旅5日目~6日目
いよいよ5泊6日北東北の旅も終わりに近づきました。今日で一気に書き上げます。
5日目はまたまた移動日。レンタカーを返す時間と新幹線の時間が決まっているので、
この日は余裕をもって出発しなければなりません。私の運転ですし 。
弘前から十和田湖までの同じ道を引き返しますが、樹海ライン途中の道の駅に寄り、
姉、長女家族、長男家族へ地域共通クーポン券を使って大盤振る舞いのお土産を購入。
宅急便にして送っていただきました。
地域共通クーポン券も電子クーポンと紙クーポンがあるうえに、利用できないお店もあります。
旅行中ゆえ時間にも余裕がないので、その点はしっかり調べておかなければなりません。
十和田湖ホテルからお店に電話をし、紙クーポンが利用できるか、営業時間は何時から何時までか?
宅急便は扱ってもらえるか、その他もろもろを尋ね、時間的ロスなく安心して寄ることができました。
弘前で車を無事返し 、新青森経由で田沢湖へ。そこからバスで乳頭温泉郷へ。
最後の晩は乳頭温泉郷で乳白色の温泉に浸り、5日間の旅の疲れを癒しました。
乳頭温泉という名前は温泉が乳色であるから付けられたのではなく、背後に聳える乳頭山か来た名前とか。
ですから乳頭温泉にも透明な温泉もあるとのホテルのスタッフの説明でした。
Aさんは数年前に秋田駒ケ岳から乳頭山へと縦走し、ここ乳頭温泉郷に下山したそうです。
翌朝訪れた秘湯巡りで懐かしそうに語ってくれました。
6日目に当る翌日は旅行中最もお天気が良く、真青な抜けるような青空でした。
朝食前、ホテルスタッフの案内で休暇村周辺のブナ林散策。
気持ちの良い林の朝でした。でも寒かった~!スタッフの話では前日の朝は-1度だったそうです。
<霜で真っ白です>
ブナ林の中には沢山のブナの実が落ちていました。森に住む動物たちの貴重なえさとなります。
そうです、クマの大好物ですね。拾ってみました。殻の物もあれば実のはいっているものも。
記念に持ち帰りましたが、はじけて実のついているのは一つだけでした。中央が実です。
田沢湖駅行の11時55分発のバスに乗ることにし、チェックアウトした後、荷物を預け、
温泉に入らない温泉巡りをすることに(笑)。ただあまりのお天気に歩きたかったのです。
休暇村をスタートしてぐるりと1周、紫色のコースを歩きます。
まず最初に現れてくるのが黒湯温泉。黒湯温泉は最奥部にある温泉だそうですが、
駐車場があるため、それなりの湯治客がいた様に思えました。
次に孫六温泉
こちらはひなびた深山の秘湯の雰囲気そのものです。
アクセスが悪く、健脚向きの温泉ですね。山を下りてきたハイカーの利用が多いそうです。
露天も混浴とか?私は無理かな?まだ恥じらいの残っているお婆さんですから(苦笑)
孫六温泉をぬけて燃える秋の景色を眺め楽しみながら沢沿いを歩いていくと、
蟹場温泉、大釜温泉があります。こちらは設備の整っていそうな旅館風の温泉でした。
大釜温泉には自由に利用できる桶の足湯があり、疲れた足を優しく癒してくれました。
誰ですか?大根足なんて言っている人は!
最後は洗練されたおもてなしや美味しい料理を提供してくれると評判の妙の湯。
佇まいもなかなか立派な品格のある本格温泉宿でした。
そして東京に帰宅してから知ったこと!
浴衣を着たまま7湯(もう一つ少し離れた場所に鶴の湯)を巡る湯めぐりバスというのがあるそうですよ。
温泉好きにはたまらない乳頭温泉郷です。皆さま、いかがですか?
さて11時50分の路線バスで田沢湖駅へ。新幹線の停まる駅ですよ。でも人気のない静かな駅です。
乗り換え乗り換えの多い旅でしたが、この列車は新幹線「あきたこまち」。東京まで直通です。
5泊6日、長い国内の旅、初めてのレンタカー運転の体験もあり、楽しいながらも帰宅してほっとした私です。
一応北東北の秋満喫の旅の報告は今回で終わりと致します。
また折に触れ思い出し、綴ることもあるかもしれません。その節はまた読んでくださいね。
長い間、お付き合い下さりありがとうございました。
秋の北東北の旅、楽しんでいただけたでしょうか。
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