不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Una chiaccherata al bordo della piscina

2010-08-02 19:17:15 | 日記・エッセイ・コラム

土曜日の夕方、家でPCと格闘することに飽きて
新聞など読んでいたところに
友達からお誘いの電話が入りました。

彼女のパートナーがワインを卸している
フィレンツェの街外れのリゾートホテルに行きましょう
というお誘いだったので
暇な土曜日の夜、喜んで一緒に出かけてきました。

レイラも連れてきていいよということで
ちゃっかりお邪魔させてもらいました。

フィレンツェの北、
ボローニャに向かうVia Bologneseを
ぐんぐん上っていった先にあるリゾートホテル。
たどり着いてはっと気づいたのですが、
このホテルの横に別の友達が住んでいるんだよね。
何回か彼女の家にも遊びに行っているのに
そこがホテルだって事に気づいてなかった・・・。

さすがに市内から15分くらい、
山道を登った先にあるので
気温がぐんと下がります。

夕涼みなんてレベルじゃないくらい
涼しかったのだけど、
やはり空気が澄んでいて心地よい!

Eden Rockというホテル。
ホテルのディレクターの記憶によれば
日本人はこれまでに一組しか泊まってないという
実は穴場の素敵なリゾートホテル。

ホテルからは
遠くにフィレンツェの街を見晴らすことができます。

Dscf9266

料金を聞いたらそんなに高くないので
いつか泊まってみようかと思ったりして。
滞在型のホテルなので、
ミニキッチンもついているし
こういうところにこもりっきりで
創作活動(しないけど)とか憧れますねぇ。

街の喧騒を離れて、一日中何もしない
そういう贅沢な休暇の過ごし方のできる人には
お勧めの場所です。
近くには何もありません(笑)。

あいにく(?)満室だったので
お部屋は見せてもらえなかったけれど
プールサイドで
アダルトな皆さんはおいしそうなお酒を飲みながら
いろんな話に花を咲かせていました。

Dscf9268

私はといえば
ピーチジュースを飲む友人とつるんで
オレンジジュースを飲みながら
時々話題に参加してはいたものの
実はちょろちょろするレイラが気になって仕方なく
話のほとんどは上の空でした。

時々面白そうな話をしていて
あぁ、ちゃんと聞いておけばよかったと
後悔したりしながらの2時間30分。

後悔したのは
1.サン・フランチェスコが
とある聖人と出会ったという冷泉。
是非一度そんな霊験あらたかなTermeに行ってみたい。
2.ウンブリアとマルケの州境くらいにあるという
レンティッキエの畑。
6月終わりくらいに
赤紫色の美しい花を咲かせるのだそうですが
空と大地の間を埋め尽くす
一面の赤紫色は劇的に美しいそうで。
そういうところにも是非一度行ってみたい!!

レイラはプールサイドを一人探検などもしてみたり
涼しい夜を楽しみました。
次回は昼間お邪魔して写真とってこよう!!