世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

卯年御縁年に出羽三山巡り(2)

2023年08月01日 | 国内旅行

前回の続きです。

2日目は出羽三山巡りとは関係なく、鳥海山麓の湿原ハイキングでしたので、

2日目の様子は最後とし、まずは1日目、3日目の出羽三山巡りから。

出羽三山は、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1500m)の総称で、

6世紀に開山されたと言われているそうです。

三山と言っても独立した三つの山があるわけではなく、月山を主峰に、

峰続きの北の端に羽黒山、西方に湯殿山があります。

現在の世を表す「羽黒山」、過去の世を表す「月山」、未来の世を表す「湯殿山」!

この三山を巡ることは現在・過去・未来をめぐる「生まれ変わりの旅」として人々から信仰を集め、

今でも修験者はもちろんのこと、一般の人々にも聖地、霊場として人気があります。

また今年は兎年!古くから兎は月山神社のお使いの精とされ、卯年は月山の御縁年で、

御縁年に参拝すると12年分の御利益があるとされています。

ちなみに湯殿山は丑歳、羽黒山は午歳とか。

 

初日はお昼ごろ山形に到着、サービスエリアで自由昼食をとった後、羽黒山に向かいます。

 

余談ですがサービスエリアで食した冷やしラーメンがとっても美味しかった。山形名物とか。

羽黒山は三山の中で最も標高が低く(414m)、三山の神を合祭した出羽神社三神合祭殿があります。

<中央が月山神社 左側が湯殿山神社 右側が出羽神社 中央、左、右の順にお参りします>

月山も湯殿山も冬場は雪で覆われ、参拝することができません。

それゆえ11月以降はこちらで三神全てにお参りすることができるのです。

<残念ながらどこかも御縁年、三神合祭殿萱葺き替え工事中>

山頂の出羽神社社殿まではバスで行くことができますが、本来の参道は別にあります。

随神門をくぐり、国宝羽黒山五重塔を見学し、2446段の石段と杉並木を上り本殿まで。

2446段の石段はとても無理ですが、国宝五重塔は観たかったな~。

が、今年5月から2025年春ごろまで茅葺改修工事のため見学できません。とっても残念です。

参拝し終わり、各自自由にバスの停まっている駐車場まで。

<松尾芭蕉の像>

松尾芭蕉は奥の細道で出羽三山をめぐり、それぞれの山の俳句を残しています。

羽黒山境内に句碑があります。その場ではよく分かりませんでしたが、帰宅後調べました。右から・・・・・

涼しさやほの三か月の羽黒山

語られぬ湯殿にぬらす袂かな

雲の峰幾つ崩れて月の山

(と彫られてあるのだそうです。私読めません 意味を知りたい方はネットで調べてね )

それから一路ホテルへ。湯野浜温泉「亀や」。とても居心地の良いホテル旅館でした。

<お部屋 夕食 朝食>

特にお部屋の窓から日本海に沈む夕日の美しいこと!絶景、感動ものです。

湯野浜海岸の夕日は全国夕日百選に選ばれているそうです。

<続く>

旅の記録をまとめるのにとても時間をとられております。

全てを綴り終えるまで申し訳ありません、コメント欄を閉じさせていただきます。

 

 

コメント
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