一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

山火事だ~! 燃える若草山見物に18万人とは恐れ入った。  1/28

2012年01月29日 23時10分15秒 | 「催し」ものは何かな?

( 奈良市・若草山土産店「春日野」横 ) 2012/1/28  18:45

 

■2012/1/28(土)

以前は、成人の日の晩に行われていた「若草山の山焼き」 成人の日が変動するようになって

最近は、1月の第四土曜日 18:30~が、定位置になった。

雨が降るわけでなく、天候に恵まれたが、さすがに夜は底冷えする。

 

「若草山 山焼き」 この人為的山火事が18万人もの見物客を呼ぶ一大イベントになっているが、

このいわれは、諸説色々とあるようだ。

ただ、私は 山を焼き払うから 「1月の大厄払い」と勝手に呼んでいる。

 

600発の花火の後、18:30に一斉に点火されると ビチビチ・バキバキと音をたてて

オレンジの炎が、溶岩のように燃え広がる。

素直に歓べないような光景で、何も知らなければパニック「山火事」に映らなくもない。

昔の比叡山の焼き討ちなども夜にこんな感じで、燃え盛ったんだろうな・・・と思った。

 

当然、放火などによる山火事防止の役目もあるらしい。

いつもは、東大寺あたりで降りて見ているが、今回は、花火が済んだ瞬間から再度 坂を上がって若草山に近づいた。

 

(2012/1/28 16:00) 若草山前

(2012/1/28 18:45) 若草山前 ほぼ同じ場所 2時間45分後

見どころは、わずか10~15分ほど

それにしても 寒くて くしゃみが止まらなくなった。

風邪ひいたみたい・・・

さて 厄払いの効果は? いささか疑問を抱えながら帰路についた。

(寅)

 


私が奈良に行くと不思議といい天気。 若草山での麺食いも悪くない。 1/28

2012年01月29日 21時28分40秒 | 「催し」ものは何かな?

(若草山 鹿せんべい飛ばし) 2012/1/28  15:00~16:30

■2012/1/28(土) 

 

▲山焼き前の若草山で、鹿せんべい飛ばし           ▲ 外国の方も汁ものに舌鼓

  

▲ 遠くへ飛ばそう!鹿せんべい                         ▲汁ものテント

 

▲西吉野ぼたん汁          ▲若草山特設ステージ

 

▲ 吉野くずうどん           ▲ 消防団員による山焼きの準備

 

お酒を呑んだ後、春日大社横を通り 若草山へ向かった。やがて上空は、青空に変わっていった。

春日神鹿の像 流れているのは、もしかしてお酒(春鹿)か?

私の興味は、鹿せんべい飛ばしよりも 各限定300杯の汁物5種の屋台テント

私が食べたのは、 「ボタン汁」「吉野くずうどん」 とても美味しかった。

外国人のグループも舌鼓。

やがて陽の傾きと共に せんとくんも登場。ステージが照明で明るくなり、

18:30からの山焼きの準備が進んでいったのだった。

(寅)

 


まもなく現店舗での営業終了の「もも太朗」さんへも 1/28 

2012年01月29日 18時02分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 風の森&蘇&ほうじ茶  奈良市三条通り「もも太朗」 )

 

■2012/1/28(土) 

「酒蔵ささや」さんにて5銘柄の奈良の日本酒を味わって1時間ばかり居たことになる。

猿沢の池近くで昼食をした後、1/29 この日曜日で現在の店舗営業を終える「もも太朗」さんへ

 

社長は、橿原市のスイーツコンテストから間もなく戻って来るところらしく、

お店はてんてこまいしていたようだ。

「奥で、勝手に試飲してていいですよ~」と言われ「ラッキ~!と思って

試飲用の瓶から利きちょこに1杯目の酒をそそぎ始めたら 社長が帰ってみえた。

▲奈良県産の日本酒がずら~り

「これが、今日橿原のスイーツコンテストに出した「蘇」というお菓子の切れ端ですわ」

と社長は、私が頼んだお酒「風の森」に追加してくれた。

 

でも付き添った女性から「他の出展者のスイーツが、全てパステルカラーなのに

うちだけこんな地味な色しているから 何これ?みたいな感じで 審査の際、

うちのが一番最後まで残っていて・・・」

 

「わかる わかる」声に出さなかったけど思わず゜頷いてしまった。

 

食べるとなんだか芋みたいですけど・・・  「芋ですわ~」 えっ乳菓だとばかり・・・

何だか不思議なお菓子だった。  商品化するかどうかは、これかららしいが、

折角だからもうちょっと 日本酒に合う観点で、開発してみてはどうか!?

と思わないでもなかった。

表通りでは、「梅乃宿」の酒粕で作った甘酒とその酒粕を販売。

夕方になり日が傾くに連れ、三条通りを東に上がってくる人が、どんどん増えてきた。

「社長、次はJR奈良駅の新店舗に、寄せて頂きますね。」と言って店を出た。

(寅)


奈良市「酒蔵ささや」で味わったお酒たち     1/28   

2012年01月29日 13時17分56秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「酒蔵ささや」の冷蔵ケース 奈良酒がいっぱい!)

 

■2012/1/28(土)

記憶が風化しないうちに 奈良市「酒蔵ささや」で、味わったお酒たちを 記録しておこう。

( 今まで飲んでいないお酒を中心に味わってみた。)

 

▼まず最初は、菊司醸造「くらがり越え」しぼりたて生原酒

芭蕉の俳句に由来する生駒の「暗(くらがり)峠」からの銘名か

味は、辛口で飲みやすい

狭くて暗い「くらがり峠」を越えた後の ほっとした気持ちと言えば近いかも

 

▼二番目は、西内酒造「大名庄屋酒」にごり酒

甘すぎない? ことを確認してから注文

甘すぎずほんのり、機械でくだいた細かい米の食感が、アクセントになっている。

最初ほんのりだけど 甘くみると怖い、 19度だから 後味に強いものがある。

 

▼三番目は、油長酒造「鷹長」菩提元づくり

日本酒度・酸度の座標軸を確認すると左上に振り切っていたので

よもや 「仙禽」よりも強烈に甘酸っぱいのか!? と警戒したが

角の取れたいい感じに旨味のつまった且つすっきりした味わい。

この銘柄も 確か 希少酒のはずだ。 この酒も良かった。

 

そして四番目が、前述記載のマスターおすすめの 芳村酒造「稲戸屋」大吟醸

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/777ad820e19117ce839dd7afa121b621

 

▼最後、五番目。 葛城酒造「百楽門」万里で〆た。

四番目の「稲戸屋」大吟醸があまりに良くて、「万里」の気分が味わえなかった。

「百楽門」の中でも特に人気の万里 なのに・・・

飲む順番って結構大事だ。

 

五杯目に入る頃、日本酒好きの若いご夫婦が入ってみえた。(城陽市からだと)

このお店が、2月いっぱいだと知ると

「え~っ、今日初めて来たのに じゃあ閉店まで毎週来ないとね」とご主人に言っていた。

 

奈良県の美味しいお酒の発信店 清酒発祥の地・奈良の日本酒のことを思えば 

この店の存在価値はまだまだ充分にあり

と私などは、思うのだが。

(寅)