グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

一人の高校生からコメントが届きました!

2013-02-22 21:39:45 | 

※以前、ブログで小学生・中学生・高校生にみんなの声を聴かせてほしいと呼びかけていましたが、ある高校生からコメントが届きました!下記に私のコメントも含めて紹介します。

(*・∀・*) (fran)2013-02-22 14:33:38

私の学校の教師は生徒の話を理解する人が少ないです
生徒の言っていることを無視する先生もいますし無視ってのは話は聞いてますがそれに対応してくれないですね
逆に理解して相談にのってくれる教師もいるのでその人を頼ってます

 
franさんへ (辻谷博子)2013-02-22 21:14:05

コメントありがとうございます。
確かに、話を聞いていても、結局のところ何の対応もしないのだったら、「無視」ですよね。
しかし、理解して相談にのってくれる教師がいるとのこと、そしてその人を頼っているとのこと。
一人、そんな教師がいるといないのとでは、学校生活もまったく違いますよね。
もし、学校外で何か相談したいと思われたときは、個メールでもいいですし、また、こういう形でコメントをいただければ、一緒に考えることはできると思います。
今後ともよろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ、君が代不起立教員を再任用拒否するのだろうか?

2013-02-21 21:32:30 | 当該から
誰が、何のために、「君が代」不起立教員を学校から排除しようとするのだろうか?
 
辻谷博子
                                    
 

職場の若い教員たちをはじめ多くの教員は、私の再任用「否」の結果に驚いています。
 
私は、そういう彼・彼女らに、是非とも考えてほしいのです。
 
なぜ、これほどまでに、「君が代」不起立の教員が職や生活を奪われるような弾圧をされるのか、その理由を。
 
市民のみなさんの中にも、「かめへんやん!たかがウタや、歌ったらええやん」と思っている方は少なくないと思います。
 
私は、そういう方々に、今回のこと、つまり、「君が代」に立たないというだけで、事実上の「クビ」と言ってよい、
 
再任拒否がされるのか、その理由を、是非とも考えてほしいのです。
 
なぜ、そこまで「君が代」不起立の教員を排除しようとするのでしょうか?
 
結論を一言でいえば、まさに「君が代」とは、そう言うものなのです。

国家のシンボルである国旗や国歌は、誰よりも為政者にとっては必要なのものなのです。

それらを通して養われる愛国心は、なにより為政者が国民を管理統合するとき不可欠なものなのです。

 
考えてほしい。
 
なぜ、そこまでして教員に「君が代」を強制するのか?
 
強制に反対する教員を根こそぎ排除しようとするのか?

