2日目も朝から晴天!
軽井沢は何度か訪れているので、街中のぶらぶら歩きは今回は無し。
旧碓氷峠の展望台までプチハイキングをすることにしました。
転倒してから約1ヶ月、本来ならばまだ安静にしていなければならない時期ですが、
痛みのあまり感じない身にはじっとしているのは苦痛です。
このハイキングがわが身に丁と出るか半と出るか、賭けのようなもの。
が、危険な山道ではないので転びさえしなければ、腰や背中に負担のかかることはないと判断しました。
夫にはぴったりと後ろをガードしてもらい、万が一転びそうになったらガッチリと受け止めてもらうことに。
もちろんコルセットは装着してのハイキングですので、捻り前屈が不自由でややおぼつかない歩き方です。
コースは旧軽井沢銀座入口~ショーハウス記念館~遊覧歩道入り口~つり橋~見晴台~熊野神社
下りは危険なので復路はバスを利用、本来は片道4キロ、約1時間半のお手軽ハイキングコース。
私たちは、寄り道をしながら、ゆっくりゆっくり倍の時間をかけて歩きました。
信州と(長野県)と上州(群馬県)の国境である旧碓氷峠は5街道のひとつ中山道の要塞。
街道制定以前から多くの旅人がこの難所を越えたと言われています。
今から9年前、夫は五街道制覇の第2弾中山道歩きにこの道を歩いています。
横川まで車で行き、そこで彼を降ろし、私はそのまま愛車を運転して軽井沢へひと足早く入りました。
夫到着までひとりでブラブラと軽井沢の街歩きを楽しみながら夫の到着を待ちました。
その当時のことは旧ブログのこちらの記事にあります。もしお時間がありましたら合わせてご覧ください。
軽井沢銀座を通り抜け、ショー記念礼拝堂により、二手橋を越えて遊歩道入口へ。
<軽井沢に最初に建てられた別荘 ショーハウス>
地図上は近くに見える遊歩道入口ですが、思ったより二手橋から距離があり、
途中にも右に折れる小道があったりして、少し迷いました。
遊歩道入口からしばらくは広い林道のような遊歩道ですが、つり橋を過ぎたあたりからは、
人ひとりしか通れないような細い山道になります。しかしアップダウンも少なくよく整備された山道です。
久し振りの自然に浸り、圧迫骨折していることも忘れ快調に歩きました。
見晴台到着(標高1200m)、13:00、。 旧軽銀座入口から2時間半かかりました。
見晴台には群馬県と長野県の県境があり、やや霞かかった幽玄の景色が広がっていました。
<妙義山>
<見晴台にある県境で>
峠にはかって峠越えの休息地であった茶屋があり、力餅が名物。これを楽しみに登ってきました(笑)。
こちらは熊野皇大神社。
ヤマトタケルの尊が東征の折、碓氷峠に差し掛かった際、深い霧に道を迷われました。
このとき1羽の八咫烏(ヤタガラス)がナギの葉を咥えて道案内をし、無事に頂上に着いたことを感謝して、
熊野の神を勧請したのが熊野皇大神社の由来だそうです。
良い方へ私たちを導いてくれる守り神として、受験祈願のお守りにもなっているとか。
来年大学受験を迎える孫娘のために八咫烏の鈴をゲット。良き道に導かれますように!
下りはバス利用で軽井沢観光会館まで一気に。
背中も腰にも痛みなく心地よい疲れに、ほっとしてホテルに戻りました。
リフレッシュした有意義な楽しい1日でした。