世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

秋の北東北の秋を満喫(6)~乳頭温泉郷へ

2020年11月08日 | 国内旅行

旅5日目~6日目

いよいよ5泊6日北東北の旅も終わりに近づきました。今日で一気に書き上げます。

5日目はまたまた移動日。レンタカーを返す時間と新幹線の時間が決まっているので、

この日は余裕をもって出発しなければなりません。私の運転ですし 

弘前から十和田湖までの同じ道を引き返しますが、樹海ライン途中の道の駅に寄り、

姉、長女家族、長男家族へ地域共通クーポン券を使って大盤振る舞いのお土産を購入。

宅急便にして送っていただきました。

地域共通クーポン券も電子クーポンと紙クーポンがあるうえに、利用できないお店もあります。

旅行中ゆえ時間にも余裕がないので、その点はしっかり調べておかなければなりません。

十和田湖ホテルからお店に電話をし、紙クーポンが利用できるか、営業時間は何時から何時までか?

宅急便は扱ってもらえるか、その他もろもろを尋ね、時間的ロスなく安心して寄ることができました。

 

弘前で車を無事返し 、新青森経由で田沢湖へ。そこからバスで乳頭温泉郷へ

最後の晩は乳頭温泉郷で乳白色の温泉に浸り、5日間の旅の疲れを癒しました。

乳頭温泉という名前は温泉が乳色であるから付けられたのではなく、背後に聳える乳頭山か来た名前とか。

ですから乳頭温泉にも透明な温泉もあるとのホテルのスタッフの説明でした。

Aさんは数年前に秋田駒ケ岳から乳頭山へと縦走し、ここ乳頭温泉郷に下山したそうです。

翌朝訪れた秘湯巡りで懐かしそうに語ってくれました。

6日目に当る翌日は旅行中最もお天気が良く、真青な抜けるような青空でした。

朝食前、ホテルスタッフの案内で休暇村周辺のブナ林散策。

気持ちの良い林の朝でした。でも寒かった~!スタッフの話では前日の朝は-1度だったそうです。


<霜で真っ白です>

ブナ林の中には沢山のブナの実が落ちていました。森に住む動物たちの貴重なえさとなります。

そうです、クマの大好物ですね。拾ってみました。殻の物もあれば実のはいっているものも。

 

記念に持ち帰りましたが、はじけて実のついているのは一つだけでした。中央が実です。

 

田沢湖駅行の11時55分発のバスに乗ることにし、チェックアウトした後、荷物を預け、

温泉に入らない温泉巡りをすることに(笑)。ただあまりのお天気に歩きたかったのです。

休暇村をスタートしてぐるりと1周、紫色のコースを歩きます。

まず最初に現れてくるのが黒湯温泉。黒湯温泉は最奥部にある温泉だそうですが、

駐車場があるため、それなりの湯治客がいた様に思えました。

 

次に孫六温泉

こちらはひなびた深山の秘湯の雰囲気そのものです。

アクセスが悪く、健脚向きの温泉ですね。山を下りてきたハイカーの利用が多いそうです。

露天も混浴とか?私は無理かな?まだ恥じらいの残っているお婆さんですから(苦笑)

孫六温泉をぬけて燃える秋の景色を眺め楽しみながら沢沿いを歩いていくと、

蟹場温泉、大釜温泉があります。こちらは設備の整っていそうな旅館風の温泉でした。

 

大釜温泉には自由に利用できる桶の足湯があり、疲れた足を優しく癒してくれました。

誰ですか?大根足なんて言っている人は!

 

最後は洗練されたおもてなしや美味しい料理を提供してくれると評判の妙の湯。

佇まいもなかなか立派な品格のある本格温泉宿でした。

 

そして東京に帰宅してから知ったこと!

浴衣を着たまま7湯(もう一つ少し離れた場所に鶴の湯)を巡る湯めぐりバスというのがあるそうですよ。

温泉好きにはたまらない乳頭温泉郷です。皆さま、いかがですか?

 

さて11時50分の路線バスで田沢湖駅へ。新幹線の停まる駅ですよ。でも人気のない静かな駅です。

乗り換え乗り換えの多い旅でしたが、この列車は新幹線「あきたこまち」。東京まで直通です。

5泊6日、長い国内の旅、初めてのレンタカー運転の体験もあり、楽しいながらも帰宅してほっとした私です。

 

一応北東北の秋満喫の旅の報告は今回で終わりと致します。

また折に触れ思い出し、綴ることもあるかもしれません。その節はまた読んでくださいね。

長い間、お付き合い下さりありがとうございました。

 

秋の北東北の旅、楽しんでいただけたでしょうか。

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コメント欄開けました。

 

