超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・琥珀色

2024-02-23 00:03:31 | 自作俳句
春暁に早く目覚める癖が付き
随園で食べた目方の落ちる春
春光に新しき事始めけり

春めきて行方知れずの箱探す
勉さんの琥珀が光る木の芽時
先々の道標見つけ春の風

紅白の梅この町のあちこちに
日記帳春の鞄に詰めて発つ
日暮らしにふと思い出す雪割草

春寒の厳しからずや風強く
春眠が覚めて届かぬ夢の人
陽炎はまたそれとして雨予報
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