世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

ザルツカンマーグート・トレールとサウンド・オブ・ミュージックを巡る旅~その5

2019年09月15日 | 海外旅行

急に涼しくなり、この気温の変化に身体が付いていけません。

相変わらずかったるい日々が続いていますが、感動のうすれないうちに、頑張って旅の続きを綴ります。

4日目 8月25日(日)前半(午前中)

オーバートラウンの町からロープウェイのDachstein Krippenstein-Seilbahn(白線)で

クリッペンシュタイン(2108m)まで行き、前日は山小屋に宿泊しました。

そして4日目午前中はまだあまりハイキング客の少ないうちにFive Fingers という展望台へ、

そしてその後ダッハシュタイン山塊の絶景を眺めながら近辺のハイキング!

早朝の山小屋とダッハシュタイン山塊

中央の岩山がダッハシュタイン山塊の最高峰ホーエ・ダッハシュタイン(2995m)。望遠で。

左下の町が午後訪れる世界遺産の町、ハルシュタット、そしてハルシュタット湖。

岩壁の上につくられたFive Five Fingers 展望台。

その名の通りせり出した展望所が5本の指のように分かれています。

5本の指の中で最も特徴的なのが、一番左側の指!絵画の縁のような枠が設置され、

裏側に回り込み、ちょっぴりユニークな写真が撮れます。少々怖い!高所恐怖症の人には無理。

夫と勇気を出して、はい、ポーズ!でも改めてこの画像を見ると足がすくみます。


こちらはツアーリダーがアルバムにして送ってくださった中の1枚。

ツアー仲間で5本指でバンザ~イ!楽しそうでしょう?素敵なメンバーでした。

皆さん、お世話になりました。ありがとうございます。

ここのハイキング道は至る所、可愛い高山植物がたくさん咲いていて、写真を撮るのが忙しかった(笑)。

一部ですがご紹介します。

 

左から時計回りに、リンドウ?・ワスレナグサ・ハンニチバナ?・?・

ウメバチソウ・マツムシソウ・シラタマソウ・ホタルブクロ

 

左の画像、赤い花はアルペンローゼか?右、トリカブト


 

いつもお読みいただきありがとうございます。                             

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今日この頃~旅行記はちょっぴりお休みして。

2019年09月12日 | 日常の生活

旅行から帰国して丁度2週間になろうとしています。

このあたりで一度旅行記のペンを置き、日々の生活について綴ってみたいと思います。

もちろん、旅行の記録は最後まで頑張りますので、また読んでくださいね。


今日はなんと涼しいこと!昨日までの猛暑が嘘のような快適な気候となった東京です。

帰国後ずっと風邪気味で今ひとつ体調思わしくなく、私にしては珍しくだるさを感じる毎日でした。

きっと旅行の疲れに、いわゆる夏バテが加わり、風邪も長引き、今の体調なのだと思います。

姉曰く「Aちゃんがそんな弱気なこと言うのは珍しいわね~。私ならわかるけど」ですって。

そんな~!私だって73歳のご老体、うんと疲れを感じることだってあるわよ~。

今の体調ですと、旅行中は辛かったかもしれません。でも旅行中はとても元気溌溂でした。よかった~。

8月は何かと忙しく、ジムのサーキットはお休み、そして帰国後も風邪気味でずっと欠席。

きっとスタッフの方々心配していらっしゃるだろうな~。そろそろ頑張るか~!


涼しくなり寂しかったベランダにも少し色がついてきました。

四季咲きの薔薇が少しずつ咲き出しました。お花は春に比べてとってもこぶりで貧相ですが、でも可愛い!

 

ブログ友の野いちごさんに刺激され、ここ2年続けてきたポインセチアの短日処理。

今年も始めることに。3年目になるポインセチア、今年は少々葉が小さめですが、しっかり茂っています。

野いちごさんはとてもお上手、我が家のポインセチア、どこまで赤くなるでしょうか。

夕方5時に真っ暗な納戸に入れ、朝8時に日当たりに。このくり返しを3か月続けます。

時々忘れてしまう私ですが・・・・。少しずつ赤く染まっていく様子はまるで魔法のようです。

 

先日亡くなった友のご子息からお香典返しのカタログが届きました。

お花好きだった彼女のことを偲び、花ばさみを2本注文しました。

昨日それが届き、早速使わせてもらっていますよ。とても使いやすくて嬉しいです!

