世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

バイエルンアルプスハイキング~その4 ミッテンヴァルトブナの森ハイキング

2018年10月23日 | 海外旅行

ハイキング4日目になります。見事な青空です!これからの3日間が本格的ハイキングと言えるでしょう。

3日目夕刻ロマンティック街道、古城街道を走り湖畔の町シュタルンベルクに向かいました。

道中は黄葉紅葉の秋色に染まりとても美しい!(バスの中からうまく写真が撮れませんでした)。

ここのシュタルンベルク湖は悲しみに包まれた湖のひとつです。

あの有名なノイシュヴァンシュタイン城を建てたルードヴィヒ2世が亡くなった湖です。

自殺とも他殺とも事故ともわからず、謎めいた死を遂げた若きバイエルン王ルードヴィッヒ2世については、

また次回に詳しくお話したいと思います。

残念ながらホテルが湖から遠く、この町は泊まるだけで散策はしませんでした。

個人的にはルードヴィッヒ2世を偲びながらこの湖畔を歩いてみたかったな~。

亡くなった場所には十字架が立てられているそうです。


この日のハイキングのスタートはバイエルンアルプス麓のオーストリアとの国境の町ミッテンヴァルトから。

ミッテンは「中」ヴァルトは「森」の意味。まさに森の中の街です。

ミッテンヴァルトはフレスコ画の町としても有名で、殆どの家々の壁を彩るフレスコ画は圧巻です。

またバイオリン作りの町としても名高く、数々の名匠や名器を生んだ町。

町にはバイオリン博物館があり、弦楽器製造の技術学校もあり、今なおその伝統は守られているそうです。

<ヴァイオリン博物館>

さて、いざハイキングへ!ここからは写真ばかりで長くなりますが、目の保養にどうぞ!

ミッテンヴァルトの町からリフトでサンクト・アントンまで上がります。

ひとり乗りリフトで、それもなが~い距離、20分近く乗っていたでしょうか。(黒線部分)

リフト上から見える風景 足元を見ると・・・↓

横を見ると・・・・↓ 美しい!ため息~。

<町と反対側に聳えるカーヴェンデル山(2385m)>

この山へもロープウェイで上がれますが、私たちは観光客の少ない静かな山、クランツベルク(1391m)へ。

サンクト・アントンから山頂まではわずかな距離ですが、ややきつい上りです。

 

頑張ろう!山頂はすぐそこ!

クランツベルグ山頂です。イケメンの現地ドイツ人ガイドと記念の一枚を!

今来た道と今から下る道。前方に見えるはカーベンデル山群。

30分ぐらい休息をとり、二つの森の湖を経てミッテンヴァルトの街まで下ります。

易しい下り道ですが、私はやはり転ばないように慎重に慎重に。

ひとつめの湖フレッツェンゼエー

ふたつめの湖ラウターゼー

ラウターゼエの山小屋(といっても立派なレストランです)で遅い昼食を。

<ヴィーナーシュニッセル&グラッシュ>チョイスです。

湖のそばに可愛らしい教会が建っていました。絵になりますね~。

どんどん下ってミッテンバルトの町が見えてきました。

ゴールも間近。晴天の中、気持ちの良い爽快なハイキングでした。

この日の歩数24594歩!

かなり雑な文章、解説ですが、後日多少修正し付け足すかもしれません。

とりあえず未完成のままいったん投稿いたします。お読みぐるしい点はご容赦ください。

 


 

 

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バイエルンアルプスハイキング~その3 ローテンブルク

2018年10月20日 | 海外旅行

旅行記の続きを綴ります。

3日目はローテンブルク、ドイツ旅行ではハイライトとも言えるロマンティック街道にある町のひとつです。

フランクフルトの東約100キロにある古都ヴュルツブルグからドイツ最南端のフュッセンの街に至るこのコースは

昔からドイツ中部と南イタリアを結ぶ重要な通商ルートのひとつでした。

そのためこの線上にはローテンブルグをはじめとする数々の都市が栄え、

今なお昔ながらの城門や家並みが残され、訪れる私たちを中世の世界に誘ってくれます。

私たちハイキンググループは、まず午前中旧市街の城壁から外に出て、秋色に染まる郊外をハイキングします。

この日は朝靄がかかり、どこもかもロマンチックな幻想的な風景でした。

ローテンブルクの正式な名前は"Rothenburg ob der Tauber"(タウバー川沿いのローテンブルク)。

そのタウバー渓谷沿いのハイキングはのどかで静かな楽しい時間でした。

ぶどう畑を歩きます。

この渓谷の向こうに赤い屋根のローテンブルグの町並みが美しく見えるはずですが、あいにくの靄。

旅行中この日の午前中だけお天気がすぐれませんでした。が、これもまた風情がありいいものです。

ドッペルブリュッケ(二重橋) ドッペルはダブル、ブリュッケは橋の意味。

何故二重橋なのか?下の写真でお分かりでしょう。

二段になっているのです。

ランチは途中の公園でピクニックランチ!

