猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

これさえあれば!  〜地図の読めない女の味方〜

2021年06月19日 16時02分48秒 | 東海道五十三次

 

箱根、薩埵峠、宇津ノ谷峠、金谷坂から小夜の中山、鈴鹿峠。

旧東海道を歩く場合、高低差を把握出来ると予定が立てやすい。

 

 

旧東海道歩きの旅において、

私が参考にしたのが、

 

 

 こちら

 

 

箱根や鈴鹿を通る、歩き旅において、

高低差はすごく重要。

 

ここからあそこ、

という目標を立てた際の、距離の把握も。

 

 

山の中でもしっかり整備されている東海道。

すんごいキレイなトイレもあったり。

 

 

これを見れば、

自宅から行き来しながら歩く場合にも、

泊まりながら歩く場合にも、

 

どこからどこまで歩くのか、

どの駅を使うのか、

どの辺りを拠点にするのか、

 

予定が立てやすくなる。

 

「ここまで歩けば横に駅があるから、

 ここから帰って来よう!」

 

とか、

 

「今日の目標地点はここだけど、

 近くにホテルがないから、

 電車で数個先の駅まで行って泊まって、

 翌日また、戻ってスタートしよう」

 

とか、

 

「今回の一日目のスタートはこの駅だけど、

 次に東海道沿いに駅があるのはここだから、

 その日は何キロ歩ききらないといけない」

 

とか。

 

やる人がいるかどうかはわからないけれど(笑)

 

歩き旅はすごく楽しい。

 

 

坂の名前もいろいろで、『いわれ』と共に面白い。

そういえば、都内なんかの坂もそうだよね!

「んん!?女転しとな!」

 

 

実際、我々の周辺には、

結構いたりするんですよ。

 

旧東海道を歩ききった人。

 

人によって、

『数年かけて、仲間たちと休暇を合わせて』とか、

『一人で行きました〜』とか、

スタイルは様々だけど。

 

ちなみに一人で歩いた彼は、

四国八十八箇所も歩ききったんだって!

 

すげー...

 

(オレもいつかやりたい、という野望)

 

 

もう〜!そんな無茶ブリぃ〜!?

はいはい、やりますよ、ちゃんと!

 

 


人間サンドバッグ。

2021年06月18日 14時46分15秒 | ルーツ

 

人は生まれて来る環境を選べない。

けれど、進む道は選べると信じたい。

 

 

 

「もう下着が気持ち悪いから、

 自分で洗いなさいよ!」

 

これは継母が言った言葉。

 

「お前が余計なことをしてくれるから、

 この服がヨレて着られなくなったじゃないか!」

 

それは、私が洗った洗濯物を見て、

母が言った言葉。

 

洗濯してるとよく思い出す。

 

人は何かの『たが』が外れると、

自分より立場の弱いモノを叩き出す。

 

抗わないのをいいことに、

どんどんエスカレートして。

 

どうして抗わないのか、

理由は様々だが、

叩く側はそんなこと、

考えてないのか、

わかっていて、

それを盾に叩くのか。

 

私でいえば、

父が選んだ人だから、とか、

妹や弟にその矛先が行くのを避けたい、

とか、

世話になっているから、とか、

実の親だから、とか。

 

幼い頃から罵りの言葉に慣れ過ぎていて、

気づけなかった、というのもある。

 

けれど遠慮をすればさらに、

叩かれまくるのだと気づいて反撃すれば...

 

驚いたことに、

相手は驚愕の表情を浮かべる。

 

反撃されないと思ったか?

 

なぜ無抵抗で叩かれ続けているか、

理由を考えたことはあるか?

 

継母は死に、

母とは連絡を断ってだいぶ経つ。

 

今は幸せで、

やりたい放題の毎日なのだから、

思い出す必要はない。

 

だけど...

 

思い出してしまう。

 

もはや、苦しいとか、悲しいとか、

そんなのではないが。

 

今この時も、

『サンドバッグ』になっている誰かの存在はどこかにある。

 

「自分のことだけ考えろ」

 

「どんな方法でもいい、逃げ出せ」

 

そう、伝えたいのは罪だろうか。

 

叩かれない状況になって初めて、

人は考えることが出来る。

 

身体的暴力も同様。

 

「気持ち悪い」とか「汚い」とか、

「役に立たない」とか「恩知らず」とか、

それはあなたのことじゃない。

 

外に出れば、きっと、

それをわからせてくれる人がいるはず。

 

逃げることは罪じゃない。

 

助けを求めることも。

 

鎖を断ち切り、袋を破ってサラサラと...

 

抜け出すチャンスを。

 

 


映画天国。

2021年06月16日 21時27分30秒 | つぶやき

 

誰だ!?

こっそり食った事を誤魔化そうとして『身代わり』を入れたのは!!