Kさん、天国から我が家のベランダ眺めてくださいね。


最後にわが愛する広島カープ!背水の陣です。

もう見ていると胃が痛くなるのです。

姉も最近体調不良とのこと。姉妹そろっての体調不良はカープに原因あり?

もう優勝なんて贅沢なことは言いません(なんて言いながらまだあきらめきれない私)。

とにかくAクラスには絶対残ってくださよ~!そうすれば日本一だって・・・・。

 

 

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ザルツカンマーグート・トレールとサウンド・オブ・ミュージックを巡る旅~その4

2019年09月11日 | 海外旅行

先日の台風の影響で千葉県では特に内房側の地域でいまだに停電が続いています。

この蒸し暑さで冷蔵庫もエアコンも使えず、また断水もあり、身体を拭くこともできず、

本当にお気の毒としかいいようがありません。

何もすることもできない私たちは、どうかもう少しの我慢、頑張ってくださいとしか言いようがありません。

一日も早いインフラの復旧を願ってやみません。


                

ハイキングの旅の続きを綴ります。

8月24日3日目の後半です。

シャーフベルクから再びサンクトウォルフガンクの町に降り、さらに2時間午後のハイキング。

町からシュワルツェン湖(shwarzen See)まで緩やかな200mの上りです。

この湖は日本人には全くマイナーな湖でおそらく日本人が訪れるのは初めてではないかしら?

が、シュワルツェン湖は標高710mの湖でハイキング道とは別に、車道もあり、

車や自転車でも手軽に上がることができます。

湖畔は家族連れも多く、キャンピングカーも停まっいて、とても賑わっていました。

地元民には人気のリゾート地なのかもしれません。

シュワルツェン(shwarz)とはドイツ語で「黒い」という意味。別に湖面が黒いわけではありません。

折角ですから勉強したお粗末なドイツ語で勇気を出してガイドに尋ねると、

周囲を濃い緑や岩肌の覆われ、谷間の湖で湖面が黒っぽく見えることからその名がつけられたとか。

私の語学力不足で聞き違えていたらごめんなさい

ハイキング道は特に変化のある道ではありませんでしたが、とても嬉しかったことがあります。

 

それは野生の原種シクラメンの群生地とも言っていいほど可愛いシクラメンが道端にいっぱい!

最初はシクラメンとは分からなかったのですが、ある方が葉っぱが間違いなくシクラメンよねと。

特にガイドから説明があっとわけではありませんが、花好きの女性参加者はみんなテンション上がりました。

残念ながら写真はこの1枚しかありません。

園芸種のシクラメンより全てが小さめで、可愛いです。

こちらの花は?ですが、やはり沢山咲いていました。


さて再びシュワルツェン湖の駐車場から専用バスに乗り込み(約1時間)、

今日の最終目的地クリッペンシュタインへ向かうロープウェイの山麓駅へ。

クリッペンシュタインは世界遺産ハルシュタットの南にあり、

氷河を抱いて聳える石灰岩の山、ダッハシュタイン山塊を望む展望地です。

この日はふたつのロープウェイを乗り継ぎ、山上駅のすぐそば建つ山小屋宿泊です(2050m)。

海外で本格的な山小屋に泊まるのは初めてです

<ロッジアムクリッペンシュタイン> 

とても清潔な山小屋で、女性は2段ベッド10人部屋。まるで合宿をているようで楽しい一夜でした。

 

突き当り、ドアの開いている部屋が私たちの女性部屋とその内部

 

左が私の寝床、そして右の写真は洗面所とシャワー室。とてもきれいです。

日本の山小屋は涸沢と上高地横尾(この2か所はツアーでしたので大部屋)、

尾瀬、御嶽山二の池山荘はシーズンオフであったため、夫婦で一部屋専有できました。

海外は日本の山小屋と比較するとなにもか快適な感じがしたのですが、山慣れた皆さんどうでしょうか。

眠れるかしら?なんて心配は不要、バタンキュー、ぐっすり眠り爽やかな翌朝を迎えました。

翌日8月25日 4日目は次回に。

 




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ザルツカンマーグート・トレールとサウンド・オブ・ミュージックを巡る旅~その3

2019年09月09日 | 海外旅行

 

第3日目 8月24日(土)

この日は午前中眼下にウォルフガンク湖を望みながら、登山駅の中間駅(1380m)までのハイキング。

約400mの下りの歩きです。

見事な雲海と昇る朝陽!早朝の散歩に出かけました。

崖の先端に山小屋があります。下からは大きなザックを背負った若者が登ってきていました。

縦走しているのでしょうか。

少しづつ雲が切れ周囲の山々、そして眼下に湖が見えてきました。

 

