<マンション ベランダより>
ようやく晴れましたね。
台風一過の青空ですが、私は「晴れ」ではありません。何故って歯痛!
その経過をお話する前に、「台風一過」という言葉で大きな勘違いをしていた子供の頃のことを。
今更説明するまでもなく、台風一過は大荒れにあれた台風の過ぎ去った後の晴れ間を言います。
ところが私は「台風一家」!
台風にも家族がいるのだな~と子供の頃真剣に思っていました(笑)。馬鹿な私です。
でもそう思うことで台風がそんなに怖くはなかったような・・・・・。
世の中にはいろいろ勘違い、思い違いってあるものですよね。
さて歯痛!
以前(半年くらい前)、ぐらついていた下前歯がポロリと欠け、根元部分だけが残っていました。
子供のころから歯列が悪く、その歯は2本の歯の間で居心地悪そうに隠れるように存在。
私の扱いも悪かったのでしょう、1週間前ぐらいからとうとうその歯が暴れ始めました。
そうなるともうどうしようもなく、クリーニングでお世話になっている近所の歯科医院へ。
もう抜くしかないとのこと。しかし場所が悪いうえに、ドクター自信がないのかな~?
両隣の歯をぐらつかせるリスクがあるからと総合病院の口腔外科を紹介されました。
同じ日の午後、紹介状を持って病院へ。この近辺では評判のいい中堅の病院です。
即抜歯することになったのですが、そこでちょっとしたハップニングが。
治療に入る前にどの科でもまず問診票への記入が必要です。
私はこの年齢でわれながらアッパレと言ってもいいほど、健康優良婆です。
常用しているお薬もなければ、アレルギーもなく、ドクターにとってはとても扱いやすい患者のはずが。
口内に麻酔を2本しました(抜歯ですから当然です)。極度の緊張もあったのでしょう。
麻酔をした直後、突然動悸が激しくなり、頭痛で頭が締め付けられるような感覚。
すぐにパルスオキシメーターと血圧計が装着されました。
ドクターが仰るには、聴くとビックリするぐらい血圧が高いので言わない方がいいでしょうと。
それから10分横になり休み、再び血圧測定。142/82!大分下がりました。
再び10分経過して再度血圧測定。128/75!正常に戻りました。
それからはもうまな板の上の鯉です。なされるがまま、アッという間に無事抜歯終了。
帰宅しネットを検索、歯の麻酔薬による副作用はよくあることのようです。
麻酔薬には麻酔作用を増強させるために、血管を収縮させる成分が入っているそうで、
血管が収縮すると血圧が上がり、頭痛を引き起こします。まさに私がそれでした!
が、20年ぐらい前にインプラント治療をし、何度も麻酔を使用していますが、
その際は何ともなく平気でした。どうしたのでしょう?体質が変わったのか?
これも一種の老化現象でしょうか?悲しいですね~。
こんな経験をしてしまうと、これから部位がどこであれ、麻酔をする場合は、
今回の経験を必ず事前に話しておかなければなりません。
麻酔によるショック死もあり得ますものね。お~怖い!
抜歯をして今日で3日目。
思っていたほどの痛みはありませんが、違和感があり、気分は優れません。
久し振りの抜歯治療に少々動揺した気の小さい花水木です。