一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

賞味期限の日の「シュトーレン」  1/11

2012年01月11日 22時20分15秒 | 向こう見ずな「食べ物」?

( ROYCE「シュトーレン」 ) 2012/1/11

■2012/1/11(水)

風も凍(こご)えるように寒くなってきた夜。明日は、新年最初の寒さの底となりそうだ。

日本列島の背中(日本海側)は、東北・北陸はもちろん

山陰から九州にかけても雪だるまのマーク

ここ葛城の郷もいつ真っ白になっても

おかしくないほどの冷たさだ。

 

さて、真っ白と言えば、今日賞味期限を迎えた前回の「シュトーレン」は どうなった?

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/0863798d4d56fcf02ac3a7ffe4c82eff

ブログに紹介した2日前の残存率が 75% だとすれば

今夜の残存率は、 35%(写真) 

といった感じだろうか。

(思ったよりは、減っているみたいだけど まだ1/3もあるな~)

 

私の「何なら食べるの手伝ってやろうか」といった言い方が、しゃくに触ったのか

「手伝わなくていい~」だった。

向こうは向こうで、「素直に 食べたいと言えばいいのに・・・」

思っていたのかもしれないが、

さすがに今日が賞味期限だけに「できるだけ今日中に」 という気持ちだけだった

 

なんだか意地の張り合いで、遠慮の塊のように残って、 まもなく日付変更線をまたぐ(であろう)

「シュトーレン」なのだった。

(寅)

 

 

 

 


『時代劇危機一髪!!』 2012年 TV時代劇は、風前のともしび  1/11 

2012年01月11日 21時30分00秒 | 「所感」もろっもろ~

( NHK「クローズアップ現代」より) 2012/1/11

 

■2012/1/11(水) 曇時々晴

今夜のNHKクローズアップ現代は、 『時代劇危機一髪』と題し、TVから時代劇が無くなる危機を特集していた。

(1972年) 32番組 ⇒ (1982年) 18番組 ⇒ (1992年) 13番組 ⇒ (2002年) 10番組 ⇒ (2012年) 1番組

とこの40年で32番組あったのが、たった1番組に激減。 まさに風前のともしびだ。

 

番組では、

かつて東洋のハリウッドとまで称された 京都・太秦(うずまさ)の閑散ぶり。

時代劇が培ってきた 時代衣装や所作、殺陣(たて)の伝承が、廃(すた)れてしまうんではないか、といった

文化伝承の危機感が語られていた。

山田洋二監督が、韓国のように国がバックアップして「時代劇」を日本の文化として世界に売り込むバックアップを

すべきだと訴えていたが、私も同感だ。

今この日本の時代劇に注目しているのは、アメリカやヨーロッパの人たち。 

なんとなく 欧米の人たちが、日本酒片手に 「JAPANESE SAKE!」と歓喜していたシーンとイメージがだぶってしまった。

昨年、韓国のマッコリに日本酒の輸出額が、初めて抜かれた。 私に言わせれば「マッコリ」は、日本のお酒のように

高度な清酒(透明)技術を編み出せなかった途上の酒、そういう酒にブームとかで逆転されたことが 歯がゆくてならない。

これにしても 食文化として 国がもっと支援すべきだ。 

車や電気製品にしても 韓国の躍進に素直に学ぶべき点は多い。 

 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/502bb83e2757cb71eb1d1febae2df4c2

 今年唯一のTV時代劇は、11月にもこのブログに紹介した 「おりん2」 今日のクローズアップ現代に

青山倫子さんがインタビューを受け出ていた。 着物姿だったが、久々に 彼女の普段着のしゃべりを聞いた。

 

「時代劇」風前のともしび  復活の期待を「おりん」の肩だけにしょわせるのは重すぎる。

『温故知新』  日本人は、もっとこの意識に目覚めてもいいと私は思ったりもするのだが・・・

(寅)