超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・花近し

2024-02-20 00:03:07 | 自作俳句
春雨も明るくなりて荷を下ろす
節分の豆を今だに食べ続け
春雨が一息つけば午後散歩

振り向けばそこに菫の様な人
野の風にきれいな人も花粉症
陽光に何処までも舞う雲雀かな

年度終え学生たちも春休み
少しずつ里に近づく山椿
木も芽吹き心待ちたる花近し

うつ向いた人を照らして春曙光
行き帰り路傍に芽吹くふきのとう
春服を選びて迷う端境期
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする