本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

生きるために本を読む習慣を

2015-03-22 21:01:54 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感
このところ、うんざりすることが多くて気持ちを整理するためにやたらと本を読んでいます。

本を読むと自分が考えていることが小さなことのように感じたり、嫌なことばかり考えていたのが、大したことじゃないなと思えたり・・・助かっています。

テレビを見て気分転換をはかるのもいいですが、テレビは映像がストレートに入ってきてあんまり考えなくていいので、いい話もその場限りで後に残っていない気がします。


さて、我が両親80代です。

父親は時々痴呆が出ていますし、母親はそんな父と二人暮らしの生活に疲れているのかなあと感じます。

気にはなるのですが、一緒に住めずに申し訳ないなあと思っています。

母は昔ながらの人で、子を心配させまいと頼みたいことも言い出せないでいるんじゃないかな。


それにしても世の高齢者の元気度の違い、ものすごいものがあります。

我が父母の周りは高齢者ばかりですが、80をとっくに過ぎているのに、畑仕事ぜんぜん大丈夫だという人もいれば、我が父母のように何もできないでいる人もいる。

ご高齢の方々を見ていて、60代ぐらいから違いが出て来るかなと感じています。

もちろん健康に気を付けているってことがあるんでしょうが、気の持ちようが人生を変えるんじゃないかな。

何かに打ち込んでいて、それを続けるために元気でいるんだっていう気持ち。

気持ちさえ、しっかりしていればと思います。

だから、父母にも頑張ってほしい。

前向きな気持ちさえ持てば、もっと違った毎日が送れるのにって思います。

だから、同じ世代、前向きに生きている方々が書いた本、あるいはその方々を書いている本を読んで欲しい。

例えば稲盛和夫氏、例えば先ごろ亡くなられたけれど、亡くなるまで前向きに生きておられただろう高倉健氏。

しかし、父母には読書の習慣がありません。

本を読んでみて・・・と言ってみましたが、その気はないみたいです。

高齢になると自分の経験から学んだことを行動の基準にしてしまうけれど、それが正しいとは限らない。

いろんな情報を入れて、考えて、修正をしていくことが大事だと思うんだけれど、その効果的な手段である本を読むという習慣がないのは生きていく上で大きな損をしているんじゃないかと父母を見ていて感じます。
コメント
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