夢七雑録

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パリ(6)

2010-08-12 19:18:57 | 大正時代の絵葉書による海外の旅


 上は、裁判所とサント・シャペルを描いたTUCKのポストカードです。今との違いは、行きかう人々と車ということになるでしょうか。

 上のカードは、サン・ジャックの塔の写真で、YVON社製です。前景になっているのは、シャトレ広場にある、ナポレオンのエジプト遠征記念円柱の下部、パルミエの泉のようです。その説明書きによると、13世紀半ばから1357年まで、この場所には上流市民の拠点であった会議場があったということです。

 上のカードは、ルイ・フィリイップ橋の写真で、YVON社製です。この橋は1862年に架けられました。

 上は、メディチ広場(現在はエドモン・ロスタン広場)とパンテオンを描いた、TUCKのポストカードです。この絵では人通りが少ないように見えますが、ここは、100年前から人通りの多い場所であったそうです。


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