福岡、本日雨です。しとしとと降っています。
ツツジの花が雨に濡れてきれいです。新緑も鮮やかです。
さて、昨日は母の介護サービス担当者会議に家族として妹と2人参加してきました。
ケアマネージャーさんの事務所が土曜、日曜はお休みのため、通常の会議は平日に開かれていて、家族はほとんど参加できていませんが、
今回は母の介護度の変更を申請するため、私たち家族の都合に合わせて土曜日に開いていただきました。
コロナ流行依頼、施設の面会が禁止や制限をされ、ケアマネージャーさんさえ、施設入室禁止で、母の様子がずいぶん長くよくわからなかったんですが、いまはやっと平常に戻った感じです。
母は介護施設に入居し、デイケア、デイサービス、そして介護ヘルパーさんを利用しておりまして、各担当の方が最近の様子を説明してくださいました。
父親(既に亡くなりましたが)の介護が始まった頃は、何もわからず、ただ元気に過ごして欲しいという思いから、当事者の父、母に「健康に過ごすため、運動した方がよい」とか、「食べ物はバランスよく」とか顔を見るとうるさく言っていました。
でも、あれから10年近く経った今、我々娘たちが母に願うことはただ日々穏やかに過ごしてもらうこと。
朝、目が覚めて、食事をして、日中をゆっくり過ごし、週に2,3回お風呂に入って身体を清潔に保ち、夜は眠くなったら眠りにつく。
昼間も眠かったら眠っていても大丈夫。
高齢になった父母に接して学んだことだけでなく、自分たちがそれなりに年を取って、やっと気がついたこともあります。
昔、特に先に介護が必要となった父に対し、「がんばれ、がんばれ」と言い続けて、
父のやすらぎを奪ってしまっていたんだなあと今は理解できて、申し訳なかったなあと。
だから、母には、介護度が上がって利用できるサービスが増えたとしても母が望まないことはしないようにしようと思います。
逆に母が望むなら、たとえ担当者の皆さまが、もうそんなに頑張らなくても・・・とおっしゃっても、母の選択を尊重しようと思います。