私たち夫婦は日本から持参したカップラーメン。美味しかったな~。

タウバー渓谷は写真でご覧の通り、町とはかなりの高低差がありますが、

歩きやすい整備された遊歩道なのでスニーカーでも十分歩けます。

今回のツアーの面々です。男性(夫を含めて)2名、女性11名の13名でした。

易しいコースなので圧倒的に高齢者が多く、最高齢は80歳、私は若い方だったかもしれません。


城壁をくぐりぬけ、旧市街に戻ります。

城壁からの風景。

ローテンブルグの街角

  

<お店の前の象徴的な看板 Apothekeは薬局

そしてマルクト広場

<市庁舎(創建14世紀)>

市庁舎隣の市議宴会館。

三々五々集まってきた観光客はやがてこの建物の上を見上げます。

そう!ドイツを訪れた方は皆さんご存知、有名な仕掛け時計があるのです。

定刻、建物正面の時計が時を告げると、その両脇のまどがおもむろに開き、

右側にグラスを持った老市長の像が、左側にラッパを掲げた将軍の像が現れます。

マイスタートランクの仕掛け時計!

1631年、30年戦争の最中、新教側に転じたローテンブルクは旧教側の皇帝軍名将ティリーに包囲されます。

その陥落寸前、「もしこのカメのワインを一気に飲み干す者がいたら街の罪を許してやる」といった言葉を、

受けて立ったのがこの老市長。命をかけて3リットルのワインを一気飲み干したそうです。

その老市長のおかげで町は破戒から救われ、今日の美しい姿があります。

それを記念して作られたのがこの仕掛け時計ですが・・・・・。

ほんの1~2分かな?期待するほどのものではありません。

午後、南に向かってロマンティック街道を走り、途中ネルトリンゲンという中世の街に寄りましたが、

同じような造りの街なので紹介は省きます。




 

 


 



 


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備忘録 読書感想

2018年10月18日 | 読書&映画

旅行記を一服し(まだ2回しか書いていないのにもう一休み?)読書備忘録を綴らせていただきます。

9月から10月にかけて読んだ本、3冊。はや記憶がうすれつつあります。

次なる本を図書館から昨日借りてきましたので上書きをされるその前に(笑)。

1冊を除いて全て図書館から借りた本です。

湊かなえ著「ユートピア」

湊かなえさんは好きな作家でよく読んでいる。

が、最近ワンパターン化しているようで少し飽きてきたかな?

この「ユートピア」も中盤ぐらいまではやや退屈。

しかし後半は謎がみるみる解けていくようで面白かった。

「善意は悪意より恐ろしい」がひとつのテーマ。

それは大人にも子供にも共通して言える。

あらすじそのものより、そのこと自体がミステリー、不気味だ。

小林健治著「父からの手紙」

初めて知る作家。圧迫骨折で安静しなければならないことを読書家の友に言うと、

この「父からの手紙」と下に紹介する「風は西から」を推薦してくれた。

ネタバレになるので細かいことは省きます。

主人公二人の話が交錯して進んでいき途中やや混乱、最後に一つにつながり事件が解決していく。

これもまた驚くべき真実が明かされることで、まさにミステリー。

ストーリー的には面白かったが、会話が陳腐で深みのない作品だと思った。

が、泣けるほどではなかったけれど、最後は切なかったな~。

村山由佳著「風は西から」

過労自殺に対する遺族と恋人の闘いが描かれている。

上の2作とは違い、大手チェーン居酒屋で実際にあった過労自殺をモデルにして書かれた作品。

とても重たいテーマで少し読み進むのが辛い部分もあったけれど、

読み応えのある深みのある考えさせられる内容だった。

このモデルとなったブラック企業は〇〇〇。10年前の事件だ。

直近では電通の社員の過労死自殺が思いだされる。

死を選ぶなら何故辞めなかった、逃げなかったのかと言いたいけれど、

本人はそれさえ思い浮かばない精神状態に陥るのだという怖さを知った。

労働環境も改善されつつあるけれど、今なお過労死、過労自殺は後を絶たない。

我が国から過労死がなくなる日が来るのだろうか!


今回の記事は私のための読書備忘録です。コメント欄は閉じさせていただきます。



 


 


 


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バイエルンアルプスハイキング~その2 ハイデルベルク

2018年10月17日 | 海外旅行

フランクフルトから専用バスでハイデルベルクに向かいます。

2日目は由緒深い大学、昔の夢を物語るかのような古城の街、ハイデルベルク散策!