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北東北の秋を満喫(5)~奥入瀬渓流散策

2020年11月06日 | 国内旅行

同じような画像ばかりでもううんざりとお思いの方もいらっしゃるでしょう。

私の思い出記録のつもりで綴っております。どうぞご興味のない方はスルーしてくださいませ。

後2回で終わらせるつもりですので、もうしばらくお付き合いくだされば幸いです。

旅4日目

十和田湖プリンスホテルは十和田湖の西湖側にあり、

静かなたたずまいのどことなく大人の隠れ家的雰囲気のあるリゾートホテルです。

こちらも2連泊。十和田湖に昇る日の出も神々しく、湖畔に面した広い芝生のお庭で寝転ぶのも良し。

湖畔には遊歩道があり、朝の散歩には最適です。

 

さてこの日は楽しみにしていた奥入瀬渓流散策。こちらも2度目で15年前の真夏に訪れています。

奥入瀬は秋がいい!この言葉に魅せられ再訪しました。その言葉にウソはありませんでした。

以下簡単な解説のみで写真中心で参りたいと思います。

まず子ノ口に車を停め、バスで馬門岩まで行き、そこから十和田湖まで歩きます。

のんびり歩いて約4時間。

十和田湖から流れ出る奥入瀬川!

樹林の中を右に左に滝が現れ、清流と黄葉の美しさに心洗われる思いです。

渓流沿いには車道と遊歩道が整備され、秋の黄葉シーズン、例年は個人の車通行禁止ですが、

今年はコロナ禍のため、バスが密になることを避け、通行可となっています。

そのため車道はかなり渋滞。奥入瀬は是非歩いて自然との一体感を味わいたいものですね。

冒頭の写真とこちらは、馬門岩のバス停を降りてから最初に現れる奥入瀬で最も美しいとされる景勝地。

阿修羅の流れです。清流がほとばしり流れる様子はまるで生き物をみているようです。

がこんな静かな清流もあり、またほっとします。

 

阿修羅の流れを過ぎ最初に現れる滝が「雲井の滝」

落差は25m、鬱蒼とした木立から2段になって滝壺に流れ落ちるさまは迫力があります。

 

 

続いて白布(絹)の滝、そして白糸の滝

 

白糸の滝、白布の滝ともに名の通り細い流れ、女性的な繊細な流れで、

怒涛のように流れる迫力ある滝とは違い、周囲の色づいた木々と調和し見とれる美しさです。

実はこの先に私たちにとって是非とも見て拝んでおくべき滝があったのですが、見逃してしまいました。

それは「不老の滝」と「双白髪(ともしらが)の滝」

双葉白髪の滝は字のごとく夫婦が共に末永く幸せに生きられるようにとの願いが込められている滝とか。

 

最後、十和田湖に最も近い滝が「銚子大滝」!下記の立札の説明をお読みください。

さらに子ノ口の駐車場まで歩き、この日の歩数は20615歩!

歩き続け何も食べていませんでした。でも朝食の食べ過ぎ?あまりお腹がすていないうえに、

今夜のディナーを美味しく頂くためにお昼はこれで済ませました。

これ何かお分かりですか?

 

左は言わずもがな、青森特産「りんご」。左は秋田名物「きりたんぼ」!

 

翌日はまたまた移動日、十和田湖から再び弘前へ移動。レンタカーを返します。

そこから奥羽本線、東北新幹線 秋田新幹線、そして田沢湖から路線バスで乳頭温泉郷へ。

次回に続きます。

 

息切れがしてきました旅行記、この回は勝手ながらコメント欄と閉じさせていただきます。

次の回はまた開けますので宜しくお願いしますね。

 

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北東北の秋を満喫(4)~弘前から十和田湖へ

2020年11月03日 | 国内旅行

旅3日目

この日は移動日でした。弘前から十和田湖までレンタカーで移動。

3日目のこの日をどのようにするか、夫婦で随分悩みました。

弘前から十和田湖までの移動方法は公共バスという手段もありますが、とても時間がかかります。

Aさんが運転できればどんな道でも全く迷わずレンタカーにするはず。しかしAさんは既に免許証返納。

果たして私の運転で大丈夫か?初めての道、事故なく走れるか?

出発前にルートをネットでいろい調べました。

ネットはとても便利。弘前から十和田湖までどういうルートが一番楽で安全か?

