みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

体験者

2015-03-17 16:35:31 | 日記

        

          カルチャースクール教室内です

    誰も来ていない教室で考えさせらえれることがありました。

    月2回の教室ですが、前回 「体験したい」という希望がありました。

    こちらは織り機と糸を用意して待っていたわけですが、おいでになりませんでした。

    講習費も事前に払っていたので、事務局担当者も「えーっと」と戸惑っていて、

    この月曜日、教室がある日に 事情がわかりました。

    そもそも、この体験は体験者の娘さんが考えて申し込んだそうで、

    その言い分が驚く内容だったのです。

    「母が最近どうもぼんやりとしているので、元気をつけるために申し込みたい」のだそうで、

    ご本人はちっとも乗り気じゃない様子だったというのです。

    それどころか事務局担当者から見て、どんな言葉にもぼんやりとした反応しかなく、

    はっきり言うと「言葉が通じない感じだった」というのです。

    なので今週「体験希望を取り消したい」と言ってこられて、担当者は「ホッとしました」と言うのです。

    「体験したい」という人を選別できるはずもなく、どなたにも体験はしていただきたいです。

    ですが、日常の生活に滞りがある人を「元気にさせたいから」という理由で申し込まれたら、

    教室では混乱してしまいます。

    それは私が未熟だからではなく、熟練の講師であったとしても、同じではないでしょうか?

    ご家族の気持ちはわからなくもありません。

    いつか私も〝行く道”なんでしょうから、心を込めて対応しなければならないのかもしれませんが、

    心は沈むばかりです。

    毎日疲れている日々の上に、この事態、ドッと疲労が広がりました。

 

コメント (10)
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