね~

ところで選挙に戻って・・復興対策で各候補の政策を聞いている場合ではないという話もありますが、それは各候補が選挙運動をどう展開するかという話ではないかなあ・・
また、選挙運動を犠牲にしても復興を支援して、その結果今回は落選したとしても、地域にとってその人は必要な人です。

候補者の方々は・・・議員になりたいの?、地域に貢献したいの?

なんか大そうな内容になりましたね。

でも、自分って有権者だし、ちゃんと毎回投票に行ってるし(当たり前か・・)。

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街頭義援金集めに思う・・

2011-03-26 11:05:45 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
今回の地震で直接被災しなかった地域(今後じわじわ影響が出ると思うけど)では、何かしなければという想いがみんなの中に高まっています。

でもそんな中でいまだに「自分は」理解できていないことがあって、それを見ると何とも言えない激しい感情が湧きあがってくるんで、ブログに気持ちを閉じ込めようと思います。

それは・・経済団体の街頭義援金集め。そこは経済団体とは言わないかもしれないけれど・・
いわゆる他でもっとすることがあるのに、街頭に立っている人たち。

特に団体名を入れた幟を立てたり、おそろいの服を着てたりしたら、災害に乗じた売名行為だと思ってしまいます。(あくまで私の感じ方)
スポーツ選手や芸能人が同じような活動をするのは、共感が持てます。
あこがれの人がやっているんだからといままでな~んにも考えてなかった人が「ハッ」と気付く可能性は大。

中学生、高校生など他にあんまり方法を持たない人がやっていたら、これも「いいぞ!!」
お金持ってないから自分のお金を寄付できないし、ボランティアに行くより今は自分の将来の事を考えて欲しい。
だから街頭で募金活動。
募金活動をして思ったよりお金が集まらなくて、大人の建前と現実を知るのも経験になると思います。

阪神・淡路の地震の際はとても意味があったと思います。
あの時はボランティアが身近じゃなかったし、すぐに寄付を思いついた人も少なかったのでは・・
また、他の時も関心が薄いなっと思った時の街頭活動効果は大きいと思います。

でも今回は義援金についてはだれでも何かを・・と考えているし、その方法もたくさんできている。

その中であえて経済団体が街頭に立つ意味・・が自分は理解できません。

使った時間に対し、いくら集まりましたか?それを数えて、まとめて、振り込む手続きにも時間がかかりますよね。

その時間があるなら、そのメンバーで集まって企業として何ができるか考え、行動したらいいと思う。
バリバリのプロなんだから、凄いことができるはずだし、各社にその資源がある。
個々の会社が負担するのは厳しいなら、その時初めて市民の方に対して、自分たちはこんな支援をしたいから一緒にお金を出してくださいって言えばいい。
個人が居ても立ってもいられないから行動に走るとは意味が違う。

ちがうかなあ・・・
それこそ、街頭で自分たちこんなことやってんですよ! なんてPRのためにやっているとしたら、その地域の人間として私、被災地の方々に申し訳ないと思います。

ところで、どこかでも書いたかもしれないけれど、被災地へのお金の提供について
義援金とか、募金とかいう言葉が、自分はしっくりしないんです。
今回の災害が想像できないくらいの規模なので、東北・関東というより、日本が大きく傷ついていて、
だから、他人のために、「義」を持ってお金を寄付するのではなくて、
投資・・今後の日本のためにお金を出す。そう他の人ではなくて自分のため。
そう思いたいなあと・・

だから自分としてはちょっときついなって思う額を・・

そして、そのお金はきちんと「復興」のために「無駄」がないよう使って欲しい。それこそ戦略的に・・

大きなお金が集まると思います。
有効に使えるようイニシアティブのとれる人が出てきて欲しいな・・

思う存分書いたんで、すっきりした!!!