検索すると丁寧に教えてくれます。実際に走り、YU-TUBEで動画までアップされたりしています。

そこで選んだルートが弘前大鰐インターから高速東北道に乗り、小坂で降り、樹海ラインを十和田湖まで。


<樹海ラインの景色>

距離にして約75キロ!このルートを選んだのは正解でした。

眺め優先の山越えより距離はありますが、まず高速道路は楽ですし、空いていて速い。

小坂インターから十和田湖までの樹海ラインは紅葉黄葉が見事で素晴らしい眺めが続き、

気持ちよく運転でき爽快なドライブです。

借りた車種は日産NOTE、先日都内でレンタル、すでに予行演習済みです。

樹海ラインの途中に日本の滝百選にも数えられている名瀑「小坂の七滝」があります。

走っていて偶然見つけた滝でした。

約60mの高さから七段に渡って落ちるさまは伝説にも語られる大蛇にも似て圧巻な眺め。

道の駅、特産品直売場もあり、帰路、こちらで地域共通クーポン券を使って、

沢山のお土産を買い宅急便で発送しました。


<最終2日間は晴天 帰路に撮った道の駅>

次第に車は十和田湖に近づき、道もカーブが多く、慎重に運転。



<助手席からAさん撮影 いつもの私の役目を今回はAさんが。>


<途中の展望台から。奥 十和田湖。瞬間的に陽が射し絶景でした!>

十和田湖休屋近辺に車を停め、十和田神社から十和田湖畔へ。

十和田神社は大同2年(807年)に創建された歴史ある神社で、

青龍が眠ると言われる伝説のパワースポットとなっています。

神社から森を抜けて湖畔にでると十和田湖のシンボルともいえる「乙女の像」があります。

詩人にして彫刻家でもあった高村高太郎の傑作として知られています(昭和28年建立)。

モデルは高太郎の愛妻智恵子夫人だと言われていますが・・・・。


<元乙女?>

そして夕刻無事十和田湖プリンスホテルホテル到着。

Aさんに叱られながらも(笑)危険な目にも合わず、よく走りました。ちょっぴり疲れた~。

こちらのホテルは弘前と違い二食付き。3日目にして初めて満足なディナーを頂けました


<ホテルの部屋から湖を望む>

翌日の朝食↓

 

 

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北東北の秋を満喫(3)~白神山地

2020年11月01日 | 国内旅行

旅行2日目

世界遺産白神山地を訪れました。8:50 弘前駅前を路線バスで出発。

白神山地は皆さんもよくご存知、青森県と秋田県にまたがる1000m級の山地で、

1993年日本で初めてユネスコ世界遺産に登録されました。

世界的規模で広がるブナの原生林が手つかずで残されており、訪れるハイカーの心を癒してくれます。

ブナ林はかって日本各地に存在していたようですが、用材として伐採されたブナ林が多く、

白神山地は奥まった地であったことと、急峻であったことが幸いし、生き残ったようです。

<スタート地点近くの紅葉>

白神山地を訪れるのは2度目で15年前、50代の頃、やはりAさんと二人で愛車で来ています。

私はまだ山に目覚める前のただの観光客でしたが、それでも若かったのですね~。

険しい、危険と言われ、今回は回避した暗門の滝の最後まで歩き、復路はブナ林を抜けて戻っています。

当時は決して大変な道とは思わなかったのですが、訪れてビックリ!

暗門の滝歩道を歩くのには、ヘルメット着用と通行届の提出が義務付けられていました。

15年前はそんな必要はありませんでした。きっと大きな事故でもあったのでしょう。

15年前とは少し状況が変わってしまったのかもしれません。災害の多い近年ですから。

それに長雨の続いたこの日は最も迫力のある一番奥の第一の滝へは通行禁止。

そこで二手に分かれた岐路をブナ林散策路の方へ向かい森林浴をしながらのんびり歩くことにしました。

<雨が降ったり止んだり、時折陽が射したりの変わりやすいお天気でした>

しかし雨の多い昨今、枯れ葉は湿り滑りやすく決して楽な道ではありませんでした。

歩いたのは下記のコースとなります。途中何組かのガイドツアーに出会うだけの静かな散策。

私たちも現地のガイドツアーに参加することも考えましたが、ずっとマスク装着は苦しい。

折角の森林浴、思い切り新鮮な空気を吸いたいとAさんと二人だけで歩くことに。

途中渓谷に降りる道との分岐点にさしかかり、とりあえず渓谷まで降りてみようということになりました。

渓谷に降りる分岐路にはこんな立て看板がありました>

渓谷から上がってくるハイカーはやはり全員ヘルメットを被っています。

若い二人ずれの男女に滝までの道の様子を尋ねてみましたが、

私たちの年齢を察してか、滝まで向かうことは進めませんでした。ヘルメットも装着していませんから。

渓谷の様子だけ眺めてカメラに収め、元来た道を引き返すことにしました。

<右側の道をずっと奥へ歩いていくと第三の滝、第二の滝まで行かれます>

が、やっぱり最初から滝を目指すべきだったかな~と帰宅した今でも思っています。

だってアップされた滝への遊歩道の写真を見る限り、西沢渓谷と同じような道ですもの。

私とAさんなら歩けた!と思っているんですが、どうでしょうか?

復路では一時スコールのような激しい雨にあいましたが、久しぶりのハイキングに、

コロナ禍であることも忘れ、心は晴れ晴れとした一日でした。

 

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