ようやく旅紀行も中日。4日目の後半です。
このシリーズもやや息切れ状態で、早く終わらせたいと思うのですが・・・・。
今までの流れから自分のための思い出としてどうしても書き留めておきたい。
どうぞもうしばらくお付き合いください。
できるだけ簡単に、簡単に!画像中心でまいります。
船上から眺めたハルシュタットの街
8月25日午後はロープウェイを乗り継ぎ、再び山麓駅へ。
着後、路線バスを利用して、世界遺産に登録されているハルシュタットの街を散策しました。
この一帯は「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、
1997年、ユネスコ世界遺産に登録されました。
下部が石造り、上部が木造りがこの地方の建築の特徴だそうです。
また家々の窓に飾られたお花の美しいこと!
Hall(ハル)はケルト語で「塩」、Statt(シュタット)はドイツ語で場所、町の意味。
町の名前の通り、ハルシュタットは先史時代から塩の交易により栄えた街です。
美しいマルクト広場
現在でも世界最古の塩坑が残っており、今でも操業中とのこと。見学も可能です。
バスの降車ステーション 町の入り口にはこんな石像が。塩を運ぶ人夫の像です。
ちなみにザルツブルグのザルツもザルツカンマーグートのザルツもドイツ語Salz「塩」という意味です。
当然思いお土産も塩(Salz)!
ここで多少の自由時間がありましたので私もお土産用の「塩」をゲット。
ハルシュタットは世界で最も美しい湖畔の町のひとつとして知られていますが、その風景はその評判に違わず、
湖と山の斜面に並ぶ家々、美しい教会の尖塔、メルヘンの世界、おとぎの国の町のような可愛さでした。
オーストリにはハプスブルグイエローというのだそうですが、黄色い壁が多かったです。
その色もとても落ち着いたイエローで町の景観にマッチしています。
傾斜地に張り出すように建てられた住居。日本人はこういった建築物を見ると、
すぐに地震でも来たら大変と想像してしまいます(苦笑)。
この日はハルシュタットの街からハルシュタット湖を渡し船でハルシュタット鉄道駅へ。
そこからローカル線でトラウンゼー湖畔のトラウンキルヒェまで公共の電車。
そしてまたそこから渡し船で対岸のホテルまで。
いろいろな公共交通機関を経験し、専用車とは違う楽しさを味わいました。
トラウンゼーはザルツカンマーグートの中で最も広い湖で、深さも一番だそうです。
トラウンゼー湖畔のHotel Hois'n Wirt(ホイスン・ヴィルト)
2日間の連泊です。とても心地よいホテルでした。