今年の畑では少し、毛色の変わったトマトを植えてみた。
【ロッソロッソ】
ボコボコした実が可愛いこいつは、グルタミン酸を多く含み、
生でも加熱しても美味しいらしい。
ロッソロッソとはイタリア語で『真っ赤』の意味だそうだけど、
お味は昔食べたような、青臭い香り&ジューシーな感じなんだって。
この春。
園芸店で、野菜苗を色々物色していたら、
少しお値段高めの、『サントリー本気苗』というのを見つけたので、
思わず興味をそそられ、
ゴンザと二人、吟味に吟味を重ねた上、全5種のうちの3種を選び、
購入してみたのだ。
【ルンゴ】
ホールトマトの缶詰でもよくみかける縦長トマト。
最近はスーパーでもこんな形の生を見つけるよね。
ルンゴとは、イタリア語で文字通り『長い』の意だとか。
調理用品種の傑作だというコイツは、加熱で劇的に変化し、
とろみとコクのあるソースになるんだって。
ゴンザよ、出番だ!(笑)
家庭菜園の中でも作りやすく、初心者でも収穫が見込めるトマトは、
毎年多くの品種が園芸店の店頭に並ぶが、
我々がこれを見つけたのは初めて。
なんでも、発売元のサントリーがこの苗と共に出している小冊子によれば、
『家庭菜園で収穫の喜びと、味わいの楽しみを追求したい、という気持ちに応えて』、
第一弾としてこれを発売したのだそうだ。
ところで....しつこいようですが、ラズベリー、獲れてます(笑)
日に日に収穫量が増えて、昨日などは1キロほどにもなったので、
なんか段々摘むのが面倒になってきた(爆)
でも、せっせと持ち帰り冷凍保存。
収穫が終わったら、一気にジャムにでもしよう。
しかしあれだね、ラズベリーの栽培が楽なわりに『実』は値段が張るのは、
運ぶことの難しさなんだね~。
すぐに潰れちゃうし~、カビちゃうし~。
その冊子によれば、これらの品種は日本未発売。
欧州で好まれているものを選りすぐったそうだが、
はて。
その味が日本人である我々の舌にどう感じられるのか。
今から非常に楽しみである。
こちらは真っ黒。
種をとろうと、放りっぱなしのソラマメちゃん。
ソラマメの収穫期はほんの一瞬。
食べごろを逃すとあっという間に固くなるんだよ~。
知ってた?私は知らなかった(笑)
思えば、トマトほど味わいの深い野菜は他にないように思う。
生でよし。
品種によっては加熱してなおよし。
こちらは、ゆっくりながら段々大きくなってきたオカヒジキちゃん。
梅雨入りしてからほとんど雨が降らないので、土がカピカピー(笑)
そして、いままで国内で売り出されていた品種よりも、きっと、
今回育てているもののほうが、ずっと加熱に向いているのは、
各苗の説明書からしても間違いないようだ。
【ズッカ】
形も大きさもそれぞれ異なって実るというコイツは、酸味がほとんどなく、
他の素材と組み合わせる食べ方が絶品とか。
ズッカとは、イタリア語でかぼちゃの意だそう。
さて.....
サントリーの本気野菜とやら。
その本気がどれほどのものか、見せてもらおうか(笑)
見慣れない形の可愛い実を眺めながら、その味を想像しては、
ひとり畑でほくそ笑む私なのである。
先日の自分がどれほど危険なことをしたのか、
露ほども知らずにすやすや眠るちゃあこ。
本当に無事でよかったと、この何ものにも代えがたい可愛い寝顔を見て、
心から思う。