梅雨入りしましたが、四六時中降り続くという訳でもなく、と言ってからりと晴れると言うわけでもなく、
はっきりしない毎日が続いています。
そんなお天気の中、13日土曜日、またまた東海道自然歩道を歩くシリーズ第12回に参加しました。
変わり映えしないハイキングの記録ですが、シリーズものゆえ覚書として記事にさせて頂きます。
ご興味のない方はどうぞスルーしてくださいね。
今回は12回といっても私の参加はそのうち6回だけ。飛び飛び、都合の合う日だけの参加です。
<黒い線を右から左に歩きます。歩行時間→約3時間半 歩行距離→約9キロ 休息含めて約5時間>
各地から日を違え何本もの出発があった富士山裾野ぐるり一周と違い、「東海道自然歩道を歩く」は新宿発の1本だけ。
なかなか日程が合わず、順番に参加することができません。
秋と春にそれぞスタートする組があり、私は秋組。時折穴埋めに今年4月にスタートした汲みに加わります。
前回の嵐山、石砂山は4月スタート組への振り替え参加です。今回が私の本当のクラスです。
第11回の剣丸尾最終地点一本気バス停「足和田登山口」からスタートです。
足和田山は富士山と樹海、湖、そしてお天気のよい日は遠く南アルプスまでの大展望の開ける人気の山です。
前回の剣丸尾が東海自然歩道の中のワーストワンなら今回はベストワンと言っても過言ではありません。
<鹿避けでしょうか。登山口には立派な網のドアが>
いきなり木階段の急坂が続き、歩き始めの身体には少々こたえます。ハーフーフーフー
樹林帯の間から河口湖が見え始めると足和田山の山頂はもうすぐです。
<河口湖>
1時間10分で足和田山山頂に到着しました。
足和田山(1355m)は別の名を五湖台といい、丸太作りの展望台とベンチ、テーブルがあり、
昔は富士五湖全てが眺められたそうですが、今はいくつ見えるかしら?富士山も残念ながら厚い雲の中です。
ここで20分の休憩。お弁当を半分食べて次のピーク三湖台へ!
足和田山から三湖台に向かう尾根道はコナラを中心とした雑木林になっていて、標高があるのでまだまだ瑞々しい新緑。
いくつかのアップダウンを繰り返しながら胸いっぱいに新鮮な空気を吸いながらの爽快な森林浴ハイキングは気持ちいい。
三湖台(1202.6m)は広々とした赤土むき出しの山頂です。
以前積雪のある時期に来たことがありますが、こんなに広かったかしらと思うほど広々としていました。
その時の記事はコチラをご覧下さい→「足和田山雪上ハイキング」「続き」
こちらはまさに三湖台!西湖、本栖湖、目を凝らせば精進湖も小さく見えます。
この日は空気が少しよどんでいましたので、言われてようやく確認できる精進湖でしたが。
<ヤマボウシとおくに見えるのは西湖>
山椒バラです。新緑の中でひときわ鮮やかなピンク色で目立っていました。箱根冨士の山地に生育するそうです。
コゴメウツギだと思います。可愛いですね。
左は最近何処の山でも見かけます。ガクウツギ。右は「ふたりしずか」「ひとりしずか」もあちらこちらに。
特に三湖台から紅葉台に向かう山道の多く咲いていました。他にはマムシソウ。(写真はありません)
紅葉台あたりから富士山がよく歩いたご褒美におもったのでしょうか、顔を出し始めました。(冒頭の写真です)
さらにズームで。
レストハウスの裏側から東海自然歩道の木段を下り、国道を横切って樹海の一部を歩き、ゴールの鳴沢氷穴の駐車場へ。
鳴沢氷穴に立ち寄りましたが、これがまたとっても面白かった!実は私、初めてです。
まるで洞窟を探検している気分。暗くてちょっぴり足元が危うく怖かったけれど、洞窟内は気温0℃。
汗が一度にひき、気持ちいいこと!洞窟内の通路の手摺は冷たくて手が凍りそうでした。
ここで採掘される氷は江戸時代、幕府に献上されたそうです。
正直、転ばない様に、頭を天井にぶっつけない様に、滑らない様に、歩くのに必死で、
洞窟内に何があったのか、どんな解説がしてあったのか、よく覚えていません。
来月はここがスタート地点。樹海を本栖湖迄歩きます。