夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2015年 6月 8日(月)「1-3期GDP」

2015年06月08日 22時23分01秒 | 「政治・経済」
1-3期のGDPが上方修正されて3.9%増となった。
たしかに円安による輸出は有利となり、原油安は国内生産を助けるでしょう。
しかし実質的なGDPとして日本は豊かになったのだろうか?
昨年の為替が102円とすれば今年は118円から120円である。
GDPの伸びをドル換算にすると、日本の地位低下と見ることができる。
また、個人消費も伸びているとはいえ、中国をはじめとした爆買いによる日本国内の消費もあり、値上げされた物品が生活必需品であることから買わなければ生活ができないものでもある。
デフレと言われた時期にも円高により外国からの輸入品が安く手に入ったり低賃金であっても実質賃金は高かった。それによる相対的な消費の豊かさはあったのである。
デフレからの脱却が進んでいるというのも悪性の物価高によるもので、日本国民の生活が豊かになる中での消費の拡大によるインフレではない。
GDPの伸びは冷めた経済の為替による日本の地位低下を現すでしょう。
冷めた皮肉な目で中国人の爆買いを横目に日本国民は日々の節約に奔走する。
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