10月21日午前5時58分
雲海に浮かぶ八ケ岳連峰 ホテルの窓から撮影
白内障の術後1ヶ月が経過した夫、視力も安定し、車の運転、ゴルフも解禁となりました。
そこで痺れを切らしていた夫からの提案で急遽、久々に夫婦水入らずで遠出をすることになり、
行き先は八ケ岳の裾野に広がる蓼科です。
<遠方に見えるのは八ケ岳連峰>
お天気も上々、中央高速をいつになくスピードを出し飛ばす夫、良く見えるのが嬉しくてたまらないようです。
もともと車好きの彼でしたから、心弾むのもよくわかりますが、もう歳なのだから安全運転でね。
術後3ヶ月は登山は禁止ですので、今回も山登りはお預け、軽いハイキグとゴルフを楽しむことにしました。
全て夫が計画し、私はついて行くだけ!初日は信州の紅葉の名所、奥蓼科の横谷渓谷へ。
残念ながら紅葉は既に終わりかけていましたが、渓流沿いには滝がいくつかあり、整備された遊歩道もあります。
流れる渓流と滝から、マイナスイオンを胸いっぱい吸い、リラックスした1日となりました。
横谷渓谷の駐車場に車を止め、歩きはじめます。
本来はオシドリ隠しの滝まで行く予定が、王滝~オシドリ隠しの滝間の端が崩落、
王滝展望台から先は通行止めとなっていました。しかしそこまでで紅葉と見事な滝の流を充分楽しめます。
それでは滝めぐりをご一緒にどうぞ!
<乙女滝>
最初の見所です。
水飛沫をあげて勢いよく流落ちる落差15mの滝は、とても豪快!
乙女滝というよりはむしろ男滝という名のほうがふさわしい気がします。
面白いことに横谷渓谷の滝にはマイナスイオンシ指数が滝ごとに表示されています。
この乙女滝はマイナスイオン20000!
<霧降の滝>
名前の由来は分かりませんが、水流は乙女滝より少なく、静かな滝でした。
この滝はさらに先の屏風岩の滝と共に12月末から3月まで氷漠となるそうです。見てみたいものです。
<屏風岩 一枚岩>
歩いていると次からつぎへと、もういたるところに滝があり、名前が分かりかねます。
私が見落としているかも知れませんが・・・・
ま~名前などどうでもよく、周囲の紅、黄色、緑の木々とあいまって何と美しいこと!
最後に登場するのが横谷峡の滝の王様、「王滝」です。
落差50mの王滝、近くまでは行けませんが、東屋のある展望台からの眺めはさすが滝の王様、
堂々として圧巻です。
ここから先は通行止めとなっているため、景勝地と言われる最終滝「オシドリ隠しの滝」までは行かれませんでした。
ひとつ残念なのは夫が折角一眼レフカメラと三脚を抱えていったにも関わらず、
設定の失敗で、滝の写真が上手く撮れていなくて・・・。画像は全て私のコンデジとスマホで撮ったものです。
この後、あの有名な日本画家東山魁夷の代表作「緑響く」のモチーフとなったと言われている御射鹿池を訪れました。
農業用のため池としてつくられた池ですが、その静かな幻想的な美しさは、
あの絵のごとく緑の木陰から白馬がそっと出てきても不思議ではない光景です。
木陰から白馬が・・・・。
(注)御射鹿池の画像は夫が一眼レフで撮ったものです。