( 酒屋八兵衛「吟生にごり酒」(悪魔の酒) ) 2012/1/30
■2012/1/30(月) 曇~晴~夜・雪 ~星月夜
夜、最寄りの駅を降りると、暗い闇の中から、白い冷たい物が降ってきては顔にあたりだした。
粉雪が降り始めた奈良・葛城の夜 葛城山はうっすらと白く闇に輝き、まだ春は遠いようだ。
この夜、私の手元には四合瓶のにごり酒。 今日は、奈良のお酒ではなく、三重県多気の酒
元坂酒造「酒屋八兵衛」の女将 桐子さんに 「その酒、どこで手に入るのですか?」と聞いて
教えて頂いた店が、梅田第二ビルの「山長酒店」。キタのサラリーマン憩いの場として有名。
私も以前 ここの立ちにチャレンジ、新装大阪駅の帰りに寄ったが、日曜日で休みだった。
今晩は、帰り道に梅田まで足を伸ばして、再び天王寺に戻るという1時間半の寄り道。
愛するお酒の為ならば 人生の内の1時間半なんてなんのその。
さすが「山長」の冷蔵ケースは、なかなか魅力充分だ。
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上段にしっかり「酒屋八兵衛」が鎮座
そして好みの「大信州」に
「高清水」
私好みの酒ばっかりだ
そしてその横には、広島・呉の酒「雨後の月」
もちろん「梅乃宿・辛」や「小左衛門」なんてのも並んでる。
お兄さんに写真撮っていいですか? と聞くと どうぞどうぞ撮ってください!だった。
写真を撮り終えて「八兵衛の吟生にごり酒 四合瓶をください。」と私が言うと
「くれぐれも開けるとき注意してくださいね。」と兄さんに念を押された。
「店舗後ろの立ち飲み店もどうですか?」とすすめられたが、
「今夜は遠慮しときます。」と家路を急いだ。
雪が積もると帰れなくなるから
さて、雪の中を雪のような白い酒を手にし お土産をもらった子供のように嬉しさ満面で家に帰りついた。
女将さんは「悪魔の酒」なんて言ってたけど・・・ 私にかかると、そんな酒こそ「天使の酒」に
封切りは、節分を過ぎてからに決めた。 吹きこぼさないように注意して開けなければ。
「ん? カレーうどんと合う」と書いてあったから 私もやってみようと思う。
得意の「My 鍋焼きカレーうどん」で「吟生にごり酒」をやる。
今年も多気の銘酒「酒屋八兵衛」シリーズ
心にしっかり栓をしてないと
期待が溢れ出そうだ。
(寅)