ドイツ旅行の珠玉ともいえるこの街は、私たち夫婦にとって今回で3度目の訪問となります。

1回目は家族でドイツ滞在中、幼い子供を連れて4人で、2回目は夫の両親を伴って6人で。

もう40年も前のことになりますが、古色豊かな街並みや美しい自然は昔のままで私たちを迎えてくれました。

ハイデルベルクは幾度かの戦禍に見舞われたものの、幸いにも第二次世界大戦では破壊を免れ、

静かな美しい街並みが今尚残されています。

ネッカー川にかかるカール・テオドール橋(別名アルテ・ブリュッケ)からの古城と街の眺めは

ハイデルベルクの代表的な眺めでしょう。

私たちハイキンググループは右岸後背の丘の散策路を、遠く古城を、眼下に街を眺めながら歩きます。

歩いたルートは以下の地図の白線。左の白線の切れ目の1キロ先のホテルから。

ここはPhilosophenweg(哲学者の道)と言われ、かってはゲーテをはじめ多くの詩人や哲学者が、

思索に耽りながら歩いたと言われています。

展望台からの眺めは風光明媚なハイデルベルクの中でも一番の景色と言えるでしょう。

ただ残念ながら午前中は逆光となり、よい写真は撮れませんでしたが、その美しさは目に焼き付けました。

風景写真を撮ることが目的ならば、是非午後からの散策をお勧めします。


<哲学者の道途中の展望台から。ネッカー川とテオドール橋と旧市街地>

哲学者の道からテオドールブリュッケに向けては急な坂道Schlangenweg。Schlangenは蛇の意味。

風情のあるくねくねとした坂道ですが、こんな石畳の坂道で転んでは最後と慎重に歩きました。

テオドール橋に出ました。

この左奥の丘の上ににハイデルベルク城がそびえます。

はじめ建てられたのは13世紀ごろと言われ、ライン選帝侯の居城として代を重ね拡張されてきました。

そのためゴシック、ルネッサンス、バロックなど各時代の様式の入りまじった複雑で堂々たる造りになっていますが、

多くは昔の戦火や時の流れのために崩れ、苔むし風情のある古城となっています。

麓からはケーブルもありますが、私たちはハイキングツアー、狭い石段や急坂の小道を、

古城の外壁を半周する形で登っていきます。

登り坂の途中にあるガーデン。ゲーテの像が建立されていました

 

今回はお城の内部見学は省略。私は2度見学していますので良しとして、

初めての方はここまできてちょっともったいないかな~?

お城のテラスからの旧市街地の眺めはまるでおとぎの国、圧巻の美しさです。

対岸の山の中腹が今歩いてきた哲学者の道です。

<来年の年賀状用ツーショット(笑)>

またまた歩いて、下った先はRathaus(市庁舎)です。お花が美しい!

 

ゴシック風の精霊教会の前では日曜日とあってマルクトが開かれていました。

私も味見してローズジャムをゲット。お土産です。

遅い昼食、実質この日のランチが最初のドイツでのお食事となります。

ということでドイツを代表するブルーストを!残念ながら私は下戸、ビールはありませんが、Zum Wohl(乾杯)!

 

午後はローテンブルグに向かいます。

10月7日の歩数 25680歩

 

 

 

 

 


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ドイツバイエルンアルプスハイキングと歩いて楽しむロマンチック街道~その1

2018年10月15日 | 海外旅行

先週土曜日南ドイツハイキング旅行から帰国しました。

ドイツ滞在中連日晴天、ツアリーダーをはじめ参加者の皆さんの日頃の行いが良いのでしょう。

黄葉も最も美しい時期に当たり、言うことなしの素晴らしい旅行となりました。

私自身は心配した圧迫骨折の影響もなく、毎日ほぼ20000歩以上、元気に歩くことができました。

本当はコルセット着用をドクターに厳しく言われていましたが、全く使いませんでした。

それでも痛みもなく、普通に過ごすことができましたので、良しとします。

が今週末、病院を訪れることになっています。レントゲンを撮って何を言われるかちょっぴり怖い。

何を言われても自己責任ですから、受け入れるしかありませんね。


帰国後の雑用や写真整理に追われ、なかなかブログアップができません。

日々の生活記録も挟みながら、のんびりとアップしていきたいと思います。

観光旅行ではなく、自然に浸しむハイキング旅行ですので、ほぼ風景写真が主体となります。

要所要所をできるだけ短く簡単にまとめるつもりですが、ご興味のない方はどうぞパスしてください。

私のデジカメ、スマホ、夫の一眼カメラとデジカメ混在の画像となります。

多少色の違いが出るかもしれませんが、ご容赦ください。

        1日目:アムステルダム乗り継ぎでフランクフルト着。着後専用車でハイデルベルクへ。

        2日目:歴史ある大学の街ハイデルベルク「哲学者の道」ウォーキング 旧市街散策

        3日目:秋景色に包まれるローテンブルク郊外ハイキング 旧市街散策

        4日目:バイエルンアルプスの麓ミッテンバルトブナの森ハイキング

        5日目:フュッセンからホーエンシュバンガウの街までハイキング その後ノイシュバンシュタイン城

            見学 帰路世界遺産ヴィース巡礼教会、木工の街オーバーアマガワ訪問

        6日目:ドイツ最高峰ツークシュビッツェ観光 ツークシュピッツェ山麓ハイキング

        7日目:ミュンヘンからアムステルダム乗り継ぎで帰国。

                       8日目:成田着

分かりにくいかもしれませんが簡単な地図を載せておきます。ハイデルベルグの少し上がフランクフルトです。

白い地域をウロウロしました。上に記した行程と合わせて今後の記事の参考にしていただければ思います。

今回はコメント欄を開けてあります。開けたり閉めたり、勝手気ままをお許しください





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