みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

納得できない裁判の結果

2010-11-17 11:47:20 | 日記
裁判員裁判で初めて死刑が出るか?という裁判の結果です。
残虐な殺害方法からして、検事が求刑の時「これが死刑でなくてどれが
死刑になるのか」と言ったとおり、私も 当然 死刑判決が出るものと
思っていました。 
こんな自分勝手な動機と残虐な殺害方法を行った人が、
自分の命で償わなくてどうするのでしょう?

ところが驚いたことに裁判官は死刑の判決を出しながら「控訴してほしい」
と言ったそうです。
ならば、どうして死刑判決を出したのでしょう
その心理は「裁判員の心の負担を軽減するため」と識者は言います。

元々、裁判員裁判の導入は、法律家だけの判断で国民が違和感を持つ判決が
出ることの緩和だったと思います。
つまり、国民目線の判決ということから考えられたものです。
当然、厳しい判決を出すことについて、真理的に重いものがあるのは
分かりきったことです。
特別のことではないです。

裁判のたびに裁判員の心のケアを考えなければならないのなら、
裁判員裁判など止めてしまえばいいのです。
裁判員になった人たちは、自身の考察に自信を持ってもらいたいものです。

死刑制度があるのですから、死刑になる人間がいます。
むごい事件の抑止のためには避けられない刑罰だと思います。
被害者遺族の気持ちになることが裁判員裁判の出発だったはずです。
もっと、しっかりせよと言いたいです。

また今回のことではありませんが、
死刑判決のたびに『永山基準』ということが言われますが、
誰が基準としているのでしょうか
法律家が勝手に決めていることで、被害者遺族には基準など
「クソクラエ」です。
1人殺害しようが、多数殺害しようが、人の命を奪うことは
どういうことなのか、
これこそが裁判員裁判で出せる判決ではないでしょうか?
コメント
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