あとはこの事を考えんようにしよう・・・

自分は自分のできることだけを見て、そしてやっていきます!!
きばっても空回りするから、ボチボチと・・・





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「フェイスブック 若き天才の野望」デビット・カークパトリック著

2011-03-24 00:53:02 | 本・雑誌、読書
映画「ソーシャル・ネットワーク」原作と思って読んでみました(原作ではないようですが・・)。

今最も注目を集めているSNSのフェイスブックの成長が丁寧に書かれていました。

この本は、フェイスブックのマーク・ザッカ―バーグについて書かれた本ですが、この本を読みながら、過去同様な軌跡を描いて成長した企業、マイクロソフト、グーグル、アップルについても考えました。

いまや公共インフラと言えるIT、ウェブがごく少数の企業の卓越した技術、それもカリスマというべき存在の創業者が信念を持って推進した技術に支えられていることを再認識しました。
この人たちがいなかったらいまのIT・ウェブ環境はなかったのだろう(代わる人が出てさらにすばらしいサービスを提供していたかもしれませんが)と思うと天才たちの功績に敬意を払わざるを得ませんが、ほとんど独占と言える状態が、近未来のSF映画を連想させて、経営陣が暴走してしまうと世界全体がおかしくなってしまう状況もあり得るのではと恐ろしくなります(想像力あり過ぎ?)。
また、この本の中で描かれている投資家たち、鋭い嗅覚でお金になりそうなビジネスを見つけ、大きく投資するその姿は、自分にとってはまったく別世界でこの本から受ける印象に過ぎませんが、やはり資本主義の一つの姿を表しているようで、気味悪く感じます。

フェイスブックを使っている人の滞在時間は他のSNSなどに比べ、格段に長いそうです。古くはテレビと番組、そしてゲーム、携帯電話、SNS、自分たちを夢中にさせ時間を奪うモノ・サービスがどんどん生み出され、ますますゆっくりと考える時間が奪われていきます。

しかし、SNSは単なる娯楽ではないようです。

本の中でゲーリー・ハメル氏の言葉が引用されていました。
「現在ウェブで起きているソーシャル化という変容は、われわれの大小さまざまな組織に対する考え方を根底から変えるだろう」あるいは「人間の能力を集約し増強する」方法は基本的に2通りしかない。官僚制と市場として、「そしてこの10年の間にネットワークという三番目の存在が現れた。それはわれわれが複雑な仕事を一緒に行う手助けをする。と同時に誰の声を聞かせるかを決めるエリートの権力を破壊する」

ネットワークの核心をつく言葉であり、この本の中で最も印象に残ったところです。

オバマ大統領の選挙戦(よく引用されますが)や最近のアフリカや中東の民主化の戦いなど、現実にネットワークが大きな役割を果たす事例があって、この言葉を証明しています。

ただただあこがれを持って眺めるしかない天才たちの姿を面白く追うとともに、描かれたウェブの世界を通じて、今後のわれわれの生活、考え方、あり方などを考えさせてくれた本でした。

読む人によりさまざまに楽しめる本だと思います。


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些細だけれど・・気力の復活

2011-03-22 23:20:10 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
被災地域の方、避難生活が続く方々がご覧になったら、軟弱すぎると怒られるかもしれないですが、

何もする気が起きずにただ時を過ごしていました。

そろそろ引退してもいい年代でもありますし、「自分ができることをしていこう!!」と唱えつつも、このままフェードアウトを考えてい
いのかなと思っていました。

でもやはりなんのかんの言ってもただの生物。
生きるために何かを・・という気持ちを取り戻しつつあります。

多くのボランティアの方、名もなき方々の勇気ある行動を見て、自分がやるべきと思っていたことなんて、ほんの小さいこと、やる必要なんてない!って考えていたんですが・・やろうと思います。

誰かを助けることも、誰かの痛みを一緒に分かち合うこともできないから・・自分は自分のできることをする。

それしかないと思っています。

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昨日3月20日、QAN-p定例会終了

2011-03-21 11:22:50 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
昨日は、久々のQAN-p(九州大学ビジネススクール修了生の公共経営研究会)でした。

震災の支援あるいは年度末のため、参加者3名と若干寂しいものになってしまいましたが、毎回アドバイスをいただいているM先生は、もちろん参加(というか先生がいらっしゃらないとと成り立たない)。
お忙しい中、時間を作っていただいてとても有難いです。

さて、今回は「財務把握の現状とあるべき姿」

公認会計士のNさんからの発表で、自治体職員とは異なる視点・発想で新鮮でした。
しかし、本当のあるべき姿を見せようとするには、たくさんの障害(抵抗といった方がよいか)があることが、財務分野は素人の自分にも容易に想像され、暗澹たる気持ちになりました。

