超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・雪山景

2024-02-08 00:03:39 | 自作俳句
手袋を取りに帰りて春浅し
春暁にいと珍しき雪山景
道向かい郵便局も木の芽晴れ

歩行者もひと安心や氷解く
商店の戸に積み上げし雪残る
白きシャツ道を歩けば花苺

学び舎の窓辺に咲けり柴桜
喫茶店二人静を見て居たり
水流の近き野原で草枕

越して来て都忘れにただ泣かゆ
年の差のふたり紅花翁草
洋館に日が差す頃に花ミモザ
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