夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年 8月15日(月)「終戦記念日に首相は何を語ったか」

2022年08月15日 22時05分00秒 | 「政治・経済」
終戦記念日。
原爆の投下、大空襲、沖縄戦、満州からの引き上げなどなど、多くの市民が犠牲になった。もちろん赤紙による徴兵でも。
これは戦争の犠牲という側面を持っている。
同時に日本国民が犠牲になったという意味での犠牲と同時に、多くのアジアの市民を犠牲にした加害行為という面も忘れてはならないでしょう。
全国戦没者追悼式で岸田総理が
「歴史の教訓」については、「戦後、我が国は一貫して平和国家としてその歩みを進めてきた」と述べたうえで触れた。
と述べた。(毎日新聞
安倍元総理時代から戦争加害という面がぼやかせられている中で、歴史の教訓を語った面では評価はされる。
しかしその教訓から総理は今後日本の平和をどのように進めるかが問われる。
それは
「積極的平和主義の旗の下、国際社会と力を合わせながら、世界が直面するさまざまな課題の解決に全力で取り組む」との方針を強調 (同上毎日新聞)
した。
この積極的平和主義とはアベノミクスの大きな柱で、アメリカとの安保条約をアメリカとの軍事同盟化することにある。
アメリカが日本を守る(これも怪しく、アメリカの軍事戦略の中の駐留米軍)だけではなくて同盟化とはアメリカを日本が守ることを約束された。北朝鮮の核がアメリカに向けられればそれを日本が撃ち落とすといったようなものも含まれるようで、仮想敵国への攻撃を含むものです。ですから敵基地への先制攻撃も行われるようにしたいのです。
これはアメリカの銀二戦略に日本が積極的に参加する中でその戦争を介して相手国を押さえつけることで平和な日本となるという空想的な平和主義なのです。
これは、75年間守り続けた平和主義とは真逆なものです。
結局は、また相手国の市民を殺すことになるでしょう。
ロシアとウクライナの戦闘というものが大きくかかわっていますが、これを利用しながら積極的平和主義を進めていくでしょう。
しかし忘れてはいけないことは、先の大戦は反ファシズムの戦争と位置付けられている点です。ロシアや中国は反ファシズムを大きく取り上げている。アメリカはウクライナへ軍事援助をしていますが、いざ世界戦ともなれば反ファシズムを捨てることはできないでしょう。いつウクライナから手を引くかわからない。
また日本が昔帰りをすればいつアメリカが敵国となるかわかりません。
積極的平和主義にはこうした問題が含まれているのです。
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池に浮かぶ月1646【8月15日】

2022年08月15日 10時57分27秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は医療の逼迫が。
中国で大規模な臨時病棟を10日間ほどで作ったということがありましたが、自宅療養の過酷さを防ぐには必要だと思います。すべての感染者をというわけにもいかないでしょうが、中等症い所ぐらいは入院できる設備は必要でしょう。自宅療養者の死亡と家庭内感染を防ぐためにも。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2021年 8月15日(日)「臨時病棟と隔離」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
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