「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

皮革製品をメンテすると独特な味わいがどんどん出る@鎌倉七里ガ浜

2020-07-21 00:00:04 | モノ・お金
夜の間、ずっと雨が降って朝になって止んだが地面は湿っている。

日中も小雨がありそう。それじゃ芝生も乾かない。



そんな時は芝刈りができない。

「おとーさん、どこへ行く?」



庭を見に行くのですよ。

芝生、育ち過ぎだろ。



それもムラがあるんだ。



刈らないと、長すぎてあとで厄介になる。

伸ばし過ぎてその後刈ると、白茶けた根本部分が露出して弱くなる。



しかも、伸び方に差がある。

下の画像でわかるかしら。←はあまり伸びず、→はかなり伸びている。



だから早く芝刈りしたいが、今日は出来ない。

天候のせいで休日の芝刈りチャンスを逃すと、次の休日までにまた芝が伸びる。この季節は成長が速いのだ。



仕方がないので別のことをしよう。

「おとーさん、それ何?」



バッグだよ。おとーさんのお仕事バッグ。

他と接触するところが損傷しやすい。特に角っこだ。

そして全体的にも油分を失う。



こんなところね(↑ ↓)。



こういうところ(↓)は手で繰り返し触るところなので、傷つきやすいし。



ここも底部ほどではないが、やはり擦れる。



ということで、久しぶりに油分をおぎないましょう。

お肌と同じ。油っぽいのは困るが、カサカサも困る。

ではこれ(↓)をメンテしましょう。



チェスターフィールド・ソファだって同じ。



クルマのシートも同じ。



何十年でも持つよ。汚れを落とし、油分を補えばね。

そこが樹脂製のものとの違いだ。建材も同様。新建材って経年変化すると衰えるだけ。皮革製品、あるいは家具や住宅の木製部分、あるいは石や鉄といったモノは経年劣化が味になる。少々くたびれて来るがそれがまたいい味になる。

このバッグにはミンクオイルを。



しかしこのミンクオイルって、本当のミンクから今も作っているのだろうか?

そうだとしたら、ちょっとまずいかもね。調べておこう。

トリミング中のドガティ君、ミンクオイルの強い香りに反応。



部品ははずせるだけはずそう。



そして作業。

オイルを塗り込む。しっかりね。



ドガティ君もつきっきりで応援してくれる。

するとこうなる。



擦り切れていた底部もしっとり。私のお肌みたいに(笑)。



ほらほら、上部の角っこもこの通りだ。



出来上がり。全体にミンクオイルを塗り込んだ。



くたびれてはいるが、11年前に買ったバッグもしっとりと甦った。



皮革製品の魅力。

くたびれ加減もいいものだよ。

ついでに同じミンクオイルで靴もメンテ。

左はダナー(米国)の、右は山幸(日本の登山用品メーカー)の。



今度もドガティ君が張り付いて作業を見守ってくれる。



単にミンクオイルが舐めたいだけかも(笑)。

オイルを補えば、皮革部分はいくらでももつ。

底部のゴムは交換可能だ。

昔ながらの製法。

底部を上から頑丈な糸で縫う形式(↓)だからね、底の張り替えも受けてもらえるよ。



左のダナーなんて11年前の靴だ。使用の満足度と使用期間の長さを考慮すれば、本当に安上がり。

どちらも重い靴だよ。

先に出て来たバッグも結構重い。野球のグローブのような革で作ってあるからね。 グローブって重いでしょう? だけど恐ろしく頑丈だ。

靴もバッグもやや時代遅れ。でもね、耐久性があるんですよ。
コメント (18)
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