9月7日~16日までスペインを旅しました。
今日から数回に分けて旅行記、私なりのスペイン感を書いていきたいと思います。
私の個人的な感想ですので、違う感想をお持ちの方はお許しください。
9月7日
成田からJALでフィンランドのヘルシンキまで、ヘルシンキからはフィンランド航空でマドリードまで
全体で16時間(フィンランドで2時間待ちを含む)かけて行きました。
14年前にスペイン・マヨルカ島へ個人旅行をしました。
自分で計画を立て、HISへ持っていって相談に乗ってもらって行ったときは
ロンドン・バルセロナ経由で行きました。BA(英国航空)でした。
その時とちっとも変わらず、相変わらずスペインへは直行できないことに驚きます。
時間のロスと、違う飛行機会社を使うことでロスト・バッグが発生することもあるので嫌いです。
ともかく今回は某社のツアーですので文句は言えません。16名参加です。
歳をとると長時間の飛行は辛いので、1ランク挙げてプレミアム・エコノミーを使いました。
朝早くに日本を発ち、8時間遅れの時差でマドリードの深夜に到着しました。
その日はホテルについて寝るだけ。疲れました。
9月8日
気温は40℃!
マドリードで最初に行ったところはスペイン広場です。
セルバンテスのモニュメント
今日の出発は、ここから始まり、ここで集合という場所です。
ご存じセルバンテスは『ドン・キホーテ』の作者で、セルバンテスの像の下に
ドン・キホーテと従者サンチョパンサの像がありました。
歩いていると、偶然にも王宮の衛兵の交代があり、それも私たちの前で
写真サービスのために止まってくれました。
今日の一番の観光はプラド美術館です。
写真やTV映像でしか観たことがない絵画の原画を見られることは貴重な体験です。
ここはベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなどの名画あり、とても感動しました。
現地ガイドの名解説も良かったので、堪能しました。
口にするのもおこがましいですが、絵を描く原理というものをまざまざと知り、
私の仕事に、どれだけ勉強になったか・・・いや、まったくお恥ずかしいデス。
館内写真禁止ですので写真はありませんが、来て良かった!!とつくづく思いました。
続いて行ったのは国立ソフィア王妃芸術センターです。
ここはピカソの『ゲルニカ』だけが名品で、あとは現代画家の作品ばかり。
ゆえに、『ゲルニカ』だけは写真禁止、あとはご自由にという美術館です。
病院跡を改装して1992年に開館されたもので、だだっ広くて疲れました。
記念に入口のモニュメントを撮影してきました。
王宮ですが、現在王家は住んでいません。行事の会場として使われています。
歩いて人通りと車が多いマヨール通りを散策
ここで、お決まりの≪0キロメートル地点≫が表示されている場所へ。
「スペインの道はここから始まる」てなことが書いてあるそうです。
このあと、夜まで自由時間で、思い思いに散策。
私たちはスーパーで商品を見たり、バルでビールを飲んだり、のんびりしました。
夕方に、出発地点のスペイン広場に集合しましたが、なにしろ暑くて、暑くて・・・
マドリードの女性は若い人も老齢の人も、全員半裸で歩いています!!!
日本人から見ると「恥ずかしくないのかしら?」と思うばかり。
暑いからでしょうが、湿度がほとんどなく、日差しが強いだけなので、肌を隠したほうが
涼しいでしょうにと思います。
実際、私はコットン地の長袖の服ばかりを持っていきましたが、大正解でした。
この日は前夜に続いてマドリードのホテルに宿泊です。