為政者のねらいは、教員を通して、強制などではなく、
 
子どもたちが「自然な形」で君が代を歌うようになることにあるのです。
 
橋下現大阪市長をはじめとして、教員に対し「君が代」を強制して来た人々は必ず次のように言います。
 
子どもたちには強制はしていないと。

しかし、学校という場で、教員への強制が浸透すれば、じきに子どもたちは間違いなく君が代を歌うようになります。

学習指導要領で「指導」という文言が使われていますが、
 
学校において、「指導」という名で教員が子どもたちを導くさまは、
 
誰しも自身の学校生活を振り返ればおわかりになるのではないでしょうか。
 
つまり、教員にさえ強制すれば、あとは、わざわざ子どもたちへの強制などする必要はないのです。

小学校、中学校、そして高校、学校の儀式において子どもたちは身体的行為として君が代を歌わせられる。
 
厳粛にそしてあたかも自然に。
その先に何があるか、おわかりになりますか。
 
子どもたちは、それが強制されていることなど全く意識せぬままに、君が代を内面化していくのです。
 
学校で愛国心が強制されるとき、次にあるのは「戦争」です。
 
それがわかるだけに、私は、君が代強制には「不起立」で抵抗するしかなかったのです。

今、教育を通して着々と戦争への準備が行われています。
 
戦争への道は、学校教育抜きに実現することは不可能です。
 
教科内容や教科書、行事等の特別活動、いろんな角度から「平和と人権」を阻害する教育が仕組まれつつあるのです。
 
「君が代」不起立は、いわばそういった流れに対する不服従の象徴なのです。
 
そう考えれば、なぜ、これほどまで君が代強制に反対する教員が排除されるのか、
 
わかっていただけるのではないでしょうか。
 
日本を戦争できる国家としようと思っている人々は、
 
学校においてあくまで、「君が代」強制に反対する教員はどうしても排除しておく必要があるのです。
 
子どもたちが「君が代」を歌うことに疑問を持たせないようにするためには、
 
「君が代」不起立の教員の教育活動などあってはならないことなのです。
 
私たちはあくまで戦争には反対します。
 
いや、教員である以上、戦争への道に協力するわけにはいかないのです。

若い教員たちよ、恐がらないでください。
確かに今の学校は、「見ざる」「聞かざる」「言わざる」でないと自分の身は守れない、
 
そう考えるのはわからないでもありません。
 
「君が代」不起立教員が、処分され、再任用拒否にある姿を見れば、
 
くわばら、くわばらと思うのは、ある意味当然かもしれません。

しかし、それが戦争への道につながるならば、教員は抵抗する義務があるのです。
 
それが教員と言う仕事の責任なのです。
 
なぜ、「君が代」不起立というだけで、
 
職と生活を根こそぎ奪うような再任拒否を教育委員会は行おうとしているのか?
 
そこに政治的意図はないのか?
 
いま、教育はあまりにも危険な状況に突入しています。
 
そのことから逃げずに、私はあなた方とこの問題を考えていきたいのです。
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君が代不起立再任拒否の理由を府教委に問いただす第1弾

2013-02-21 00:07:18 | 当該から
 
君が代不起立再任拒否の理由を府教委に問いただす~当該からの報告~ 
 
本日、支援にかけつけてくださった方々、
また、抗議のメール等で支援してくださった方々、ありがとうございました。
多くの方々との連帯を感じつつ、この問題は私一人の問題ではないと改めて思いました。
 
さて、今夕の「交渉」について簡単に報告します。
 
多数の支援者と共に5階府教委の部屋へ。
まず、人事課N管理指導主事が対応し、部屋内は執務中であるので、
部屋の出口で行いたいとの声に非難の声多々。
 
やむなく、そこで説明を受け始める。
(まぁ、しゃあないか、でも支援者と一緒に聞けるし、それはそれで心強いので良しとする…)
ところが、同じ人事課K管理指導主事らが現れ、部屋を用意したので、
そこで本人のみに説明したいと。立ち合いは全く認めないとの声に、
これまた非難ごうごう。
(ちゃうやん!それ)
 
そこに人事課Y参事が現れ、本人以外は一切立ち合いを認めないとの声に、
それなら、そもそも、N主事が、出入口で多数が立ち合うなかで、説明を始めたのはどうしてか?の声に
説明できず。ついには、Y参事、N主事の対応が間違ってい たのだと。
(一言の謝罪のことばもない)
しかし、一応理由は聞くつもりだったので、やむなく、辻谷一人で説明を聞くことに。
 
 
N参事「記録者として、もう一人主事の同席を了承してほしい」
 
辻谷「それなら、記録のコピーをいただきたい」
 
N参事「いや、記録者ではなく、立ち合いということで」
 
(もう、なんなん。それやったらこっちも認めてよ、やむなく1対2で)
 
辻谷「理由について説明いただく前に、先ほどの対応について、
     出入口のところで説明するといいながら、それは間違いだったではすまない。
   公的機関が対応について間違いを犯したからには、文書で謝罪をいただきたい」
 
(若干の問答の末)
 
N参事「検討はする」
 
(さて本題)
 
辻谷「私は昨春の入学式君が代不起立で処分を受け、人事委員会に不服申立を行っている。
   今回の再任拒否について、多くの府民やまた教員は、それが理由だと思っている。
   府教委は、それが理由なのか、またそれが理由でないなら、納得できる説明をする責任が ある。
   拒否の理由は何か聞かせていただきたい。」
  
 
N参事「勤務実績、勤務意欲、心身の状況等から総合的に判断した」
 
辻谷「ちょっと待ってくれ。昨日、校長を介して聞いた理由と異なる。
    昨日校長を介して聞いた理由は、
    勤務実績、勤務意欲、専門的知識等、心身の状況から総合的に判断した、だ。
    なぜ、異なるのか、どちらが正しいのか?」
 
