本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「白夜行」東野圭吾著

2014-01-26 21:39:06 | 本・雑誌、読書
文庫本で854ページ、長いです。

映画にもなった有名な小説ですが、今頃読んでいます。

今まであまりミステリーを読むことがありませんでしたから、ミステリー小説自体が新鮮です。

多彩な表現が、ゴテゴテした感じもなく、小気味よいです。

父親を殺された男の子と容疑者の娘である女の子が主人公。と言っても第三者的に書かれています。
あちらこちらに伏線があって、飽きずに読めました。

時代背景として出てくるその当時起こった事件や流行ったものがその時代を実際に知っている自分にはとても懐かしく、そういう描写が出てくるとその場面を映像として想像できました。

とても楽しめたけれど、読んでしまうとハイ終わりという感じで、この作品に限らず、所詮フィクションよねという感想で終わってしまって、単純に小説を楽しめない自分が寂しいです。




コメント
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