簡素、清潔、身ぎれいに。
自分のことは自分で。
ささやかでも独立経済。
ぐちは言わずに、愚痴の聞き役。
出来ないこと してほしいことははっきり言う。
意見は言っても押し付けない。
経験の多いことを自慢しない、記憶はいつも正しいとは限らない。
物忘れを悲しまず、笑って済ませる度量がほしい。
淋しくとも ひとの邪魔をしない。
ピンチヒッターは喜んで。
次代の成長の励まし役に。
愛情は育てあうものと知ろう。
婦人之友社創設者羽仁もと子さんの半世紀前の言葉です。
毎年お誕生日になるとこの言葉を思い起こし、噛みしめています。
そう!今日は私の77回目の誕生日です。
特別な感慨はありませんが、ここまで無事生きてこられたことに感謝以外の何物もありません。
これからも↑の言葉をモットーに生活していきたいと思っております。
3~4日前、お誕生日の前倒しで夫の奢りで「梅の花」でランチ。
いつもよりちょっぴり豪華に。とても美味しかったです。ありがとう!
今朝は目覚めてとても嬉しかったこと!あら~!涼しいではないの~幸せ~。
これなら日中過ごしやすい1日になるかと思いきや、やはり昼間はグング気温上昇、蒸暑い。
まだまだ夏は続きそうですね。
最近読んだ本
「のっけから失礼します」三浦しおをん著
三浦しをん、あの本屋大賞「舟を編む」の作家。強い印象を受けた内容でした。
その後数冊を読み好きな作家で、こちらは彼女のエッセイ集。
ありふれた日常を面白おかしく綴った抱腹絶倒のエピソード満載です。
しかしです!私が今まで心に描いていた三浦しをんさんとはあまりにかけ離れた印象で戸惑。
まず自分のことを「俺」と表現して書いていらっしゃいます。
私、え?三浦しをんさんて本当は男性作家なのと思ってしまったほど。
少しくだけ過ぎかな?そのあたりが私の年齢には抵抗がありました。
「さよならドビュッシー」中山七里著
久し振りにミステリーが読みたくなり、音楽関連のこちらを読むことに。
<本の概要>
祖父と従姉妹とともに火事に遭い、全身大火傷の大怪我を負いながらも、
ピアニストになることを誓い遥。コンクール優勝を目指して猛レッスンに励むが、
不吉な出来事が次々と起こり、ついに殺人事件まで発生する・・・・。
ドビュッシーの調べも美しい、第8回『このミス』大賞・大賞受賞作。
クラシック音楽はとても好きでよく聴きますが、残念なことにピアノは弾けません。
音楽描写が多いので、ピアノが弾けたらもっとイメージが湧き面白いのではないかと思います。
こういう時にはユーチューブが役に立ちます。
登場するピアノ曲の演奏をユーチューブで聴きながら読んでいくと、その世界に入り込めます。
中山七里という作家は初めて知りましたが、音楽にかなり深い造詣を持っていらっしゃるのでしょう。
まるで本の中からピアノの音が聴こえてくるような臨場感ある描写でした。
映画にもテレビドラマにもなったそうですね。知りませんでした。観てみたいです。