夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年 1月13日(火)「生活実感」

2015年01月13日 22時28分01秒 | 「政治・経済」
スーパーで買い物をしてレジを済ませた時、品数の少なさに比べた買い物額に驚いてレシートとにらめっこをすることがある。大手スーパーならば食料品のほかにも衣類や雑貨も買いますが、その時にも値札と割引率とにらめっこをする。
このにらめっこをすることが多くなるという事が生活実感を現しているのではないかと思う。
円安が生活実感を厳しくしている。
円高のころはデフレとも言われていたが安さにひかれて消費も伸びて(あるいは少なくとも維持)されていたはずです。それは実質賃金が一定程度高くなっていたという事です。
安売りで得かと思いつつ買い物をするのと、レシートとにらめっこして節約を考えるとでは消費意識には天と地の差がある。
デフレは企業の利益を下げるといわれていますが、では今のような物価高になったら企業は利益が上がるのかといえば、やはり生活実感をもろに感じるスーパーなどではそうではないようである。
イオンの3-11期営業利益47%減、通期は「難しい数字」
もしかしたら物価高ですから売上額自体は伸びているのかもしれませんが消費量自体が落ち込んでいるのでしょうか?
節約意識は将来への不安を現します。
政府が賃上げをやるといってもその恩恵を受けるのは少数の労働者でしょう。それでも現実は物価に追い付けないわけです。
アベノミクスへの消去法から出た支持は、安倍政権発足時の「期待」の大きさとは違うものに変化をしているのではないか。消去法の支持ですからそこにはそうは期待はない。
すると期待を持てないとすれば節約しかないわけです。あるいは消費をしたくてもできない貧困化が生まれている。
コメント
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