みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

カルチャースクールで

2010-11-01 19:10:00 | 日記
体調が優れなくてもカルチャースクールの講師は休めないのです。
フラフラしながら出かけると、思いがけず担当者から苦情らしきものを
いただいたのでした

実は、前回 見学者が来ました。
指導しながら てんてこ舞いで詳しい話を聞けなかったのですが、
質問の内容にビックリしてしまって絶句していたというのが
正直な感想だったんですが・・・

曰く「自分はたくさん糸を持っているので、それを使って織りたい」
曰く「この教材(私の示したカリキュラム)は全部織れるので、
   もっと高度なものを織りたい」

ビックリしましたね
つまり、その方の持っている糸を拝見して、その方用のテキストを作れ
ってことですか
そんな乱暴な話は、私以外の講師でも受けないんじゃないでしょうか
ビックリして何も言えない間に、彼女は帰りました。
で、受付で「自分の糸を使いたかったのにダメらしい」と言って帰ったようです。

講習で使う糸はあくまで教材であって、自分の好みの材質・色とは違います。
習ったことを元に、自分の好きな材料で織る気持ちを持ってほしいものです。

講師はこういう順序で織っていけば、力が付いて行く事が分かっていて
進めていくのがカリキュラムです。
それを飛び越えて自分のイメージで織りたいものだけを希望するのは
これはもうカルチャースクールの域を超えているとしか思えないのです。

ですが、担当者は「お客様のあらゆる要望に応えてほしい」と言うのです。
「当カルチャースクールは、開かれたカルチャースクールでありたい」とも。

体調を崩して入院したのは私の個人的事情ですが、
無理を推して“責任感”で出勤して、こんなことを言われるなんて
「やってられないよ」と心は訴えておりました
乱暴なことを言う人でもお客はお客で、人をたくさん集めたいのでしょう。

でも私には教室をまとめる責任もあるのです。
今日、或る生徒さんが「この間の人来るんでしょうか?」と聞くので
「なぜですか?」と応えたら、「すごいこと言ってたから・・・」と
言い難そうでした。
それはそうでしょう。
突然来た人が「私は上級者だから特別メニューよ」と始めたら
周りはどう思うでしょう? 雰囲気まずいでしょう
しかも、我も我もと同じ事を言い出したら・・・
もう教室の中はメチャクチャです

生徒募集に関しては、私なりのボーダーを決めて申し出ようと
決めた次第です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする