夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2017年 9月 5日(火)「懐疑論」

2017年09月05日 17時52分03秒 | 「政治・経済」
関東大震災の時の朝鮮人虐殺について、東京都と墨田区は追悼文をやめたという。
6000人の虐殺があったという数不正確さによって虐殺すべてをなかったものにするという論法があるのでしょう。
南京大虐殺にしても日本と中国側の犠牲者の人数の違いによって日本は南京大虐殺はなかったとする動きもある。
このような歴史認識における哲学的欠陥は懐疑論あるいは不可知論に近いものがあると思う。
歴史認識も発展がある。
ですから犠牲者の数の正確性も研究によって真実に近い人数が明らかになっていくものです。犠牲者の数がはっきりした確実性がないからとそれを理由に子供達も含めて国民に歴史的なものとして教えないのは間違いです。犠牲者の数が確定しないなら、これからの研究で明らかにしていくべきとして教えるべきでしょう。
歴史家や研究者間で1000人の虐殺だった、いや、6000人の虐殺だったと言い争っているときに、国としてはそれは五十歩百歩で虐殺はあったのだからこれから人数については研究をして明らかにしていきなさいというのが正しい。

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