国にしても自治体にしても、財務的にボロボロになっており、国民あるいは住民が実態を見るにはあまりにも遅すぎるのではないかと思えます。

ボロボロになった自治体を財務データではっきりと把握して、それで立ち直るための施策が出てくるレベルを超え、もはや我が地域が客観的な財務データで見ても何の対策も打てないということが証明される・・そんな恐ろしい事にならないかと心配です。

そうであっても現実をデータで見る、我が地域の財務がどうなっているか全体像を知るっていうことが必要なんですけれども、その取り組みを強力に推進してくれそうなところは今のところ「ない」と思います。

ついでに・・いま総務省が各自治体に求めている財務書類の整備は、厖大な事務作業を回避したモデルが提案されています(それでも結構な作業量になるようですが)。

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週刊誌の気合

2011-03-19 11:43:30 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
昨日で、東日本大震災から一週間が経ちました。被災地から遠い、福岡に住んでいても力が入りません。

できることもなく、募金と献血なのかなあと思いつつ、それでも街頭で募金に立つ人に何となく違和感を感じています。
阪神・淡路の地震の時は、確かに支援方法が分からず街頭の募金は、そばを通るだけでも被災しなかった自分たちが何かしなければという気持ちを起こさせてくれ、大きな意味があったと思います。

でもあの時の教訓を活かし、いろんなことが整って、みんなの意識も変わった。
募金にしても口座振込という形がありますし、何かしたいと思う小売店にはレジの横に募金箱が置かれています。
その中であえて街頭に立つより、その時間、経済活動に携わった方がとか、みんな他のところでやってるから集まらないだろうなとか、募金箱を開けて送る作業に手間がかかるけどとか・・と思ったりして。

所属する団体名を大きく掲げて、私たちやってますっていうのもなあ・・感傷的な行動をするより、合理的な行動で効果的な支援。

さて、募金の話が本題ではなくて・・力が入らない自分の家に届いたのが日経ビジネス 2011年3月21日号

「3.11 日本最大の試練」
発売日の関係もあるし、まだ取材できない地域もあるだろうから記事の踏み込みは今一歩なのかもしれませんが、やはりプロだなあと・・(当たり前だけど)。

ブログは現実に向き合えなければ休めばいいけれど、定期刊行しているものはそうはいかない。
個人が被災地の方の気持ちを推し量れず、沈黙していても、メディアはそうはいかない。

最大限の配慮をしつつ、伝えなければならないことを伝える。

日頃偉そうなことを書いていても結局それは平時だから言えることで、ときには非難を受けることを覚悟できているかというとできていないなあと・・

落ち込んだままです。これじゃいかんです!!

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「ソーシャルメディア革命」立入勝義著

2011-03-17 05:01:07 | 本・雑誌、読書
ソーシャルメディアに関する本を何冊か読んだんですが、この本は今起こっているソーシャルメディアの拡大について、俯瞰的に考える際のキーワードを提供している本かなと思いました。

アメリカでの状況、ソーシャルメディアがビジネスでどのように使われるか、日本にソーシャルメディアが根付くのか、日本の特異性は何なのか、それが今後の普及にどう影響するか等。

日本が目指すべき方向を考えつつ、日本はこうあるべきという押し付けがありませんで、読んだ者が自分なりに考える余裕を与えてくれます。

ソーシャルメディアをビジネスで利用しようとする際に、読んでおく本なのかなと思います。

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救援情報の体系的な報道を

2011-03-16 00:48:28 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
被災地の外の人間がどんなに想像しても被災地の方々の現状・お気持ちは想像できないと思っております。

しかし、九州に住む自分もしばらくの間、地震、津波前と同じ気持ちに戻れないと感じております。

水や食料、寒さの報道があるたびに、いつになったら必要なものが必要な人の下に届くのだろうと思っております。

ネットにはたくさんの情報があるようですが、やはりテレビで道路やその他インフラの復旧状況や国・各自治体、非営利団体の支援状況を体系的に知りたい。

避難をされている方の様子を伝えることも大切だとは思うけれど、その方々がいつになったら少し安心できるか、その情報を提供して欲しい。

自分は何もできないけれど、同じ日本の中に大きな災害に遭われた方がおられて・・
その方々が、被災地の外にいて心配することしかできない者が、大きく波立つ気持ちを押さえられるよう救援状況の確かで体系的な情報が欲しい。
各局が同じような報道を流していますが、少しだけ横並びを止めて、視聴者の気持ちを見て欲しい。

