昨日、午前0時過ぎ、しばらくぶりに離れて暮らす娘と話ができました。
メールやら着信やら留守電やら様々な形跡を携帯電話に残していたのに何も音沙汰なし。
事件に巻き込まれていたら、会社の方から連絡あるよねっとちょっと青くなって・・
毎日午後10時、11時の帰宅らしいです。
まだ、採用1年目なのに何故に・・
久々の会話で仕事ぶりがわかりました。
会社話題定番の上司の不満いっぱいだったけれど、働く楽しさに目覚めていく娘の成長がちょっと・・いえ、かなり嬉しかったですね。
それにしても長時間労働は仕事がたくさんあるというよりは、マネジメントの悪さ・・きちんと管理できていれば短時間で終わるものが、そうはなっていないようです。
娘の様子を思い浮かべながら、日本中よくある話だとつらつら考えるとこれは労働者の方が労働時間にお金が払われないことを容認しているせいではないかと。
自分の働いた時間よりも少ない時間外手当(いわゆる時間外手当未払状態)だったり、ちょっとした時間を労働時間とカウントしなかったり・・
そうすると経営・管理の側もそのくらいサービスでやれるはず。
ちょっとくらいはかどらなくても手当を払わないなら時間がかかっても、まあ仕方ないかとか思っていないか。
これは労働者が厳密に働いた分を要求していなかったり、自分がはかどらないからお金貰わずやりますっていうのが美徳だと思っていたり・・
労働者がきちんと要求していて、きちんと払うシステムができていたら、時間を使うってことはお金を使うってことだから経営側も効率を上げることを求めるし、そのシステムをきっちり作っていたはず。
ある程度同じ評価の人には同一賃金を払うとしたら、個々人が同じように能力が引き出せるよう、会社はマニュアルを整えたり、訓練に力をしたり・・
働いた分は1分でもきっちり貰うっていう西洋的な考え方だったら、無駄な費用使わないように経営側で生産性を上げるシステムを構築したはず。
でもそれがなかったから、なんとなくだらだら働きができてしまった。
そしてそれが日本の生産性の低さの原因の一つ。
結局労働者がきちんと自分の権利を主張しないことが短期的に会社の利益になったとしても、長期的に見たら非常にマイナスではないか・・
そして日本経済が比較的良かった時を生きてきて、いまや経営者に近い人たちの考えが「長時間労働=一生懸命働いている」になってしまっているから、テキパキ働いて、勤務時間後は自分の時間を過ごしたいと思っている若手をいやいや会社に縛りつけているのではないか。
いまさら会社が厳密な労働時間管理をしても、行政機関による適正指導が行われても、ちょっとやそっとの期間でどうにかなるレベルじゃないですね。
時間管理に甘い労働者が、ゆるい経営の会社を育て、日本全体の生産性を低水準にしてしまった。
ではないでしょうか?
メールやら着信やら留守電やら様々な形跡を携帯電話に残していたのに何も音沙汰なし。
事件に巻き込まれていたら、会社の方から連絡あるよねっとちょっと青くなって・・
毎日午後10時、11時の帰宅らしいです。
まだ、採用1年目なのに何故に・・
久々の会話で仕事ぶりがわかりました。
会社話題定番の上司の不満いっぱいだったけれど、働く楽しさに目覚めていく娘の成長がちょっと・・いえ、かなり嬉しかったですね。
それにしても長時間労働は仕事がたくさんあるというよりは、マネジメントの悪さ・・きちんと管理できていれば短時間で終わるものが、そうはなっていないようです。
娘の様子を思い浮かべながら、日本中よくある話だとつらつら考えるとこれは労働者の方が労働時間にお金が払われないことを容認しているせいではないかと。
自分の働いた時間よりも少ない時間外手当(いわゆる時間外手当未払状態)だったり、ちょっとした時間を労働時間とカウントしなかったり・・
そうすると経営・管理の側もそのくらいサービスでやれるはず。
ちょっとくらいはかどらなくても手当を払わないなら時間がかかっても、まあ仕方ないかとか思っていないか。
これは労働者が厳密に働いた分を要求していなかったり、自分がはかどらないからお金貰わずやりますっていうのが美徳だと思っていたり・・
労働者がきちんと要求していて、きちんと払うシステムができていたら、時間を使うってことはお金を使うってことだから経営側も効率を上げることを求めるし、そのシステムをきっちり作っていたはず。
ある程度同じ評価の人には同一賃金を払うとしたら、個々人が同じように能力が引き出せるよう、会社はマニュアルを整えたり、訓練に力をしたり・・
働いた分は1分でもきっちり貰うっていう西洋的な考え方だったら、無駄な費用使わないように経営側で生産性を上げるシステムを構築したはず。
でもそれがなかったから、なんとなくだらだら働きができてしまった。
そしてそれが日本の生産性の低さの原因の一つ。
結局労働者がきちんと自分の権利を主張しないことが短期的に会社の利益になったとしても、長期的に見たら非常にマイナスではないか・・
そして日本経済が比較的良かった時を生きてきて、いまや経営者に近い人たちの考えが「長時間労働=一生懸命働いている」になってしまっているから、テキパキ働いて、勤務時間後は自分の時間を過ごしたいと思っている若手をいやいや会社に縛りつけているのではないか。
いまさら会社が厳密な労働時間管理をしても、行政機関による適正指導が行われても、ちょっとやそっとの期間でどうにかなるレベルじゃないですね。
時間管理に甘い労働者が、ゆるい経営の会社を育て、日本全体の生産性を低水準にしてしまった。
ではないでしょうか?