 

 

緊急事態宣言とマンボウによって、

自粛を余儀なくされている今。

 

非常に感謝しているのが、

『チャリで10分以内の距離で、

 映画館が選び放題』

な場所に住んでいることである。

 

家賃は決して安くはないが、

利便性や様々な環境を考えれば、

まったく高くはないなぁ、と。

 

先日などは、

AM8:00から上映』の映画を観ようとして寝坊し、

AM7:45...ハッ!?」着替え歯磨き早足=間に合う

なんてコトもあったし、

単館系から大メジャーまで、

近所でフォローしきれるというのも嬉しいところ。

 

歳を重ねると金の使い方が変わるというが、

こんな使い方こそが、

本当の贅沢であるような気がする。

(金持ちじゃないのは変わらなくてもね)

 

 時間を買うのは贅沢なこと。

 

だが、それこそが実は、

一番コスパが高く、

人生を豊かにしてくれるようにも思えるのである。

 

 

 

 

 


みんなかつては歩いてた。

2021年06月14日 12時48分55秒 | 東海道五十三次

 

旧東海道の『保存』に対する取り組みは、地域によって様々。

郵便局や信用金庫の中には、古い建物を活かしたり、模したものも。

大変だとは思うけど、こういうのがもっと増えるといいな♪

 

 

自分がやる気がない、

もしくは想像したこともないコト、

だからといって、

それをやる人がいないワケではない。

 

我々の『旧東海道歩き』を知って、

 

「ぜってー車とかで行ってて、

 いいところだけ写真撮ってるんだろ?」

 

と聞いてきた人がいるが、

 

「そんなんじゃ意味ないじゃん!」。

 

歩くと言ったら歩くし、

やると言ったらやるのである。

 

たとえば何のためかわからなくとも、

 

『やることに意義がある』。

 

言い出した張本人だから、

というのもあるけれど、

私が、

 

「もう一歩も歩けない」とか、

「疲れてイヤだ」なんて、

一度も言ったことはないし、

(そりゃ富士山のコトでは愚痴ったけどさー)

フツーのおばさんにだって、

歩くことは出来る。

 

いや、フツーのおばさんだからこそ、

ただ単に、歩くだけのことも楽しめる、のか。

 

(美味しいモノや歴史もね!)

 

日本橋を出発点とし、

京都三条大橋を終着点とした、

旧東海道歩きは、

現時点で、残す行程約50キロ、だが、

マンボウやら緊急事態宣言やらで、

中断を余儀なくされ、

それが例えば明けたところで、

今度は夏の暑さが敵となるゆえ、

続きはいつになるか...

 

50キロといったら、

二日でおつりがきてしまう距離。

 

次回出発したら、

もうこの旅が終わってしまうのだなぁ、

と思うと、ちょっと寂しい。

 

好きっていうのもあるけれど、昔の建築って美意識が溢れてると思う。

職人さんの細かい部分へのこだわりとか誇りとか。

 

 

 

 

 


歴史を歩く。

2021年06月13日 12時35分15秒 | 東海道五十三次

 

名所旧跡景勝地、街並み建築看板マンホールの蓋!

時間があっても写真整理が追いつかない、旧東海道歩きの記録。

 

 

近頃、Wikipediaが面白い。

 

あちらが寄ってきているのではなく、

私が寄っていっている、という意味で。

 

「何のこっちゃ!?」

 

と思うかもしれないが、

要は、歴史上の人物や出来事を調べると、

その多くに、

旧東海道上の宿場町などが出てきて、

 

「ああ、あのあたりが...」とか、

「へぇ、あそこでねぇ!」と、

 

通ったことがある場所だけに、

ぐっとそれらが身近に感じられ、

より一層の興味が持てる、と。

 

実際、旧東海道上には、

ところどころに

『誰それと誰それ会見の地』とか、

『あの人がこの人を討ち取った場所』

なんて史跡があって、

自分で撮った写真と、

ネット上の記述・記録を見比べるのも面白い。

 

思えば車や列車がない時代は、

日本史上で活躍した人の多くがこの道を通ったのだ。

 

そういえば『明治天皇御休憩の地』の記念碑など、

いくつ見たかわからないし(笑)

 

iPhoneとは便利なモノで、

たとえばWikipediaで、

『現在は◯◯町となっている××の地で』

なんて記述を見て、

◯◯町と検索すれば、

自分の撮った写真から、

あっという間にその場所で撮影したものを探し出してくれる。

 

こんな時代がやってきたなんて、

旧東海道上を往来した歴史上の人々はどう思うかな?

 

現代人は思います。

 

歩いてみないと、

見えないものってたくさんありますねぇ!

 

皆さんの足跡が、『今』なんですね、

と。

 

※ 現在マンボウと緊急事態宣言により、旧東海道歩きは中断中。

 

 

シーボルトさん関連も記録がたくさんあるのか、たびたび。

 

マンホールの蓋も地域によって違うのが楽しい。