( 鯛焼き 奈良県御所市「日本一たいやき」) 2012/1/1
■2012/1/1(日) 曇時々晴
いつもに比べるとあまり寒くない元旦ではなかったでしょうか。
去年は、大晦日の夜から雪が降りはじめ、足元にも雪が積もって、元旦の朝は
とても寒かったことを思い出します。
■2011年元旦 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/d8a34b6c08ea656d34b6c528a4482561
▼2012年元旦 ( 14:00 葛城古道より 奥に見えている山は金剛山 ) 今年は参道に雪はなかった。
昨晩仕込んでおいた お屠蘇、 そしておせちと雑煮 それにブリの刺身、祝い焼き鯛と
昨年と違うのは、祝い焼き鯛が追加されたことでした。
もちろん私が要求したわけでなく、妻が橿原の馴染みの魚屋さんに頼んだもの。
特にお祝いするような具体的な理由はないのですが、なんとなく明るくない世相の中、
「新年から鯛でも食べて、景気良く元気にスタートを切りたい」という気持ちからのようでした。
(気がついた時には、分けられていたので鯛の塩焼き写真は撮れてません)
我が家のおせちは ・たづくり ・昆布巻き ・黒豆 ・たたきごぼう ・酢れんこん ・海老 といった 縁起物は
結婚以来、毎年材料を仕入れて大晦日の午前から妻が手作りしています。(雑煮は元旦朝)
●たづくり ・・・ 江戸時代、カタクチいわしが高級肥料だったところから 「豊年豊作」でありますように。
●昆布巻き・・・ 「よろこぶ」ことが、たくさんありますように。
●黒豆 ・・・ 全員が、1年まめに「元気に」暮らせますように。
●たたきごぼう・・ごぼうのようにしっかり根を張って「安定した」年をおくれますように。
●酢れんこん・・・長い茎の穴から しっかり「見通し」がききますように。
●海老 ・・・長寿を願って
無病息災を祈って 「ほふる・よみがえる」 意味のお屠蘇で始まり、しめ縄や鏡餅にだって 意味があります。
考えてみれば、正月特に元旦は、神様を迎える『縁起の塊のような日』といえるでしょう。
▲中鉢に取り分けた2012年の私のおせち・鰤刺し・お雑煮 そしてお屠蘇
2012年も沢山の美味しい日本酒、美味しい食べ物との出会いがありますように・・・
この日の朝の太陽に特別なパワーを感じ、信じるのは、世界でたった一民族、日本人だけだとも聞きます。
私は、敢えてこんな感性は、いつまでも大切にしてほしいと思います。
昼からは、地元の一言主神社へ 葛城古道沿いにある狭い境内は、人でいっぱい。
「ひとことだけ願いをかなえてくれる」ことで、時おりTVにも取り上げられ、秋の観光シーズンには
小さな道に大型観光バスが列を作るシーンも珍しくありません。
初詣を済ませて、立ち寄った「日本一たいやき」 20分待ちで、手にしたのが写真の「たいやき」
うす皮で、あんこたっぷり、さっくりと私好みの鯛焼きでありました。
塩焼きの鯛に始まって、あんこたっぷりの甘い鯛焼きで終わる。
正月早々、この鯛はハッピーエンドたい!
今年も どうやら お酒の道以上に 甘党の道も外せそうにありません。
(寅)