夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2015年 9月17日(木)「公明党」

2015年09月17日 22時13分06秒 | 「政治・経済」
以下、ツイッターからの転載です。

今からでも間に合うんだけど、公明党は今後どうするんだろ?浮草のように漂うのか。。。。与党(自公)という海で。
公明党の綱領を読んでいます。
この綱領と戦後レジームを掲げる安倍政権のこれまでの政策と一致するものなのでしょうか?公明党の中心的哲学である「人間主義=中道」と一致をするのでしょうか?
<生命・生活・生存>を何よりも第一と考えて政策をたて実行するのが人間主義=中道でしょう。これが綱領の柱でしょう。
安倍政権の戦後レジームからの脱却は、アベノミクスという経済政策と積極的平和主義という平和主義にかわる平和を維持することの政策の中身にあります。
アベノミクス問経済政策が国民の<生命・生活・生存>の条件を向上させたものだったのでしょうか?安倍政権発足から国民に期待を持たせたことは確かですが、そのつくられた期待を国民が求めるような実際の経済の動きとなり<生命・生活・生存>を向上させたのでしょうか?
たしかに株価は上がり企業や富裕層の利益を拡大したことは確かです。しかしその株価や利益は貨幣価値の低下からの額面上の変化でしかなく実体経済を改善したものではありません。これらの反作用としての悪性の物価高が国民の<生命・生活・生存>を後退をさせたのではないでしょうか。
「政治の使命は、生きとし生ける人間が、人間らしく生きる権利、つまり人権の保障と拡大のためにこそあります」(綱領からの引用)人権の保障には経済的に安定したものが保障をされなければなりません。その上に立って平等に全国民は文化的な生活を営むことができます。
人権の保障と拡大がこの間の安倍政権の中でどのくらい達成されたのでしょうか?経済面から見ても悪性の物価高が国民の<生命・生活・生存>を後退をさせ人権保障の後退は人間の尊厳の後退にまで貧困層を増加させている。子供の貧困はどうでしょうか。社会保障の貧困化は進んでいます。
派遣法の改悪は今以上に不安定雇用と賃下げを促すでしょう。ブラック企業といわれる企業が普通となり若い方の離職が進み、輝く女性という言葉の裏として女性の継続した雇用は望めずにそれは今後も女性労働者の生涯賃金を上げることはないでしょう。高齢者には賃金は半分で同じ労働が。
人間主義=中道としての公明党の役割が今の安倍政権の中で果たしてきたか、今後も果たせる条件があるのかが問われるのではないでしょうか。ここを見分ける岐路に今公明党はあるのではないでしょうか。国民の<生命・生活・生存>の維持と向上そして保障のために。
「経済力や国際的地位にふさわしい「世界の中の日本」の役割を果たすことが求められています。」(綱領より引用)この国際貢献での平和に対するものが安倍内閣での積極的平和主義なのでしょうか?
積極的平和主義とは、今数の力で成立しようとしている安保法案であり、それはアメリカが行っている戦争を支援氏より積極的に参加をすることです。テロが多くの市民を犠牲にする。しかしアメリカの戦争も多くの市民を犠牲にする。この戦争を認めることが人間主義=中道なのでしょうか。
多くの他国市民も日本の市民も犠牲となりかねない戦争の支援が国民の<生命・生活・生存>の維持と向上そして保障とつながるのでしょうか?集団的自衛権が国民の<生命・生活・生存>の維持と向上そして保障につながるのでしょうか?
安倍内閣のアベノミクスという経済性格や積極的平和主義に、自民党の暴走を食い止める役割が公明党にありそれが与党にいる存在価値と言われますが、そのために人間主義=中道すなわち国民の<生命・生活・生存>の維持と向上そして保障が忘れ去られてはその党の存在価値は薄れてしまう
自公支持者の中も混沌としてくるでしょうね。。。経済問題と安保法案がセットとして国民は突きつけられています。

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