(N参事、怪訝な顔。まるでどっちでもいいやんっていう表情)
 
辻谷「再任拒否の理由は正確を期したい。まずは正確かつ明確な理由を確認した上でなければ質問はできない。」
   二点要望する。
   再任拒否の理由は、昨日聞いた説明と本日のY参事の説明のどちらであるのか?
   また、何故、このような異なる説明になったのか?説明を聞きたい」
 
N参事「了解した。後日校長を通して日程調整を行い、返答する」
 
ということで、三点の回答待ち、「交渉」は継続です。 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

One for All ! All for one !(28)

2013-02-19 23:56:30 | 渡部通信
  ・「都教委包囲首都圏ネットワーク」
  ・「新芽(germinal)ML」
  の渡部です。
 
本日(2月19日)、大阪府立高校の辻谷さんが、
昨年4月の入学式で「君が代」不起立したというので
大阪府教委により再任用が拒否されたことがわかりました。
 
これに対し私は、以下のような抗議メールを大阪府教委に打ちました。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大阪府教委へ。
 
 
東京都在住の私のところに、以下のようなメールが届いた。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
辻谷博子さんは、枚方なぎさ高校の教員で、ZAZAのメンバー。
昨年4月の入学式の『君が代』で不起立し、戒告処分を受け、
私たち6人とともに、大阪府人事委員会に不服申立しているZAZAのメンバー。
 
 
その辻谷博子さんが、本日、再任用拒否=不合格の通知を受けた。
私と菅さんにつづいて、『君が代』不起立、戒告処分を理由として、
再任用を拒否された。
 
 
まだ、なぜ、再任用拒否なのか、理由は聞いていないが、
おそらく、府教委は、『再任用職員の選考等に関する要綱』の第5条
「勤務実績が良好でない」を使ってくると思われる。
 
 
それまで、どんな「勤務実績」があろうが、
どれだけ生徒・保護者に慕われ、素晴らしい教育実践があろうが、
また、どれだけ同僚教職員から頼りにされ、学年の取り組みをリードしていようが、
すべて、「勤務実績」には関係ない!
 
お前の「勤務実績」は、すべて、『君が代』で立ったか、座ったか、それで決めるというやり方!
こんなことが許されていいのか!こんなことがまかり通っていいのか!
 
これは、「踏み絵」ではないか!
これは、「思想」によって、、「勤務実績」が決まるということではないか!
 
戦前・戦争中は、「国体と私有財産制度を否定する」(治安維持法)と見なされただけで、
逮捕、投獄、拷問、虐殺、刑務所が待っていた。
そして、天皇制に逆らう発言、考えを持っていると見なされただけで、
教員は子どもたちから切り離され、職場を追われた。
そういう時代が来ている。
 
 
これに恐れて、頭をすくめて嵐が過ぎ去るのを待っていても、嵐はさらに大きくなる。
 
だが、その嵐を起こしている府教委には、『義』はない。
理屈もない。歴史に対する認識もない。
教育に対する真摯な問いかけも、微塵もない。未来への責任もない。
あるのは、ただ権力をかさにきた横暴さ、力づくのやり方だけだ。
職務命令、これが見えねえか!言うことをきかないと、こうなるぞという脅ししかない。
再任用もダメになるぞという、見せしめのやり方しかない。
いいか悪いか考えるな、ただ命令をきけという上意下達のやり方しかない。
 
 
こんな脅かしや力づくのやり方に負けていて、「国家百年の計」である教育が成り立つか!
子どもたちの未来が、つくられるか!
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここに書かれているように、大阪府教委のやっていることは
戦前と同じことの繰り返しである。
しかも、国民主権や基本的人権の尊重が謳われている憲法下の
現在の日本社会においてである。
 
 
「君が代」(天皇制賛美の歌)を歌わなかったからと言って
再任用不合格にする!!
 
