大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

大キレットの歩き方

2013年08月09日 | 北アルプス
昔は相当に岩場の練習を積んでから登るもので、ちょっと近寄り難いコースというイメージだった。

剣のカニのタテバイ・ヨコバイと合わせてやるつもりは無いと昔書いた。

しかし、剣はともかく大キレットは歩いて、登り着いた北穂の小屋に寝てみたいと思うようになった。

ネットで調べてもそんなに恐れおののく道でも無さそうだし、鎖や梯子も整備された上級コースといった感じだ。

若い内にやっておくべきだったが、今更どうしようも無いから、少しでも早い方が良いので、今年やる事にしたんだ。

秋が深くなると雪の恐れがあるのと、紅葉目当ての客で小屋が混雑するから8月末から9月初旬にやる。

この時期は端境期みたいなもので、比較的空いているからあまり不愉快な目に遭わないだろう。

せっかくだから中房から入って、表銀座の歩きを楽しんで、締めを大キレットにする。

宿は燕山荘・ヒュッテ大槍・北穂小屋の三泊。

ヒュッテ大槍の「空飛ぶサラダの日」に合わせて歩くか。山の上での生野菜は贅沢だからなあ。

時間的には涸沢まで十分降りられるが、北穂の小屋からの朝夕の景色を楽しみたい。

眺望が最大の楽しみなんだから、一番のビューポイントを素通りする手は無かろう。

上高地まではパノラマ新道で降りたいが、紅葉の時に歩く事にして、大人しく横尾へ降りるとしよう。

秋に徳沢でテントを張って、涸沢と奥又白池で遊んでみよう。ついでに蝶のピストンもやってしまえば宿題も終わる。

定着テント三連泊で遊べば秋山としては十分満足できるだろう。
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