※曽我逸郎さんのことを初めて知ったのはツイッター上でした。
「コモンセンス」とは、こういうことを言うのではないでしょうか。
レイバーネットHPより転載します。
「国旗に一礼しない村長」講演会
1月26日東京・国分寺で、長野県中川村の村長・曽我逸郎さん講演会「国旗に一礼しない村長」を開催した。主催は、河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会。曽我さんは入学式などで国旗に一礼することをあえてしない。その思いを2時間にわたって語った。曽我さんの話は、「違う立場・異なる意見の人との議論は、議論を深めたところで合意形成ができる。“専門家”が当てにならないことは、例えば震災・放射能汚染問題で明らかになった。よくわからないからと発言を遠慮するのではなく、一般人の皆が発言し論議していくことが、社会をよくする」。このような流れで、具体的事例を挙げ、的確な分析でわかりやすい話だった。曽我さんは柔らかな発想で、とても自然体の人。私も身構えずに少数意見を言って行こう、という気持ちにさせられた。(根津公子)
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国旗に一礼しない村長 曽我逸郎さんに聞く 長野県中川村/朝日新聞
朝日新聞デジタルが読める環境の方は、以下で、曽我インタビューをご覧いただけます。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201209200568.html?id1=2&id2=cabcajcb
入学式などで、国旗に向かって一礼する。すっかり見慣れた光景だが、長野県中川村の曽我逸郎村長はあえてそうしない。人口5千人ちょっとの小さな村で起きた論争から考えた、この国の姿は――。
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「国旗に敬意を示すというのは、国家が上にあり、その下に自分がいるという問題設定です。本当の国民国家であれば、持つべきは敬意ではなく誇りであるはず。『日本は素晴らしい国だ。私は誇りに思う』というのが自然でしょう。これが愛国心だと思います。ただ、私も誇りを持ちたいとは思うのですが、とてもそんな状況でありません」