追記:お金のこと
いろいろな組織が義援金を集めています。当面の物資購入に必要だと思いますが、一つに集めて復興に役に立つように計画的に使えないかと思います。
国も地方も財政状況が厳しく、最優先にしても復興にどれだけお金が出せるかわかりません。それぞれ精一杯の最善の策を取られるとは思いますが、各組織がバラバラにお金を使うと無駄が出るような気がします。


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「孫正義「規格外」の仕事術」三木雄信著

2011-03-15 00:23:10 | 本・雑誌、読書
今日(昨日)も東北関東大震災の状況を知らせるニュース番組が一日中流れ、被害がさらに明らかになっています。
余震などで、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

そして被災地から遠い自分ができることは、ただ日々の生活をいままでどおり送ることだと考えております。

・・・2月の終わりから読み始めたこの本をやっと読み終わりました。

すでに一度ブログに書いておりまして、その時と同じようにやはり孫氏に近い方が書いたちょっと身びいきの本かなというのが、
全体的な感想です。

本の作りはともかくとして、孫正義氏という人物は・・

やはりこの方がいなかったら、いまの日本は少し違っていた。
この方がいなかったら、日本はいまよりもさらに世界から遅れていただろうと考えざるを得ず、やはり天才と言われる経営者なのだろうと思います。

読み始めると他の一般的な日本人とは違いすぎる人生観、行動などなどに惹きこまれ、しかし普通の人との生活とはあまりにかけ離れているために、すぐに疲れて本を置いてしまう・・の繰り返しでした。

凡人には「あまりに眩しい方」について書かれた本ですが、こんな人生があるなら、普通の人も少々の冒険をしてもいいのではないか、自分をとことん信じて行動すれば成果はついてくるのではないかと・・思わせてくれる本です。

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できること(自分のための備忘メモ)

2011-03-13 15:14:03 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
朝起きた時、被災地から遠い九州に住む私でも、3月11日に起きたことが夢であって欲しいと願いました。

しかし、やはり現実です。

自分が何もできないとぐずぐず思っている間、本当に何かせねばと思った方は、ツィッターなどで災害情報のリツィートやURLの紹介をされておりました。

体制が整わない今の状況では、個人で物資を送ってはいけない(既に被災地への配送は受け付けていないようです)。
医療や救助の経験がないものは現段階で、現地に近付いてはいけない。

献血もやはり状況を見ながら。血液は生ものだから継続的に供給が望ましい。

自分ができることは、復興に向けたお金を出すこと。

被災された方の支援ではなく、自分の住む日本のために、義援ではなく、出資。

しっかり考え、自分がこれだけ出したら苦しいなと思う金額を、一番活かして使ってくれそうな組織に送る。
助けるのではなく、自分のために出すお金です。

どの組織に送るかをちゃんと調べて、じっくり金額を決めたいと思っています。

昨日、今日と何もする気がしませんが、直接的な貢献が何もできない自分は、せめていままでどおりの生活をきちんと送っていかねばと思っています。


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いま起こった事の大きさを・・(2)

2011-03-12 07:26:58 | 日記(日々の出来事)
最初の大きな地震から一夜明けて、被害の状況がわかってきているようです。

余震や津波、火災など続いております。

福島第一原子力発電所も心配です。

昨日は、自分が何もできないことを「これではいけない」と書きましたが、
自分の気持ちなどどうでもいいことです。

日本中の人が被災地を気遣っていますが、

被災地の外の者は、落ち着いて状況を静観するしかないと思います。

医療や救助など緊急対応の専門家以外は、被災地に入らないようにしなければならないと思います。
善意が混乱を招くことを避けなければいけないと思います。

Twitterなどに、多くの情報が流れています。
重要な情報が見落とされないよう、不要なことは書き込まないようにします。











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いま起こった事の大きさを・・

2011-03-11 21:34:06 | 日記(日々の出来事)
大きな地震です。

大変な被害が出ているようです。

とても大変な事なのに、何もできない自分がいます。

それではいけないと思っています。



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