皆さんは日本三大名泉をご存知でしょうか。
有馬温泉(兵庫県)、下呂温泉(岐阜県)、そして草津温泉(群馬県)です。
自然湧出量日本一を誇る草津温泉は強酸性で、「恋の病以外は治す」と言われているとか。
そういえば、娘は入浴後、顔肌がピリピリすると言ってました。
私は?きっと面の皮が厚いのでしょうね~。なんともありませんでした(苦笑)。
午後からはもう降るわ~降るわ~雪。草津でも今年2度目の大雪だそうです。
それゆえか、温泉街にも関わらず、お年寄りは殆ど見かけませんでした。
若者、カップルの多いこと!そして飛び交う中国語!春節もまじかですね。
私は予報から登山靴を持参していきましたので、スニーカーから登山靴に履き替え、
何の不安もなく歩くことができました。
温泉街の中心にあるのが、草津温泉のシンボルあの有名な「湯畑」です。
毎分4000リットルの温泉が湧き出ているそうで圧巻!
この日はその湯けむりと降りしきる雪のため湯畑辺り一面真っ白。
湯畑を取り囲んで立ち並ぶお土産店やホテル、旅館はぼんやりとしか見えませんでした。
また湯畑の中には四角に組まれた木枠が沈んでいるそうで、徳川八代将軍吉宗が、
この木枠の湯を樽に詰め、江戸城まではこばせ、草津の湯を楽しんだとか。
それゆえ草津の湯は「将軍御汲みあげの湯」と言われているそうです。
四角い枠は確認できませんでしたが、「将軍御汲み上げの碑」が建てられていました。
また湯畑石柵には「草津に歩みし百人」、草津を訪れた偉人、著名人の名が刻まれています。
古くは日本武尊、源頼朝、前田利家まで。
この湯滝の前にはライブカメラが設置され、外部から現在の様子を見て知ることができます。
たまたま大雪のため仕事がリモートに切り替わった孫娘たちに知らせ、ライブカメラの前で手を振ったり、
そんなことをしてふざけ楽しんだ母娘でした(笑)。
3時半からは「熱之湯」の「湯もみショー」へ。
草津の湯の温度は高くて51度あるそうで、そのままでは入浴できないので、
こうして湯もみをして入浴できる適温にさげるのだそうです。
草津節、湯もみ唄を歌いながらの湯もみはなかなか迫力があり、特に2枚目の写真はド迫力!
お湯は重く腕力が必要でしょうね~。まるでスクワットをしているみたいで、演じる方は大変です。
以前(20年前ぐらいかな)見た時は希望者には体験もさせてくださいましたが、今回はそれはありませんでした。
草津温泉の歴史も知ることができ、十二分に楽しませていただきました。ありがとうございます。
ちなみにショーの時間は20分ぐらい、料金は700円です。
そして夜!湯畑近辺はライティングされ、それはそれは美しいらしいです。
是非観てみたかったのですが、この大雪、冷えて道は凍っているかもしれず、
お母さんには「危険」と娘に強く止められ、私は出かけるのを諦めました。
Kちゃんがひとりででかけ、沢山写真を撮ってきてくれました。その中から数枚を。
若い子たちもツルツル滑っていたよと。行かなくてよかったかもしれません。
続きます!