こんなことは現代日本社会にあっては
あってはならないことである。
常識的な人間には信じられないようなことである。
 
 
先日大阪では、体罰で生徒が自殺するという事件が起きたばかりである。
今回の「君が代」強制と処分は、
権威・権力にものを言わせて言うことを聞かせようとする点で、
まさにそれと同じ体質のものである。どこが違うというのか。
府教委は教員が自殺しなければわからないとでも言うのか。
 
 
このような理不尽なことが、
石原前東京都知事や橋下大阪市長、安倍首相のような
右翼的な政治家たちの圧力によって権力的に行われて行くならば、
日本の人々はまた大きな惨禍をこうむることになるであろう。
そして日本社会はまた大きな破綻をするだろう。
 
 
府教委はそのようなことに手を貸してはならない。
府教委は即刻、辻谷さんの不合格を取り消せ!!
 
 
東京都・渡部秀清(退職教員)
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして私にきたメールには
以下のようなことも書かれていました。
(下の方に大阪府教委のメールアドレスがあります)
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
だが、府教委ー校長が恐れていることは、
それに負けず、どんどん
 
闘いが起こり、 その闘いが大きくなることだ。
みなさん、辻谷博子さんの再任用拒否に、抗議の声を!
闘いをつくりだそう!おかしいことはおかしいと、 声を上げることから
そして、行動することから始めましょう!
 
明日、2月20日、5時半、府庁別館集合で、 府教委に理由を問いただしに行く行動が提起されています。
ぜひ、天満橋下車、府庁別館前に集合を!
 
抗議の電話、FAX、メールをお願いします。
教育委員会事務局  教職員室教職員人事課  府立学校人事グループ
電話:06-6944-6893  Fax:06-6944-6897
メールアドレス:
kyoshokuin@sbox.pref. osaka.lg.jp
住所:540-0008 大阪府大阪市中央区大手前3丁目2‐12 別館5階 教職員人事課
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
皆さんも抗議の声を上げてください。
 
****************************** ******************
この「One for All ! All for one !」のメールは、
この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった
田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
 
11月7日の東京高裁判決は田中さんにも有利に働くと思います。
(その後の第二次安倍内閣の誕生も気になりますが)
  
****************************** ******************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/

「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ

ttp://homepage3.nifty.com/ hinokimi

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「君が代」不起立教員再任拒否

2013-02-19 23:37:56 | 当該から

昨日で今年度の授業をすべて終え、いよいよ学年末試験。本来なら勉強の苦手な生徒には補習を、というところだ。

ところが、競争原理導入の一環である「前期入試」が入ってきたため、生徒たちは、居残り勉強さえできず、入試準備のため、早々に教室から追いやられる羽目に。

高校では、どれほど学年末試験に生徒も教員も心血を注ぐか!それがわかっているならば、こんな日程は組むはずはない。

さて、その前期入試を明日に控え、本日は検査場設営、受験打ち合わせ、ことさら神経を使う。

そんな日に、教育委員会は校長を介して私に再任用拒否を通告して来た。

 

大阪府立高校教員の辻谷博子です。

~当該より緊急のお願い~

私は3月で定年を迎えた後も教壇に立ちたいと「再任用」を希望していました。

ところが、本日、大阪府教育委員会は校長を通して再任拒否を通告して来ました。

つまり、府教委は何がなんでも「君が代」不起立教員を排除したいようです。

彼らが本気ならこちらもこれまで以上に本気で挑むつもりです。

まずは第一弾として、当該より、明日、府教委にその理由を問いただしに行きます。

寒さ厳しき折に恐縮ですが、支援にかけつけていただければ嬉しい限りです。

どうか、よろしくお願いします。

◆ 大阪府教委に君が代不起立教員の再任用拒否理由を問いただす!
◆ 2月20日午後5時半から
◆ 大阪府庁別館1Fロビー

また、できましたら、下記大阪府教委に電話・FAX・手紙・メールで抗議の声をお願いします。

教育委員会事務局  教職員室教職員人事課  府立学校人事グループ
電話:06-6944-6893  Fax:06-6944-6897
メールアドレス:kyoshokuin@sbox.pref.osaka.lg.jp
住所:540-0008 大阪府大阪市中央区大手前3丁目2‐12 別館5階 教職員人事課です。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする