超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・紅梅

2024-02-02 00:03:48 | 自作俳句
歩行者を羨む冬の室内犬
寒中に転びて眩し整骨院
節分の鬼がペコリと面を取り

新しき本の匂いや冬も尽き
先々の本を並べて春を待つ
春隣ダンススタジオ改装中

紅梅も陽に誘われて春近し
冬帽子郵便局へ用足しに
街角に溶け込んでいる綿外套

年賀くじ切手シートが好い模様
本を伏せもうじき終わる冬籠り
春隣行き帰りする目も眩し
コメント (2)
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