猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

心には残らない。

2008年03月19日 17時11分27秒 | ルーツ

.....ありゃ!?
もうソラマメの花が咲きました。

 

「心に残る別れはあるか?」と、ゴンザに尋ねられたので.....。

「心に残るというよりは、『とてもスッキリした~』という別れはある」と答える。

あれは私がまだ20代の頃だったが。

1年半、共に暮らした相手の元から黙って姿を消した『別れ』。

 

相変わらず本文と写真になんの関連もないblogですが(笑)
先日の河川敷火災の跡には、早くも緑の葉が萌え、
黒焦げの地面は虫が見つけやすいのか、
種々の鳥がしきりに表面をついばんでいます。

 

二人の終わりはもう、彼が調子に乗り出してから、決定的だったのだけど、
私は情とか、色んなものからぐずぐずと答えを出せずにおり。

彼もまた、同じような感情と未練。
『このまま適当にうまくいけば』という、欲張りな心で、
私を引き止めていた。

しかしあるとき。

私は突然心を決め。

その決心は心に秘めたままで、
仕事から帰った彼と何食わぬ顔で会話を交わし、
Tシャツのほころびさえつくろってあげ、
どこかへいそいそと出かけてゆく彼を「いってらっしゃい♪」と笑顔で送り出し。

すぐに荷造りを始めたのだった。

 

こちらは畑への途上で見つけたスモーキーなピンク。
曇り空によく映える色。

 

そして、直後。
私は弟へ電話をかけ、「荷物を運んでくれないか」と、
「なるべくすみやかに、ひそかにコトを済ませたいのだ」と伝え。

弟はほどなくしてやってきた。

私はといえば、昨日まであんなに苦しんでいたのがウソのように、
すっきりした心もちで、てきぱきと自分の荷物をまとめては運び。

結局、すべては1時間ほどで片が付いたのだった。

 

オホホ♪
こちら、またもや若いオトコからのホワイトデイのプレゼント。
いやあ、悪いねぇ、気を遣わせて。
おばちゃん、そんなに怖いかい?(爆)

 

その夜。

彼が何時に部屋へ戻ったのか。

私が残した短い手紙をどんな顔で読んだのか。

いきなりもぬけのからとなった部屋を見て、どんな風に驚いたのか。

それは知らないけれど.....

答えを出さない彼のずるさに、私は答えを出しだけだ。

感謝されこそすれ、恨まれる覚えはない。

 

こちら、連日UPしている『プロローグ』の『練乳フランス』。
モチモチした生地を噛むごとに、練乳が「じゅわ~」っとしみ出て美味しい!

 

.....と。

そんな話をしたら。

ゴンザさん。

「俺も昔、黙って彼女に消えられたコトがある」と。

....あ。
そうでしたか(笑)

女は一度決心すると早いからねぇ。

 

どうも。
ワタシもいちお、おんニャです♪
ふ~ん.....人間っていろいろめんどうなんだねぇ。

こちら、いただきものの杏仁豆腐は『目黒五十番』のもの。
K君、いつもありがとう♪



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高校の時 (まっちゃん★)
2008-03-20 00:44:50
ずるずると中2から付き合ってた彼氏と高3の2月に。
いつ別れようって言うかそれこそ情で続いてたから最後の半年は距離を置こうって言っても家の近所で待ち伏せされたりして、もうイヤイヤで(笑)
そんな時、前に作った巾着袋がボロボロやから次の遠足用(子供やなぁ・笑)に作ってって頼まれたのを作り上げたらなんか吹っ切れてそれを渡した瞬間、私の中で全てが終わってコレで最後な、バイバイって。そしたら会社帰りの人がいっぱいいてる地下街でいきなり号泣しながら土下座されてねぇ「オレを捨てんといてくれ」って。
その姿が情けなくてアホらしくて土下座してる間に何にも言わんと、そろ~っと帰って来たった(笑)

その子の怨念か、それ以来付き合う彼氏全員、フラれたけどね。

ちなみにぱいなぽぉも黙って消えられてるよ~
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そういうとき (ばく)
2008-03-20 02:09:17
やはり、女は心に決めると、すっぱりですよね。
こういうとき,男の人より潔い。

話違いますが、仕事をしていて、病気の治療などでも、女の人の方が決断が早くてすっぱりしてます。「手術します!」みたいな。男の人はぐじぐじ悩んで,決められない人多し。

ちょっと似ているところがあるのかもしれませんね。

山口君似の、ゴンザさん。見てみたいなあ~今度よろしく~!結構TOKIOもファンなんです♪

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言えてる (いなひこ)
2008-03-20 02:47:55
女の人の方が、こうと決めたら早い。
女性はイヤって思ったら、傍にいるのもダメ。
男らしさって、キッパリした人をいう言葉だけど、女らしさに代えて欲しいぐらいだ。

まっちゃんのその男 いやらしいヤツだね。そんなヤツ捨てて正解だよ。

私は、別れ話の時に 「死ぬ」とか言うヤツ。死んだためしないでしょうが・・・やなヤツ。
その一言で、大引き潮だよ。

ゴンザさんのポツンと一言・・・なんだか母性本能をくすぐられる。 
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過去に縛られない生き物なのよね (まきまき)
2008-03-20 12:34:15
私はそこまでサッパリ、サバサバした潔い別れはなかったけど、ある別れの時、諸々あった男に「君はもっと大人になったほうがいいよ」と言って、男の家から自分のわずかな荷物(基礎化粧品とか)を持ち帰った時はスッキリしたな~(笑)

