猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

風雅な名前は難しい

2005年09月20日 23時05分53秒 | ぶ~すか言ってやる!
昨夜、ゴンザ一家と私の一家で食事に行った時のこと。

元町にあるカジュアル懐石の店で、メニューとにらめっこしては悩む三人がいた。
その三人とは、何を隠そう、私、妹、弟のことなのであるが、なぜにらめっこをしていたかと言えば.....。
予約したコース料理の、細かい内容が書いてあるメニューが置いてあったにも関わらず、「ほとんど読めな~い」漢字ばかりだったからである。
いや。
正確には。一文字一文字は簡単な字ばかりなのに、並ぶとよくわからないものになってしまっている、と言ったほうがいい。

「心太」って?「進肴」って?「零余子」って?????
一体なんて読むの~!?

心から叫ぶ三姉弟。

そりゃ私だって、「鱧」とか、「銀杏」とか、「茗荷」くらいは読めるわよ。
でも。でも。
懐石って、当て字も多くないっすか?

いや.....風雅を極めようとする日本人が、伝統的に<当てて>きたのか?
三姉弟の頭の上を飛び交う「???」マークと、メニューを見てもわからないもんだから、「次は何が出てくるの?一体これは何と読むの?」のワクワク感。
そして、店員さんが一つの料理を置いてゆくたびにしてくれる説明に、少々遠慮がちに湧き上がる「おお!そう読むのかっ」のヒソヒソ声。

私らはバカ兄弟か?(笑)

しかし、やはり風雅な名前をつけられた料理や、その素材というのは一段と美味しいもので、感心する→楽しむ→感心する→楽しむ、の繰り返し。
結局のところは、これまた風雅な名前のついた九月限定コース、「白露の頃」を、大いに楽しんだのであった。

ところで。
最近、おはぎとぼたもちをどう使い分けるのか、知らない人って多いよね。
しかも普通の消費者ならいざ知らず、売る側まで間違えてるし。
確か私、春に「おはぎ」が売っているの見たもん。
秋に「ぼたもち」が売ってるところも見たことあるけど.....。
さすがにその間違いは、「風雅」が泣きやしませんか?

ちなみに昨夜のコース。デザートはちゃんと「おはぎ」だったんだけど、美味しかったあ♪

おおそうそう!そういえば前述した
「心太」「進肴」「零余子」の読みかただけど.....。
ところてん、すすめざかな、むかご、が正解のよう。
やっぱり、風雅な名前は難しいね~!


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ところてん (虫主婦)
2005-09-21 10:07:48
は、読めたぞ!!

進肴とは、前菜のこと?

むかごってこう書くんだ~。

むかご、PCで変換できなかった。

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いいわぁ~ (しも1)
2005-09-21 11:32:08
ステキな薔薇ですね

夕日でしょうか?照らされていて・・・



わぁ~そんな料亭、行ってみたぁ~い

私も「ところてん」はわかりましたが、あとは・・・

「すすめざかな」「むかご」自体を知りませんです

「おはぎ」と「ぼたもち」は、存じておりますよ~ん

なるほど!そういう違いなのかと、納得したものです

そういえば最近、ごちゃまぜですよね~

秋の彼岸は・・・「おはぎ」ですよね
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やはり変換不能 (erima)
2005-09-21 23:54:39
虫主婦様



ところてん。

私もTVで読み方を知っていたはずなのに、

す~っかり忘れちゃってました。

進肴はですね。お口直しというか、箸休めというか、

そんなものですね。

このときは「胡桃の心太」でしたけど...。

白くてサラッとした口当たりでした。

ところで「むかご」。

我が家のPCでも変換できなかったんですけど。

やっぱ、当て字じゃないですかね~。
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秋の陽は..... (erima)
2005-09-22 00:11:44


しも1様



美しいでしょう?この薔薇。

いつもはもう少し違う咲き方をするんですが.....。

朝陽を浴びた、秋になって少し濃い色に変わりつつある

アブラハムダービーです。

この品種は丈夫で育てやすく香りも良い、

文句なしの優等生なんです。葉も美しいですし...

薔薇は咲く季節によっても色が変化して、

楽しみが多い植物でもあるんですね~。



ところで。

お食事に行ったのは「料亭」なんて高級なものじゃ

ないです~

本当にカジュアルな懐石で、お値段も

内容と照らし合わせるとびっくりするほど

リーズナブル!

しかも、日本各地の焼酎や酒が置いてあって

楽しいんですよ~

住んでいる場所が近ければ、

「どうですか!ちょっと一杯...」

なんて、ご一緒したいんですけど。



ちなみにですね~。

進肴はお口直し(箸休め)のことで、このときは

「胡桃の心太」でした。

零余子(むかご)は、山芋の蔓に生るお芋の小さな

ヤツで、ちょうど見た目も食感も

きぬかつぎに似た感じです。



おはぎとぼたもちの違いはですね、

いつか私、店頭で注意をしてやろうと

密かに思っているんですけど...

それっておせっかいなおばさんみたい!?(笑)

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タイムリーな話題! (しも1)
2005-09-22 15:07:12
それが・・・けっさくなんですが(私の中で)

今日、来られたお客さまがたまたま・・・たまげたことに『むかご』のお話をされて

もう私の頭の中で『バンバン』机を叩いていました

「連休に『むかご』取ってさぁ~フライにして塩をパラパラ振って食べたらこれが、旨いんだよー」

え"~~~っ?!む・むかごってナンですかぁ~?ってカンジです

延々と『むかご』についてそのおじさまとお話ししました

関西・・・京都の方ではよく食べるんだそうですね



ホント、お近くなら連れて行って頂きたいわぁ~
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運命のシンクロニシティ (erima)
2005-09-22 23:56:25
しも1様



あはは~

そりゃ『バンバン』ですねっ♪

関西のほうでよく食べるとは知りませんでしたが、

幼虫の時といい、しも1様とは

不思議なシンクロニシティを感じます~。



いや。

今回の場合はそのおじさまとのシンクロか!?



いつの日か...

そんなシンクロで一杯行けるといいですねぇ
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