11月29日、30日の2日間、私が講師をしているカルチャースクールで文化祭がありました。
毎年のこの時期ありますが、昨年、お客様も少なくなり、
参加は自由なので「来年はやめましょう」などと言っていたのですが、
新しい人が入室すると「どんな感じですか?」と言われるので、
今年も参加することにしました。
朝から晩まで、人の相手というのは疲れるものです。
生徒さんの作品も私の作品も。まあまあ売れたのですが、
昨年あたりから来訪者の財布のひもがグッと締まっています。
カルチャースクールのものだから、安いお得なものが多いと思われるでしょうけど、
講師としては生徒さんの力作に原料代より低く値段はつけられません。
そこのところをどう考えていられるのか、手に取って「高いのねぇ」と言われるとムッとします。
「これでも糸代だけですよ」と言いますが、分かってもらえないようです。
それでも、いい糸だと分かる方は必ずいらっしゃって「こんなに安くていいんですか?」という
言葉を聞くとホッとします。
これは《てまり》教室の生徒さんの作品です。
従来の〝てまり”を超えたサンタクロースの作品です。
珍しいので買いました。可愛いでしょう?
これが、今、ウチの中で下がっています。今年のクリスマスツリーはこれで代用しようと思っています。
次はシルバー・ハワイアンジュエリー・デザイナーの先生の作品です。
この教室の先生とは、以前 浜松町の産業センターでの企画展で知り合って、
同じカルチャースクールで教室を持っていることがわかり、仲良しになりました。
ハワイアンジュエリーの特徴はビーチサンダルのペンダントトップだそうです。
産業センターで見せていただいたときは、「なぜにワラジ?」と思ったんですが
ビーチサンダルでした。
その時は青い石のペンダントを買ったんですが、
今回、お約束通りビーチサンダルを買いました。
チェーンもビーチサンダルもシルバーです。
ビーチサンダルには細かくハイビスカスの絵が刻まれていて、さすがです!
どちらも、安いものではありませんが、同じ手仕事をする者としては
その価値を十分わかっているので、いい買い物をしたと思っています。
そして、来年こそ、やめようと思っていたのですが、
今日、教室で生徒さんから「来年はもっといいものを作ります!」と目を輝かせて言われると
やっぱりやらなきゃね!と思った次第です。
生徒さんからは、様々なことを学ばせていただいています。