大阪府教育委員会は、本日(1月14日)、ふたたび「君が代」の斉唱を目視・現認し、不斉唱者を報告せよとの、いわゆる「口元チェック」通知を発出しました。
なぜ、そこまでして「君が代」を歌わせようとするのか?私たちは多くのみなさんとこの問題を考えていきたいと思っています。命令で強制するような遣り方が児童や生徒に悪影響を与えないわけがありません。
しかし、それにしても、1月9日提出した「口元チェック」通知撤回署名7910筆を提出したときには、大阪府教育委員会植木指導主事は、12月27日の校長会で意見を聞いた、再び同じ通知を出すかどうかは検討中だと、説明していたのですが、あれはたんなる詭弁であったのでしょうか。そんなことを繰り返していてはますます大阪の教育は府民から不信感を持たれることになります。私たちは、検討の結果、再び通知を出すに至った説明を教育委員会に求めたいと思います。
大阪ネットは、17日17時半より府教委への抗議・応接をもちます。参加可能な方は17時15分に府教委別館の1階ロビーにお集まり下さい。
下記は、通知と、そして、校長に求められている報告書です。卒業式が、教育委員会のエキセントリックな異常性によって冒涜されるようで言葉もありません。府民がこのようなことを学校に求めているとはとても考えられません。