世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

真夜中のパン屋さん

2018年11月14日 | グルメ クッキング

カテゴリーを「読書&映画」にするか、「グルメ クッキング」にするか迷いました。

どちらにも関連がある記事になると思いますので。

「真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ」大沼紀子著。”まよパンシリーズ第1弾”を読み、

現在第2弾「午前1時の恋泥棒」を読書中

この本に出合って魅かれたのには理由があります。

実は私も真夜中のパン屋さんからパンを購入配達してもらっているからです。

もちろんこの小説に登場するパン屋さんとは全く関係ありませんが。

そのお話は最後にするとして、まずはこの本の簡単な紹介を致します。

都会の片隅に午後11時から午前5時まで開店する不思議なパン屋さん「ブランジェリークレバヤシ」。

夜な夜なやってくる不思議な一風かわったお客さんたちが嵐のように巻き起こす事件の数々。

オーナーの暮林は謎多き、しかし温厚な笑顔の優しい男。

腕のいいパン職人の弘基は口の悪い元不良のイケメン男。

そこへ転がり込んでくる居候女子高生。

この3人にもびっくりするような過去があります。

彼らをを中心に個性に満ち溢れる人物が登場、いろいろ事件が起きます。

しかし事件と言ってもそれはドロドロしたものではなく、

温かさに包まれたほのぼのとした余韻の残る出来事です。

まるで本の中からパンのいい香りがしてくるような本。パンが食べたくなります。

「暖かい食卓がなくても、パンは誰にでも平等においしい」。まさにその通りだと思いました。

波乱万丈な17年を送ってきた居候女子高生「希美」。

彼女を取り巻く個性豊かな大人によって(ひとり子供がいますが)、彼女が今後どのように成長していくのか、

最終的にどこにどんな形で収まるのか、とても興味があり、是非とも最終巻まで読了したいと思っています。

「午前5時」までありますので、今読んでいる「午前2時」を入れて、後4冊!一気には読めませんね。

全冊読み終わったらまた感想を書きたいと思います。


            


私の「真夜中のパン屋さん」は、夜中にパンを仕込み焼き、

早朝予約した家庭に出来立てのパンを運んでくれます。

それも各家庭自転車で、雨の日も風の日も雪の日も嵐の日も!

お店の開店も夜9時だとか。これぞリアルな「真夜中のパン屋さん」です。

こちらのパン職人Tさんはもともと大手電機メーカーのシステム設計者で、5年間勤務後脱サラ。

パン修行を重ね、自分のお店を目黒区都立大駅近くに持ちますが、ほぼ配達形態。

そして作ったパンをできるだけ美味しく食べてもらうことを最優先とし、朝食用の食パンをメインに、

焼きたてを朝一番で各家庭に届けるというやり方です。

配達地域は自転車で行ける範囲で限られますが、私の住んでいる大田区もOK.

毎週日曜日に食パン2斤を早朝に届けていただいています。寝ている間です。ドアノブに掛けられています。

早朝4時半ごろその気配を感じることはありますが、お会いしたことはありません。

心の中でご苦労様と!

スライスの仕方、保存方法、食べ方にも拘りがあり、最初にいろいろうんちくあり。ちょっぴり変人かも。

そしてその食パン、すご~く美味しいです。もう止められません。

ホームベーカリで焼いたパンよりも上、ましてやスーパーで買った食パンなどもう食べられません。

この食パンを食べれる朝が楽しみです!


 

 

 





コメント
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