大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

冬歩くベストの道

2013年12月10日 | 山その他
冬場の山歩きで一番厄介なのは泥濘だろう。

丹沢の大倉尾根などはオーバーユースその物だから、
まるで4本爪の軽アイゼンに付いた雪ダンゴ状態に
なってしまう。

先日の大山北尾根へ入って直ぐも泥道で、靴が汚れるし
滑るしで、表尾根状態の道だった。

道が土だと冬場は綺麗な靴での歩きは無理。
朝の霜柱や雪が融けてしまうからで、北側の道なら
パリンパリンに凍ってるから歩き易い。
その代わりに滑り易くて転倒・滑落の危険が増すが。

今までで最悪の道は勿論上に書いた大倉尾根だが、
反対に最良の道はと言えば、山ではないがあの
甲斐駒ケ岳神社の二つの前宮、「竹宇駒ケ岳神社」と
「横手駒ケ岳神社」とを結ぶ道だった。

Y氏・K氏・I氏と4人で歩いたんだが、途中で
激しい雨に降られて、Y氏のツェルトで雨宿りしたり
したんだった。
そんな状況の歩きだったのに、最後の尾白川近くになるまで
落ち葉の絨毯を歩き通して、まったく靴を汚さなかった。

甲斐駒ケ岳の麓だからか植林が無く、自然林ばかりで
落ち葉が多く、歩く山屋が少ないからだろうが、あんな道は
今まで経験した事が無い。

冬場に快適な歩きをしたいなら、こんな穴場の道か
バリエーションルートを歩くしかなかろう。
バリエーションと言っても本に書かれたルートは
結構道形が付いてしまっているのが多いかも。

中央線沿線では笹子駅から先の北側の山は落ち葉の絨毯の道が多い。
滝子山は人気があるが、その他は歩く人間が激減してる気がする。
この落ち葉ふわふわの道を歩くか、いっそ雪山を歩くかしか
泥を避ける方法は無かろう。




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夫婦生活が復活?!

2013年12月10日 | 山その他

ブログの編集画面を開く度に出てくるCMのキャッチコピー。

中年男性に朗報とか言うのだから夜の生活が復活という事?
この手の商品は良く売れるだろうが、本当に効くのかよ、と言っても俺にはまったく必要ない。

山歩きのお陰とオヤジの家系からの痩せぎすの遺伝?で、メタボとは真逆の体で普通に生活しているから。

ブログを始めて直ぐに書いたが、若さを保つには山歩きが
効くのではと思っている。

山歩きというのは幾ら低山と言っても最低6キロは歩くし、ロングコースなら8時間は歩くから15-6キロは歩くだろう。
最長行動時間は13.5時間だが幾らなんでも歩き過ぎで、8時間程度の行動時間が普通かな。

週に一回山歩きすればメタボとはおさらばできるんでないか。
最低4時間コースを歩けば良いが、山をやり出せば直ぐにクリア
できてしまうだろう。
後は順次グレードをアップしていって、北アルプスや南アルプスで
遊ぶようになれば一人前。

まあ、なるべくビールや酒を控えた方が良かろうが。
俺は山をやっても滅多にビールも飲まない。
大キレットをやって涸沢に降りた時には飲んだが、夏山をやった時にたまに飲む程度だ。
最初の一口だけで十分で、何杯も飲むのを見て何が美味いのかよく解からん。
小屋でザックからビールやら酒やらを取り出すのを見るが良くやるよなあと呆れるだけ。

幾らカロリーを消費してもそれ以上に吸収すれば太るだけ。
山を降りたらやたらと肉を食べたがるが、体が蛋白質を要求しているのだろう。
俺の場合は酒はまったく欲しがらないから財布にも優しい。

それと空気が良いし、非日常の時間が持てるというのが精神と肉体に頗る良いのだと思っている。

この「非日常の世界に身を置く」というのが一番かもしれない。

一歩間違えたらお陀仏の世界なのだから、リセットするには持って来いだろう。
両サイドが切れ落ちた痩せ尾根では仕事や家庭の悩みなど思い浮かべる暇など無い。前を必死で見るだけ。

今までで一番のスリルは戸隠の蟻の塔渡りだった。
落ちれば死ぬ所はしょっちゅう歩くが、ここは谷側が垂直に数百メートル
切れ落ちていて、最後は幅が20cm程しかなく馬乗りになって渡った。

という訳で若さを保つには山歩きが手っ取り早く、そんなに金もかからないよという話。

俺みたいに四十半ばからやり出しても大丈夫だったんだから、衰えてきたなあと思う中年男子は山ガールに負けないようせっせと山歩きすべし!


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