そう。女のほうが一度決意したら、まるで未練などなくサバサバという音が聞こえてくるかのように執着なく別れられるんだよね。

大学の先輩(男)が離婚した時、それまでとても優柔不断で、何かというと「お父様に言うから」だとか「おじいちゃまがきっと何とかしてくれるわ」だとか言ってた奥さんは、やはりたった一日で引越しをし、先輩が仕事から帰ってみれば家はもぬけの殻状態だったようで…。
その時初めて先輩は、その女を「いい女だな~」と心から感心したそうだよ(笑)

女は過去に縛られない生き物です!はい。
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9級ですが、目標は高い (GONCYA)
2008-03-20 19:25:28
相棒の「消え方」ってのは、ある意味「別れの理想」だなあ。
いやあ、恋愛9級(1級、進級しました・爆)のオレには、コメントする資格さえないのは重々承知だけど(笑)
でもって、GONZAさんも立場は違えど、似た経験がおあり?
う~ん、どこまでシンクロする夫婦なんだ。

ところで、オレの人生に、本日新たにもうヒトツ、
壮大なる目標が加わった。
一応、ここで発表させていただいきたい。

新・オレの目標
「ギャラリー満載の公衆の面前での、男からの土下座」

ああ~、また生きる希望がわいてきた~(爆)

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逃げられたとき (imgrimomgri)
2008-03-20 19:50:51
ひさしぶりに拝見しました。わたしは仕事で男や女に数え切れないくらい逃げられてきましたが、人材業界の特殊用語で「トンダとかトブ、逃げた」とか言っています。ある日突然派遣先の職場から逃走しまったく連絡がとれない人たちです。給与をストップすると決まったように支払日かその翌日、何の反省の色もないボケた電話が入ります。最近では男もけっこういますが若い女が多い。逃げられた側は信用も失いますのでけっこうツライものがあります。置手紙などあればまだ救いがあります。以前仕事上で大切な女性にも逃げられたことがありました、そのときはさすがに追いかけましたが・・・
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どこかでいきなり (erima)
2008-03-21 21:19:41
まっちゃん★様

そうなんだよねぇ。
そういう姿を見せられると女って、急にアホらしくなってきちゃうんだよね。
男の人って女性が泣くと、それにほだされちゃったりするけど、女は逆。
待ち伏せも土下座も引くよね(笑)

女にはさ。
何かきっかけみたいなものが「ふっ」っと訪れるときがあって、「これが済んだら終わり」って、ものすご~くきっぱりする時がある。
んでもって過去には浸らない。
「ハイ、次!」って(笑)
この辺は、「いつまでも終わった恋愛に美しい思い出を求める男」と、「あくまでも現実的な女」の違う部分だね。

ところでぱいなぽぉ様。
黙って消えられた経験アリ?
...あ、でも、それってある意味『いいオトコ』の条件かもよ~ん(笑)
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肝の据わり方? (erima)
2008-03-21 21:43:11
ばく様

そういえば以前、どこかで美輪明宏さんが書かれていたのを読んだのですが、「女は一生に何度も生死をさまよう。女になるとき。子供を産むとき。だから強い」と。
なるほどなぁと感心したことを思い出します。
美輪さん自身が男と女、両方の要素をお持ちの方だけに、説得力があるなぁと(笑)

で、実は、この『はっきりしなかった彼』のお母様という方がまた潔い方で、ご病気をなさったときの決断がすごくかっこよかったんです。
(このお母様は私が人生でただ一人、心から「お母さん」と呼べる人でした。もう亡くなってしまったのですけど)
つまり、潔い母に育てられても息子はああだったから...(笑)
やっぱりその辺は男と女の違い、なんですかねぇ。

きっぱり決断したときの女性って、何者をも寄せ付けない強さを持っている気がします。

あ...、ところでゴンザの山口君似、ですが(笑)
今の山口君でなく、太っていた頃の山口君のイメージでお願いします。
TOKIO、メンバーみんな、好感度が高くっていいですよね~。
面白いし♪
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一刀両断(笑) (erima)
2008-03-21 21:54:38
いなひこ様

歌の中とか世間的には「待ち伏せ」とか「死んでやる~」とかは女性のイメージなんでしょうけど、実際は女性のほうが、ホント『男らしい』ですよね。
決断までは時間がかかったとしても、決めたら絶対引かない、決断を覆さない。
>イヤって思ったら、傍にいるのもダメ
っていうのも、ホント、おっしゃる通りです。
声を聞くのもイヤ(笑)

「死ぬ」も勘弁して欲しいですねぇ。
一度変わった気持ちは何をしても戻らないんですもの。
『大引き潮』に大笑いしてしまいました(笑)

ゴンザの一言。
言葉少なだけに、ちょっとホロリ、ですが...
たぶん、逃げられるには逃げられるだけの理由があったんだろうな、やっぱり(笑)
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それすら振り返らない。 (erima)
2008-03-21 22:06:45
まきまき様

例えば男の人は別れる時にも、「悪い人にはなりたくない」「綺麗に終わりたい」「キミを傷つけたくない」と、色々気にするけれど、女はそんなことすら「もうどうでもいい」(笑)
とにかく次!なのよね。

おそらく、まきまき様の先輩のケースも、先輩のほうは「いい女だな~」と思ってても、彼女のほうはもう、自分のイメージがどうだったかなんて気にしてない(笑)
決断をしたときにはもう、すべてが終わってるのよね、女には。

ま、女は「下手な優しさは相手を傷つけるだけ」と、よく知ってる生き物なのかもね~。
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