8時半、朝の出発前のミーティング。登山電車の山頂駅はまだ人影もありません。

ここから登山電車の中間駅シャーフベルグアルペ(1380m)まで下りのハイキング。

もう言葉では表現できない素晴らしい眺めと美味しい空気。

牛が草を喰むアルムを、時折すれ違う赤い登山電車に手を振りながらぐんぐん高度を下げていきます。

この登山電車は1893年に完成されたヨーロッパでも歴史あるアプト式の登山電車です。

ヨーロッパンの山々はどこも公共交通機関が発達し、手軽に迫力ある展望を満喫できるのは羨ましい限りです。

もうすぐ中間駅!青い屋根が駅舎です。

シャーフベルクアルペ駅

ここから登山電車に乗り、サンクトウォルフガンクの町まで約20分。まるでメルヘンの世界です。

今から40年前子供たちもこの電車に乗って山を下りたのだと思い感慨深いものがありました。

午後はまた別の湖(シュワルツェン湖)までハイキング。

午後からの様子はまた次回に。


                

昨夜関東を襲った台風15号、朝方まで狂ったように吹き荒れ本当に怖かったです。

鉄筋コンクリート構造のマンション暮らしの私ですら、その怖さに眠れず、早く去ってくれと祈っていました。

戸建てにお住いの皆様はどんなお気持ちだったでしょう。

何故か「来る来る」と言われながら不思議と首都圏を避けて通って行ったしまっていた今までの台風。

今回は予報に嘘はなく直撃でしたね。予報をなめてかかってはいけないと反省しました。

もし被害に遭われた方がいらっしゃいましたら、お見舞い申し上げます。




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ザルツカンマーグート・トレールとサウンド・オブ・ミュージックを巡る旅~その2

2019年09月07日 | 海外旅行

2日目 8月23日(金)後半

ホッホケーニッヒを眺めながらのアルムの道の心地よいハイキングを終え、

専用車(バス)でウォルフガンク湖畔の美しい町、St.Wolfgang(サンクト・ウォルフガンク)へ。

湖と町の名は聖ウォルフガンクに由来し、町の中心には白亜の教区教会が建っています。

15世紀にMichael Pacherという人によってつくられた木彫りの祭壇は有名で、繊細な造りで見事です。

残念ながら内部は撮影は禁止でした。


このサンクト・ウォルフガンクの町と背後の山シャーフベルク(1783m)は、思い出があります。

今からちょうど40年前の夏、夫の仕事の関係で在独していた折、

実家の母が日本からやってきて、母と共に家族でオーストリアを旅しました。

子供たちは7歳と6歳、オペレッタで有名なこの「白馬亭」にも泊まりました。

<今も昔も変わらぬ佇まい>

そしてこの二人の幼子と夫3人はシャーフベルクの山頂に自らの足で登り立ったのです。


<40年前のアルバムから>

今思えばそれは無謀とも思える驚異的なこと!その間、私と母は街歩きをしたり、カフェでお喋りしたり。

シャーフベルクの標高は1783mありますが、サンクト・ウォルフガンクの町自体の標高も高いので、

登りの標高差は1000mぐらいでしょうか。

私は当時山登りには全く関心がなく、山を知る今の私だったら無理無理と止めていたかもしれません。

子供たち、本当によく頑張りました。きっと私も子供たちも山男の夫を信じていたのでしょうね。

下山してきた子供たちはニコニコして楽しそうにしていたのを今でもよく覚えています。


<当時(40年前)のアルバムから>

下りは登山電車でしたが。

この快挙にツアーリーダーもとても驚いていました。

今の息子の山への思いはこのころから自然に培われていったのかもしれません。

そして孫息子のYくんの話をしたら、是非将来はわが社へですって(笑)。


その登山電車に今回の旅行で私たちも乗り、楽々山頂に向かいました。

 

この登山電車は「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場します。マリアの気分

山頂に到着したこの日の夕刻は霧が深く周囲の山並みは見えませんでしたが、翌日は素晴らしいお天気でした。

次回の写真をお楽しみに!

こちら山上ホテルも40年前と少しも変りなく、この日はここに泊まります。

雲上の人となりました。

左に見えるのが登山電車の山頂駅です。

スーツケースは山上ホテルにはもって上れず、一泊二日の荷物を背負って。

翌日は中間駅までハイキング(約2時間半)、中間駅からまた街まで登山電車を利用しました

続きます。


 


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