新国立競技場建設が白紙に戻りました。
良かったんじゃないでしょうか。
建設にお金がかかるだけじゃなく、維持費もかかり、これからずーっとお金ばかりの建物は
必要ないと思っていましたので、良かった と安倍総理の決断に、まずはホッとしましたが、
これに関する当事者たちの無責任な話と責任のなすり合いには呆れます。
毎度のことですが、スキッとした人はいないものでしょうか。
中でも建物のデザインを決める責任者の建築家氏の言い分には呆れたものがありました。
こういう場合、関西弁でやわらか~く言われると聞く方の力が抜けてしまう効果も考えての事でしょうか、
あの方法はずるいですよ。
この建物に決まるには、日本人を含む3つのデザインが決まり、責任者の建築家氏に一任された結果が、
なぜか、日本人のデザインが消え、2つの外国人のデザインから、建築家氏の選んだものだというではありませんか。
何だか闇の中の選考の気がするのは、私だけでしょうか?
ずっと明言を避けて来られた理由は何だったのでしょうか。
そのあたりもスルリと関西弁でかわされた気がしました。
小さいことで恐縮ですが、私がずっとお世話になってきたギャラリーも、新国立競技場が大きく広く建つということで
周辺の建物として整理に入って閉鎖したと聞きました。
大好きだったのに、ずっと利用したかったのに、と思います。
今までの競技場でできなかったのでしょうか?
私は そもそも、東京オリンピックは反対でした。
就職できない若者がいっぱいいて、借金ばかりで豊かとはいえないこの国が、そんなことにうつつを抜かしていいのか、
そんなことを考えていました。
私の薄給からも、いまだに復興税を取られています。
もっと有効なお金の使い道があるように思えてならないのです。
しかし決まったものは仕方ありません。
コンパクトにして、国民に借金の押しつけが少ないように進めてもらいたいものです。
まず、今回の事ではデザイン選考の責任者たる建築家氏に責任を取って辞めてもらうことから始めてください。