猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

限界を語れ!!

2021年06月12日 11時53分33秒 | ぶ~すか言ってやる!

 

こちらはニュージーランドのグリーンマッスル(ムール貝)。

カヴァや白ワインと合わせた時の至福!

 

 

酒の話が続きますが。

 

(どんだけ飲みたいねん!)

 

『禁酒法』以降、

盛り上がるようになった話題がひとつある。

 

『酒呑み限定』の話ではあるけれど、

 

「酒なしで食べるのが一番悲しい、

 限界を感じる食べ物は何?」

 

餃子にビール、

刺身に日本酒、

唐揚げならハイボールやレモンサワー、

ジャンルでいえば、

焼肉、フレンチ、イタリアン...

 

個人的には、

 

「うーん、焼き鳥に酒なしはイヤかなぁ」

 

なんて、

色んな相手に話をふって、

結論を導き出そうとしていたのだけど。

 

(なぜ!?何のための結論!?笑)

 

最終的に、辿り着いた、みんなの答え。

 

(※ 私調べ)

 

「ワインなしのチーズなど!!!」

 

とろり、熟成の進んだウォッシュチーズに、

煉瓦色した赤ワインの陶酔...

 

うぎーーーーー!!!

 

そりゃ自宅でもやろうと思えば出来るんだろうけどさ!

 

個人宅で様々なチーズを揃えて、

さらにそれに合うワインを用意するって、

すんごいハードルが高いんだよ!

 

(価格、ポーションの問題、販売店の有無、等)

 

そのために我々、飲食店の存在があるのに...

 

ああ、早く皆さんにそれらを提供したい。

 

我々が商売出来ないってことは、

市場=生鮮食品を扱う業者=漁師・農家、

酒屋=インポーター=造り手

みーんなが普通に商売出来ないってことで、

自分が店を普通に開けられないことも辛いけど、

酒やチーズや魚や野菜を扱う、

馴染みの業者さんの売り上げに、

貢献出来ないことも、すごーく辛い。

 

市場の活気は世の中を映すもの。

 

活気どころか、

殺気に満ちていた(笑)

築地市場のありし日の姿を思い、

またあんな光景が見られるといいな、

と切に願う次第である。

 

(豊洲はねぇ、普段でもキレイすぎて少し寂しいの)

 

 

 


情熱的な人々。

2021年06月11日 07時24分03秒 | つぶやき

 

姫スイレンの葉がハート型に♪

 

 

「酒飲む人の情熱って凄いよねぇ!」と、

『ボリビアカットの男』の妻が言う。

 

曰く、

「夜に何食べるか考えてさ、

 じゃあこの酒が合うから冷やしておこう!とか、

 このタイミングで昼を食べておこう、とか、

 一日かけて準備をするんだもんねぇ!」

 

彼女は酒を飲まないが、

よく飲む夫を見ていて、そう思うのだろう。

 

「ああ、そうだねぇ。

 確かに、美味そうな食べ物見たら、

 何飲もう、とか、考えるねぇ」

 

仕事上でも、普段『飲む人』ばかりに触れていると、

気づかない視点。

 

確かに、上等な魚やなんか手に入れて、

ビールやら泡やらを、

冷やし忘れていたことに気づいた時の絶望ときたら!(笑)

 

(※『泡』とはカヴァとかシャンパンを指します。

 人によっては泡でなく、冷酒でも良いでしょう)

 

酒を飲まない人にはわからないかもしれんな...

 

いや、わからなくても一向に構わないんですがね(笑)

 

酒飲みとは手間のかかる生き物。

 

でも、飲む瞬間を思い浮かべて準備をするのもまた、

楽しいんだよねぇ!

 

 

そう、朝からせっせと4種のサンドイッチを作るのも...

ベランダで美味いビールを飲むため(笑)

 

 

 


酒と映画の日々。

2021年06月10日 00時20分30秒 | 映画

 

今週は、図らずも、マシュー・マコノヒーweekとなってしまった。

んで、「おかえり!ガイ・リッチー!!」と。

みんな素晴らしいけど、コリン・ファレルが最高!

『ジェントルメン』

まだ観ていない方は映画館でどうぞ♪

 

 

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『デッドロック』

2021年06月08日 08時28分25秒 | 映画

 

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「賛否両論あるカルトムービー」らしいけれど、

「凄い!」ことは確か。

いろんな監督に影響を与えたのもわかるし、

個人的な見方では、

キリスト教的世界観も感じるんだよなぁ。

 

映画『デッドロック』は、

バイオレントな70年代版フランダースの犬。

 

ギラついていて、ゆるゆる。

 

ダムはかろうじて、『人間として』の何かを堰き止めるダム。

 

母と子は無自覚の罪と無垢。

どちらも裏と表。

 

サンシャインは、『魂の解放』により、救いをもたらす光。

 

だから『デッドロック』なんだろう、

とか?

 

キッドは...

 

とにかく音楽がクソかっこいい!

脳汁がどばどば出ます。

 

 

 

 


無能の人。

2021年06月07日 00時19分35秒 | つぶやき

 

「旅行は好きですか?」と聞かれれば、「好きです」

でも、「趣味は旅行です!」とは言えない。

 

 

趣味はなんですか?

と聞かれて、

即、答えることが出来る人はどれだけいるだろう?

 

釣りです、とか、

自転車です、とか、

テニスです、とか...

 

たとえばどこまでやれば、

それは趣味と言えるのだろう。

 

人に披露出来るくらい、か、

道具を一揃え持っている、とか、

段位や資格をとる、とか?

 

特技や資格を持たない私は、

同様に、「趣味は?」と聞かれて

即答できる何かを持たないが、

果たして、では、

それは趣味を持たない、と同義であるのか、と...

 

「音楽は好き?」と聞かれれば好きだが、

「誰の?」とか、「どんなジャンル?」

と尋ねられれば答えられない。

 

美しい音楽ならすべて好きだし、

踊るのだって大好きだが、

「◯◯が好き」と、

ジャンルやアーティストや楽器を挙げれば、

『詳しい知識がないから』と、

「それで好きとか言ってるワケ?」

みたいなことを言う人が必ず出てくるので、

答えたくない。

 

感じたままに、好きなように、

やりたいことをし、音楽を聴き、

身体を揺らし、花を愛でたら、

それは趣味とはいえないのか。

 

同じく特技も。

 

「いくらでもボーっとしていられます」とか、

「遊び方を見つけるのが得意です!」では、

他人にわかる基準がないから?

 

コロナ禍で、時間が出来て、

改めて、その使い方を考えた人も多いだろうが。

 

私が『無能の人』であることに、

変わりはなくとも、

世の中は少し、

視点を変えた人たちにより、

歩む方角をも、変えるのかもしれない。

 

「絵は好きか?」と聞かれれば、「好きですし、美術館にも行きます」

でも「美術鑑賞が趣味です」とは言えない。

このたび、三点の美術作品を買いました。